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災害時に【車】で避難生活を送る方法は?車中泊の4つの心得とは

災害時に【車】で避難生活を送る方法は?車中泊の4つの心得とは

投稿者:オリーブオイルをひとまわし編集部

鉛筆アイコン 2021年4月29日

近年では、自然災害が日本各地で発生していることに加え、感染症から身を守るためにも、車を利用している方の中には避難場所を車と考えている方も多いだろう。しかし、避難生活を車で送るためにはさまざまな配慮が必要になる。そこで、今回は避難生活を車で安全・快適に送るための心得とポイントについて詳しく解説しよう。

  

1. 車に避難するメリット・デメリット

では早速、車に避難するメリットとデメリットについて解説しよう。

メリット

災害時に車に避難する大きなメリットは、プライバシーを確保でき、防犯に優れているという点である。また、エアコンや充電を必要なときに快適に利用できることもあげられる。
さらに簡単に移動できるため、状況に応じて避難場所を変更したり、炊き出しや救援物資などを受け取りに出かけることが可能な点もメリットといえるだろう。
車への避難が適しているのは、主に小さなお子さんやペットがいる方、団体生活が苦手な方やライフスタイルを変えることが難しい方などといわれている。

デメリット

災害時に車に避難する最大のデメリットは、燃料代金が必要になる点と、エコノミークラス症候群、熱中症、一酸化炭素中毒など健康に悪影響を生じる場合もある点だ。
車を駐車する場所や季節によっては、気温の管理と換気のためにエアコンが欠かせない場合もあり、燃料を消費する。また、車内は空間が限られていて、やむを得ず同じ姿勢をとることが多くなってしまうため、注意しなければエコノミークラス症候群を発症するリスクが高まってしまう。さらに、横になって休むことが難しいため、不眠になることもある。また、気温の上昇が著しい季節には、車内の気温も短時間で上昇しやすいため、熱中症予防にも努める必要がある。そして、駐車する場所や風向きによっては排気ガスが車内に充満してしまう危険性もあるため、駐車場所の環境や排気管の点検も必ずしてほしい。
ドアを開けるたびに虫が車内に入り込んでしまったり、駐車する環境によっては犯罪にあう危険性もあることを覚えておいていただきたい。

2. 車中泊での避難を安全・快適にするポイント

次に、車中泊での避難を安全・快適にするポイントについていくつかご紹介しよう。

就寝時はシートをフラットにする

避難時に車で就寝する場合は、不眠やエコノミークラス症候群の予防のためにも、できる限りシートをフラットにするとよい。
足元はクーラーボックスなどを使用して一面がおおよそ平らになるように調整し、車中泊用マットレスを使用すると、シートの凹凸を和らげることができる。

暑さ・寒さ対策

車の燃料を節約するためにも、車内の温度管理には持ち運びできるタイプのクーラーや扇風機、ヒーターなどを備えるとよいだろう。また、車内の気温の上昇を防ぐためにはサンシェードも役立つ。寒さから身を守るためには、サバイバルブランケットやカイロなども準備することをおすすめしたい。

防犯対策

車に避難する場合であっても、防犯対策を取ることが重要である。とくに車の外観が女性の好む仕様である場合は、犯罪に巻き込まれる危険性があるため、デコレーションなどには配慮していただきたい。また、防犯ブザーなども備えおくと安心できる。

3. 避難する前に知っておきたい車中泊の心得

こちらでは、避難する前に知っておきたい車中泊の心得をご紹介しよう。ぜひ確認して、いざというときに役立てていただきたい。

適切な場所に駐車する

避難が必要な非常事態においても、他人の所有する土地に勝手に駐車することは不法占拠に該当するため、迷惑をかけるだけでなく、損害賠償を請求される可能性もある。そのため、避難するときには自治体の指示する安全な場所に駐車するようにしていただきたい。

安全かつ利便性の高い駐車場所を選ぶ

駐車場所を選ぶときには、余震などの影響を考慮して平坦かつ引火性の高い物がない場所を選んでいただきたい。また、食料や救援物資、トイレの確保、避難生活に役立つ正確な情報をスムーズに得るためにも、行政が指定する避難所の近くの駐車場を探すことも大切だ。

エコノミークラス症候群を予防する

日本旅行医学会(※1)は、車への避難の際にはエコノミークラス症候群の予防に努める重要性を訴え、具体的な予防策7箇条を提唱しているので、ぜひ参考にしていただきたい。

1. 4時間から5時間ごとに車外に出て歩く
2. 座席に座った状態にてかかとやつま先の上下運動を1時間ごとに3分から5分を目安に実践する
3. 血行が悪くなることを防ぐために足は組まない
4. ミネラルウォーターや薄いお茶などで十分に水分補給する
5. 不自然な姿勢で就寝してしまう原因になるため、睡眠薬は使用しない
6. 身体をしめつけない、ゆったりとした服装や着方を心がける
7. 数人で車中泊するときには、女性や高齢者がドア側で過ごせるように配慮する

ガソリンを温存する

車で快適に過ごすためにエアコンやラジオを使用するときには、エンジンを長時間かけっぱなしにしなければならない。エンジンをかけっぱなしにすると燃料が消耗するだけでなく、環境によっては一酸化中毒や駐車場にある可燃物に引火する危険性がある。
避難生活ではすぐに補給することのできないガソリンを効率よく使用し、必要なときのために温存する工夫が大切だ。

4. 車中泊で避難する際に役立つアイテム

最後に車中泊で避難する際に役立つアイテムをまとめるので、ぜひ日ごろより備えていただきたい。常に車載しておくものと家庭で保管しておくものに分けて準備しておくと、効率よく避難できるだろう。
家族構成とそれぞれの健康状態に応じて、避難時に必要なものを加えて準備いただきたい。

・簡易トイレ
・ゴミ袋
・サンシェード
・エアマット
・寝袋
・アイマスク
・LEDランタン
・サバイバルブランケット
・毛布
・使い捨てカイロ
・着替え
・タオル
・衛生用品
・ウェットティッシュ
・ポケットナイフ
・ポータブル蓄電器
・ポータブルクーラー・扇風機・ヒーター
・保存水
・給水袋
・保存食
・消臭剤・脱臭剤
・クーラーボックス
・ラップ
・常備薬
・キャンピングチェア
・車に連結可能なテント
・防犯ブザー

結論

今回は、車に避難するメリット・デメリット、車中泊を安全・快適にするポイント、車中泊の心得、役立つアイテムについて詳しく解説したがいかがだっただろうか。ぜひ、こちらの内容を参考に、いざというときにスムーズに避難や車内泊ができるように日頃から備えていただきたい。
  • 更新日:

    2021年4月29日

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