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バイクの盗難防止におけるコツとは何か?おすすめのアイテムも紹介!

バイクの盗難防止におけるコツとは何か?おすすめのアイテムも紹介!

投稿者:ライター 渡辺恵司 (わたなべけいじ)

鉛筆アイコン 2021年5月22日

もちろん悪いのは盗難する輩なのだが、バイクに乗る側も盗難防止対策を十分に講じておくことが重要だ。バイクを初めて持つ方や対策方法にお悩みの方へ、盗難防止におけるコツを解説する。盗難防止装置の種類やおすすめのアイテムとあわせて参考にしていただき、大切なバイクを盗難被害から守ろう。

  

1. バイクの盗難防止におけるコツとは

バイクの盗難防止対策にはコツがある。効率よく効果の高い盗難防止策を講じるためにも、まずは基本を押さえよう。

東京都内におけるバイクの盗難発生場所は「住宅」が多い

警視庁のデータ(※1)を元に解説を進める。それによれば、2019年に東京都内で発生したバイク盗難事件の発生場所として、もっとも多かったのが住宅の敷地内だ。実に全体の52.3%を占めているという。次いで駐車場・駐輪場の21.2%、道路上の19.8%と続く。

もちろん、お住まいの地域の特性などによっても変わってくるだろうが、管轄の警察署などで発表している資料があれば参考になるはずなので、ぜひチェックしておこう。

バイクの盗難防止対策の基本は「隠す」こと

住宅の敷地内や契約している駐車場・駐輪場などにバイクを停めているのであれば、隠すという基本は必ず押さえておこう。バイクの存在そのものを隠すことはできないが、どんなバイクなのか、どんな盗難防止対策が施されているのかなどを隠すことはできる。少しでも窃盗犯を迷わせたり、難しそうだと思わせたりすることが大切だと覚えておこう。

複数の「ロック」でより強靭な盗難防止対策を

ロックにはさまざまな種類があるが、たとえば工具を使って簡単に切断できてしまうロック1つでは心もとない。種類の異なる複数のロックを使って切断までに時間をかけさせる方法や、地面から少し浮かせて工具の力を伝わりにくくさせる工夫なども取り入れたいところだ。引きずりを防ぐため、できるだけタイヤが動かないようなロックを使うのもよい。

警視庁によるバイク盗難防止対策の心得

・短時間でもハンドルロックをする
・防犯性の高い補助ロックも併用する
・盗難防止装置を取り付ける
・カバーをかける

警視庁のサイトでも、バイクの盗難防止対策を紹介している。基本的なことだが、やはりこうしたことが大切になってくるのだろう。外出先などで駐車場を利用する際は「バイクをつなぐ固定物がある」「フェンスなどがある」「管理人が常駐している」といった駐車場を選ぶよう推奨している。

そのほかに覚えておきたい盗難防止のコツ

・奥まっているなど、引きずられにくい場所に駐車する
・吊り上げを防ぐため、屋根などがある構造物の下に駐車する

幹線道路なら目立つ場所のほうがよいケースもあるなど、奥まっていることが必ずしも効果的とは限らない。だが状況に応じて、こうした場所へ駐車するというコツを知っておくことも大切だ。

グッドライダー・防犯登録もしておこう

バイクの盗難防止と、万が一盗難された際の早期発見に効果を発揮するのが、グッドライダー・防犯登録だ。東京都であれば「東京都二輪車普及安全協会」と警視庁が協力して実施している。

登録したバイクのデータ(所有者名、ナンバーなど)は全国のオンライン網に登録される。それにより、警察が不審車両を発見した際の使用者確認などがスムーズに行える。つまり万が一盗難被害に遭っても、迅速に発見できる可能性が高まるのだ。しかも、加入者には登録ステッカーが与えられる。バイクに貼っておくだけでも、盗難抑止効果が期待できる。

2. バイクの盗難防止装置の種類

続いて、バイクの盗難防止装置にはどういった種類があるのかを見ていこう。以下は代表的なものだが、ほかにもいろいろな種類が販売されている。お乗りのバイクやどういった盗難防止対策を講じたいかなどによって装置を選ぼう。

