1. そもそも換気扇フィルターとは?

換気扇は台所やトイレ、お風呂場などいろいろな場所にあるが、換気扇フィルターを付けると、どのようなメリットがあるのだろう。換気扇フィルターのメリットを紹介しよう。
換気扇フィルターとは
換気扇は、室内の空気の排出や排煙をスムーズに行うための機器だ。とくに調理を行う台所の換気扇は、油煙、臭い、熱、湿気などいろいろな物質を含んだ空気を排出しなければならない。そのため、換気扇は汚れが付きやすくなる。換気扇に汚れが付く前に集めてしまう機能を持ったアイテムが換気扇フィルターだ。換気扇の種類や目的などに合わせて、さまざまな種類が販売されている。
換気扇フィルターのメリット
換気扇が汚れで詰まると、換気が不十分になるだけでない。換気扇のモーターにも負荷がかかり、故障の原因にもなる。換気扇フィルターを取り付けておくと、換気扇自体に付く汚れが少なくなる。定期的な掃除の頻度も少なくなり、掃除自体も簡単に済むようになる。換気扇フィルターの種類には、使い捨てタイプも多く、汚れたフィルターを捨てて、新しいフィルターに交換するだけで掃除が完了してしまう。
2. 換気扇フィルターの種類や選び方

換気扇フィルターは、いろいろな種類があるので、どれを選んでいいのか迷ってしまう。換気扇フィルターを選ぶときには「素材」「取り付け方法」を基準に選んでみよう。
素材で選ぶ
換気扇フィルターを素材別種類に分けると「不織布」「ガラス繊維」「金属」の3種類になる。
不織布フィルターは、元々備え付けられている換気扇フィルターの上からかぶせるように外付けするタイプだ。量販店でも比較的安価で販売されている。汚れたらそのままゴミ箱に捨てて、新しいフィルターに交換できる。フィルターの上からフィルターをかぶせることで、通気性が悪くなる可能性がある。
ガラス繊維は、目が細かくしっかりと油汚れをキャッチできる。不燃性なので、引火しにくい特徴がある。揚げ物などのメニューが多い家庭にはおすすめだ。
金属フィルターは、メーカーの換気扇に標準装備されている。定期的に掃除をする必要はあるが、繰り返し使える点でコスパがいい。メーカー仕様のものがほとんどだ。
不織布フィルターは、元々備え付けられている換気扇フィルターの上からかぶせるように外付けするタイプだ。量販店でも比較的安価で販売されている。汚れたらそのままゴミ箱に捨てて、新しいフィルターに交換できる。フィルターの上からフィルターをかぶせることで、通気性が悪くなる可能性がある。
ガラス繊維は、目が細かくしっかりと油汚れをキャッチできる。不燃性なので、引火しにくい特徴がある。揚げ物などのメニューが多い家庭にはおすすめだ。
金属フィルターは、メーカーの換気扇に標準装備されている。定期的に掃除をする必要はあるが、繰り返し使える点でコスパがいい。メーカー仕様のものがほとんどだ。
取り付け方で選ぶ
こまめに換気扇フィルターを交換するためには、取り付けやすいことも大きなポイントになる。取り付け方の種類は「磁石」「かぶせる」「貼る」「枠にはめ込む」などがある。
磁石で固定するタイプは、金属フィルターを覆うようにして取り付ける。貼り直しがしやすく扱いやすい。
かぶせるタイプは、プロペラファンタイプの換気扇に使用できる。専用フレームがセットの種類もある。
貼るタイプは、素材を選ばずにフィルターを取り付けることができる。レンジフードだけでなく、トイレや風呂場の換気扇のフィルター交換にも使える。
枠にはめ込むタイプは、換気扇自体にフィルター取り付けが可能な種類であることが前提となっている。枠に固定できるので、ズレたり落ちたりする心配がなく安定感がある。
磁石で固定するタイプは、金属フィルターを覆うようにして取り付ける。貼り直しがしやすく扱いやすい。
かぶせるタイプは、プロペラファンタイプの換気扇に使用できる。専用フレームがセットの種類もある。
貼るタイプは、素材を選ばずにフィルターを取り付けることができる。レンジフードだけでなく、トイレや風呂場の換気扇のフィルター交換にも使える。
枠にはめ込むタイプは、換気扇自体にフィルター取り付けが可能な種類であることが前提となっている。枠に固定できるので、ズレたり落ちたりする心配がなく安定感がある。
3. 種類別に紹介!おすすめの換気扇フィルター

換気扇フィルターの中でも、使い勝手がよく汎用性のあるものを紹介しよう。換気扇の種類に合わせて選ぶといいだろう。
東洋アルミ「パッと貼るだけ! ホコリとりフィルター」
シール加工されているので、すぐに取り付け・取り外しが可能。シールは貼り直しもできて、のり残りしない接着剤を使用している。また、取替え時期を教えてくれるお知らせサイン付きなので、交換時期が目視できるのもうれしい。さまざまな換気扇の種類に適合しており、丸型や角型の換気扇にも使える。抗菌・抗カビ加工が施されているので、台所だけでなくトイレやお風呂場の換気扇にもおすすめだ。
スターフィルター「換気扇フィルター」
不燃性のガラス繊維タイプの換気扇フィルターだ。素材がガラス繊維なので、耐火性があるため台所の換気扇フィルターとして適している。とくに不織布のフィルターに比べて油煙の除去率や通気性に優れている。揚げ物など油を使う料理が多い家庭は、フィルターの種類として不織布よりもガラス繊維のレンジフードが汚れにくいのでおすすめだ。
下村企販「換気扇フィルター」
換気扇の種類がプロペラ式の場合におすすめの換気扇フィルターだ。難燃ポリプロピレン製なので、台所でも安心して使える。ゴム式のキャップ方式なので、かぶせるだけで簡単に装着できる。換気扇の枠全体を覆えるので、プロペラだけでなく枠まで汚れにくくしてくれる。フィルターの交換目安は約1カ月。フィルターを交換するだけなので、手を汚さずに換気扇のキレイをキープできる。
結論
台所掃除で一番大変なのが換気扇の掃除だといわれている。換気扇を汚れから守り、掃除をしやすくするのが換気扇フィルターの役割だ。換気扇フィルターには、いろいろな種類があるが、選ぶときには「素材」「取り付け方」を重視するといいだろう。