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ベッドフレームの選び方はここに注目!種類や素材についても解説

ベッドフレームの選び方はここに注目!種類や素材についても解説

投稿者:ライター 藤田幸恵 (ふじたゆきえ)

鉛筆アイコン 2021年4月 3日

ベッドフレームにはさまざまな種類があり、価格帯も幅広い。どこに注目して選んだらよいのかわからないという方も多いだろう。そこで、ベッドフレームのサイズや種類別の選び方、部屋にレイアウトするときのコツについて解説する。

  

1. ベッドフレームのサイズ別選び方とレイアウトのコツ

ベッドフレームを置くと部屋の大部分がベッドで占められ、狭い印象になる場合もある。ベッドフレームのサイズ別の選び方やレイアウトのコツを紹介する。

ベッドのサイズ別の選び方

ベッドは主に5種類のサイズで展開されているが、メーカーによって幅は少し異なる。それぞれの特徴や選び方を、サイズが小さい順に紹介する。

・シングル(幅約100cm)
シングルは1人用のベッドフレームとして一般的なサイズだ。ワンルームマンションなどでも置けるサイズだが、大柄な方には少々窮屈な場合もある。

・セミダブル(幅約120cm)
セミダブルは「ダブル」と名前に付いているが、シングルよりもゆったりした1人用ベッドという位置付けだ。1人で使うと寝返りを打ちやすくなり、快適な睡眠を得られる。2人で寝るには窮屈なのでおすすめしない。また、狭い部屋に置くと部屋がベッドだけで埋まってしまう可能性がある。

・ダブル(幅約140cm)
ダブルは2人用ベッドフレームとして一般的なサイズだ。だが、大人2人が毎日使うベッドとしては少々窮屈な可能性もある。

・クイーン(幅約160cm)
クイーンサイズは大人2人でもゆったり眠れるベッドフレームだ。夫婦と小さな子どもの3人で使うこともできるサイズ感である。

・キング(幅約180~200cm)
キングサイズは、市販されているなかで最もサイズの大きいベッドフレームだ。大人2人がストレスなく眠れるサイズで、子どもも含めて3人で寝ても余裕がある。

レイアウトのコツ

ベッドフレームを部屋に配置するときに、向きや置く場所を事前に考えておくことが大切だ。上手に配置しないと、部屋が狭くなったりドアや収納の扉が開かなくなったりする。ベッドフレームの選び方や配置の方法は、次の3点を確認しながら行おう。

・ヘッドボードは壁側に寄せる
ベッドフレームのヘッドボードは壁側に寄せて配置する。ヘッドボードの背面は見せるように作られていないため、見た目が悪い。また、高さのあるヘッドボードが部屋の中心にあると、圧迫感が出てしまう。

・収納家具が使いやすいかチェックする
ベッドフレームを配置したときに、収納家具の引き出しや扉がしっかり開くかを確認しよう。

・通路は約50cm以上確保する
ベッド周りの通路は約50cmあれば不自由なく通ることが可能だ。ベッドを複数置く場合やベッドの近くに家具がある場合は、約50cmあけるようにしよう。

2. ベッドフレームのバリエーションとデザイン別選び方

ベッドフレームにはさまざまな形がある。それぞれの形の特徴や選び方を紹介する。

棚付き(宮付き)

ヘッドボードに棚が付いているベッドフレームは小物を置くのに便利だ。目覚まし時計や眼鏡、読みかけの本などを置ける。選び方としては、棚の収納力や電源があるかどうかなどに注目しよう。

ヘッドボードなし

ヘッドボードなしのベッドフレームは、ベッドを部屋の中央に置いても圧迫感が少ない。シンプルな作りで低価格のものが多いのも特徴だ。

フロアベッド

フロアベッドとは、別名ローベッドとも呼ばれる。ベッドが低いので圧迫感がないのがメリットだ。落下のおそれがある小さな子どもがいる家庭では、高いベッドよりも安心感がある。一方で高齢者など足腰の悪い方は、低すぎてベッドから立ち上がりにくい。また、ベッドの下にものを収納するスペースがないのもデメリットだ。

ロフトベッド

ロフトベッドとは、階段が付いていて上った先に寝床があるタイプである。ベッドの下に空間があるため、収納棚やデスクを置ける。学習机を置きたい子ども部屋や狭い部屋などで選ばれることが多い。マットレスは薄いものしか置けないため、寝心地はイマイチだと感じる方もいるかもしれない。

収納付きベッド

収納付きベッドには、引き出しタイプと跳ね上げタイプの2種類がある。収納付きベッドフレームの選び方は、収納したいもので考えよう。引き出しタイプはベッドの下に引き出し式収納が付いているものだ。衣類や小物などを入れておくのに適している。跳ね上げタイプは、マットレス部分を上げるとベッドのサイズ分すべてが収納スペースになっているベッドフレームだ。クリスマスツリーやスキー板など、出し入れすることの少ない大きなものを入れておくのに向いている。

3. ベッドフレームの素材別メリット・デメリットと選び方

ベッドフレームはさまざまな素材でできている。素材別のメリット・デメリットと選び方を紹介する。

木製のベッドフレーム

木製のベッドフレームは最もポピュラーで種類が豊富だ。家屋やほかの家具も木製のものが多いので、部屋のインテリアとの相性がよい。一見同じ木製に見えるベッドフレームでも、素材はいくつか種類がある。選び方としては、天然木を使っているものは上質だが、高価で重量が重い。木目調のプリントを板に貼ったものは比較的安価に購入できる。

レザー製のベッドフレーム

レザー製のベッドフレームは、高級感のある雰囲気で人気だ。レザー製ベッドフレームの多くは合成皮革素材なので、汚れたら水拭きができる。お手入れのしやすさも人気の要因だ。だが、湿気がこもりやすかったり長期間使うと生地が擦り切れたりというデメリットもある。

布製のベッドフレーム

布製のベッドフレームはフレームがすべて布で覆われている。温かく柔らかいので、寝相の悪い子どもがベッドヘッドにぶつかっても安心だ。反対に、デメリットとしては汚れが落としにくい点が挙げられる。布製のベッドフレームにはさまざまな色合いのものがあるので、部屋の雰囲気や好みに合わせた選び方が可能だ。

スチール製のベッドフレーム

スチール製のベッドフレームは、低価格で組み立てやすいのがメリットだ。お手入れもしやすく風通しがよいので、カビなどが生える心配もあまりない。手軽にベッド生活を始めたい方におすすめだ。一方で、ベッドフレームがきしみやすく、寝返りのときにギシギシと音が鳴るというデメリットもある。

結論

ベッドフレームの種類や選び方について解説してきた。ベッドフレームは家族構成や部屋の広さによって、選ぶべきサイズが異なる。また、素材や種類によっても雰囲気が大きく変わる。ベッドフレームはサイズ的にも価格的にも大きな買い物になるので、長く使えるものを選ぼう。
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  • 更新日:

    2021年4月 3日

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