U字ロック

タイヤに装着し、固定物などに引っかけて盗難防止を図るロックだ。リーズナブルなものから1万円超えまで幅広くある。持ち運びできるタイプを選べば、自宅と外出先両方で使える。バイクのサイズに合ったU字ロックを選ぶことが大切だ。

ワイヤーロック

ワイヤーロックは、複数のワイヤーを編み込みロープ状にしたものである。丸めて持ち運びしやすいものが多い。U字ロック同様に安価なものから高価なものまであるが、あまり安すぎると簡単に切断されてしまうおそれがあるため注意しよう。

チェーンロック

チェーンロックは、太さや材質などで強度および値段が変わってくる。予算に応じて選ぶのもよいが、文字通り鎖なので太いほうがより頑丈だ。その分重く値段も高くなるが、より強固な盗難防止効果が期待できるだろう。

アラームディスクロック

バイクが揺れたり傾いたりといった動きを感知すると、大音量の警報音を鳴らし続けるのがアラームディスクロックだ。ブレーキローターに取り付けるなどコンパクトなサイズ感なので、持ち運びもしやすいだろう。U字ロックなどと併用するのがおすすめだ。

このほか、アクセルと前のタイヤをロックする「ブレーキレバーロック」、タイヤのディスクに取り付ける「ディスクロック」、地面と固定する「アンカーロック」などもある。予算や講じたい盗難防止対策などによって絞り込んでいこう。

3. バイクのヘルメットの盗難防止対策もお忘れなく

ここまで、バイク(車体)に関する盗難防止対策をお伝えしてきたが、同じようにヘルメットの盗難防止対策も大切だ。とくに外出先でヘルメットを盗難された場合、ノーヘルのままバイクに乗ることはできないので困ってしまうだろう。

ヘルメットロックが基本

バイクのヘルメットの盗難防止対策としては、ヘルメットロックを取り付けるのが基本だ。バイク本体にヘルメットロックを取り付ける必要はあるが、それによりヘルメットと本体がつながる。ヘルメットをただミラーやハンドルなどにかけておくよりも、はるかに大きな盗難防止効果が期待できる。それに、ヘルメットロックを取り付けておけば予備のヘルメットを常に持ち運ぶことができる。急に二人乗りをすることになっても安心だ。

4. バイクの盗難防止におすすめのアイテム

最後に、バイクの盗難防止対策におすすめのアイテムを3つ紹介する。このほかにも数多くの盗難防止アイテムが販売されているが、どれを買うべきか迷ったときの参考にしていただければ幸いだ。

南海部品「バイクカバーEXシリーズ」

盗難防止対策のもっとも基本とお伝えした、バイクカバーだ。EX1〜6まであり、原付から超大型、オフロードまでバイクの種類によって適合するサイズが分かれている。
商品情報

ムジナ「ガチロック」

直径24mmの極太ワイヤーロックだ。長さ1200mm、重量900gと文字通りガチなロックが期待できる。鍵穴にホコリなどが詰まらないよう、防塵シャッターも搭載されている。
商品情報

ドッペルギャンガー「ストロンググラウンドアンカー」

住宅の敷地内におけるバイクの盗難防止対策におすすめなのがこちら。コンクリートに打ち付ける、いわゆる「地球ロック」タイプだ。U字ロックなどとつなげて使おう。
商品情報

結論

バイクの盗難防止対策の基本は「隠す」こと、そして「複数のロックを併用する」ことだ。そのほかにお伝えしてきたコツとあわせて、駐車場所などの環境に応じた盗難防止対策を講じてほしい。車体とあわせて、ヘルメットの盗難防止対策も忘れずに行おう。
(参考文献)
※1:「オートバイ盗」の防犯対策 警視庁
https://www.keishicho.metro.tokyo.jp/smph/kurashi/higai/guard/outobay.html
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  • 更新日:

    2021年5月22日

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