1. エアコンの風除けカバーとは?
エアコンの風向きを調整するエアコン風除けカバーとはどういう商品であるのか、その特徴と取り付けるメリットを説明しよう。
商品の特徴
エアコンの風除けカバーは、エアコンの吹き出し口から少し離れた位置に取り付けるカバーのことである。そのカバーにエアコンの風を当て、風を分散させることのできるアイテムだ。
メリット
エアコンの風除けカバーを使用するメリットを3点ご紹介しよう。まずは、エアコンの風が分散されるため、直接身体に風が当たったり、部屋の1か所だけにエアコンが効きすぎたりすることを防げる。また2つ目は、部屋全体を効率よく冷やしたり、暖めたりすることができる点だ。さらに、エアコンの風除けカバーは、後からでも簡単に取り付けることができ、角度や向きなどもエアコンの機能や部屋の環境に応じて微調整することができる。
2. エアコンの風除けカバーの選び方
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エアコンの風除けカバーの選び方のポイントについて解説しよう。
エアコンのタイプ
エアコンの風除けカバーは、エアコンが家庭用か業務用かによって種類や必要な数が異なるため、注意して選んでいただきたい。
サイズ
風除けカバーは、不適切なサイズの商品を選ぶと取り付けられない場合がある。エアコンの大きさをよく確認してからサイズを選ぶことが大切だ。
取り付け方法
風除けカバーはエアコンの本体に粘着テープなどで固定するタイプや、壁に穴を開けて固定するタイプなどがある。賃貸住宅などで壁に穴を開けることが難しい場合には、取り付け方法についてもよく確認してから選ぶとよいだろう。
機能
風除けカバーの中には、伸縮可能なものやエアコンの結露を防ぐ工夫が施されたもの、取り付け後も風除けカバーの角度を微調整可能なものもある。用途に応じた機能を備えるものを選ぶと快適に使用できるはずだ。
デザイン
風除けカバーは、エアコン本体にも合わせやすいモノトーンカラー、絵柄が施されたもの、透明なものまでさまざまなデザインがある。部屋の雰囲気や好みに応じて選ぶとよいだろう。部屋の雰囲気への影響や影を落とすことが気になる場合は、透明なものを選ぶことをおすすめしたい。
3. エアコンの風除けカバーのおすすめ3選
こちらでは、エアコンの風除けカバーのおすすめ商品とその特徴についてご紹介しよう。
DAIKIN「エアーウィングマルチ」
こちらは、家庭用と業務用のエアコンの両方のタイプに使用することのできるエアコンの風除けカバーである。特徴はスイング機能を備えるため、取り付け後も左右上下に角度を微調整して使用できる点だ。エアコンの風量に応じて、風向きを調整したいという方におすすめの製品になる。
AIR WING「エアーウィング スリム」
こちらは、幅を54cmから70cmに伸縮可能なエアコンの風除けカバーである。サイズ調整が可能であるため、使用するエアコンの吹き出し口にぴったりと合わせて使用できる。また、表面が波型の構造であるため結露が付着しにくい点もおすすめポイントだ。
GodKb「エアコン風よけカバー」
こちらは、エアコン本体にぶら下げるタイプの風除けカバーである。風除け板と連結アームにの接続部には歯車が備えられており、風向きを簡単に調整できる。さらに、アームも伸縮可能であるため、風量も微調整することが可能なおすすめ商品だ。
4. エアコンの風除けカバーを自作する方法
こちらでは、100均のアイテムを用いてエアコンの風除けカバーを自作する方法を解説しよう。各家庭のエアコンの吹き出し口の形状にもよるが、下にすき間や溝などがあるとクリップで風除けカバーを留められる。
必要な材料と道具
- プラスチック段ボール(プラダン)
- 両端クリップ 2個以上
- セロハンテープ 適量
- カッターナイフ
作り方
- プラスチック段ボールを筋目が横向きになるように置く。横(エアコンの吹き出し口の幅)×縦(10cm)のサイズに切り取り、風除け板を作る
- 切り取った風除け板に、エアコンの吹き出し口に平行する7cmの位置で軽く切れ込み線を入れて、曲げやすくする
- 風除け板を切れ込みに沿って曲げ、横から見てL字になるように形を整える
- 切れ込みを入れた部分が離れないように、セロハンテープで補強する
- 風除け板の長辺の両端を両端クリップにはさみ、エアコンの吹き出し口に固定する
結論
エアコンの風除けカバーの特徴と選び方、おすすめ製品、手作り方法について詳しく解説した。ぜひ、こちらの内容を参考にエアコンの風除けカバーを活用し、効率よく部屋の温度管理ができるように役立てて、快適に過ごしていただきたい。