1. 廊下にカーペットを敷くメリット
廊下にカーペットを敷くメリットについて解説しよう。さまざまな効果が実感できるので、ぜひ試してみてほしい。
防寒対策
冷える足元にカーペットを敷けば防寒対策になる。フローリングなど床の冷たさを軽減することで、暖かく過ごせるだろう。毛足が長く防寒に優れた素材のカーペットを使えば、さらに高い効果を期待できる。
防音対策
生活音で悩んでいるなら厚みがあるカーペットを敷こう。下の階に廊下の音が響きにくくなるので、一戸建ての2、3階やマンションにもおすすめだ。足音などの音を軽減できるため、小さなお子さんがいるご家庭はぜひチェックしてほしい。
転倒防止
ツルツルと滑るフローリングに敷くことで転倒防止になる。滑り止めがついているタイプを選べば、カーペットが滑る心配もない。フカフカとした素材なら転んでしまったときのダメージも軽減できるだろう。小さなお子さんや高齢者、ペットがいるご家庭におすすめだ。
キズを防ぐ
犬や猫などのペットを飼っているご家庭の場合、爪で廊下が傷つく可能性があるだろう。フローリングを敷けば、床をキレイな状態に保ちやすい。また、物を落としたとき、ダメージの軽減にも役立つだろう。
2. 廊下のカーペットの上手な選び方
廊下用のカーペットにはさまざまなタイプがある。4つの選び方を紹介するので、ぜひ参考にしてほしい。
機能性をチェック
防炎加工や防ダニ加工など機能性に優れた廊下用カーペットは使いやすい。抗菌や消臭、撥水といった機能があれば手入れが楽になる。置く場所や目的に合わせて、適した機能を持ったアイテムを見つけよう。
ウォッシャブル
小さなお子さんやペットがいるご家庭なら、洗える廊下用カーペットがおすすめだ。粗相や汗などで汚れても、手洗いや洗濯機でキレイに洗える。清潔な状態を保てるので、雑菌やにおいの予防にもおすすめだ。
滑り止めがあると安全
上を歩く廊下用のカーペットは滑り止めがあるタイプを選ぼう。横ずれやたわみが発生しにくく、転倒のリスクも防げる。滑り止めがついていないカーペットを使用するなら、滑り止めシートなどのアイテムを用意しておこう。
デザインにこだわる
廊下にカーペットを敷けば雰囲気がガラリと変わる。カラーや柄などデザインにこだわって、おしゃれな廊下にしよう。廊下をどのような空間にしたいのか、あらかじめ決めておけば選びやすい。
3. 廊下のカーペットは切り売りで購入できる
廊下用カーペットは既製サイズで購入できるが、廊下によっては合わない可能性がある。カーペットの切り売りについて詳しく解説しよう。
既製品サイズだと合わないことも
廊下の幅や長さは住宅によって異なる。既製サイズだと合わないことも多く、長かったり足りなかったりするケースが考えられる。まずは廊下の幅と長さを正確に測って、既製サイズが合うかを確認してほしい。
切り売りがおすすめ
廊下にピッタリと合ったカーペットが欲しいなら、切り売りがおすすめだ。好きな長さでカットしたものを注文できるため、さまざまな長さの廊下に対応できる。また、長さや幅を指定して作るオーダーメイドの廊下用カーペットもあるので、こちらもチェックしておこう。
4. 廊下用カーペットのおすすめ3選
おすすめしたい廊下用のカーペットを3つ厳選した。それぞれの特徴を紹介するので、選ぶときの参考にしてほしい。
サンコー/「廊下敷きマット」
好きな長さにカットできるタイプの廊下用カーペットだ。厚さは4mmと薄く、裏面の吸着加工でズレが防止できるため、歩行の邪魔にならない。掃除機も上からかけられるため、日常の手入れも簡単だ。
ワタナベ工業/「廊下敷カーペット」
インテリア性が高いアイテムで高級感のあるデザインが楽しめる。柄は複数用意しているため、好みに合ったものを選べるだろう。滑り止め加工やほつれを防止するオーバーロック加工がされており、機能性も高い。
nittan/「タイルカーペット」
四角いカーペットを敷いて使うタイプのアイテムだ。汚れた部分だけ取り外して洗濯できるので、ペットやお子さんがいるご家庭でも使いやすい。カラーバリエーションが豊富で、いろいろな柄やカラーを組み合わせて廊下に敷くことができる。
結論
廊下用のカーペットには防寒や防音さまざまなメリットがある。機能性に優れたアイテムも多いので、しっかりと比較してから選ぼう。既製品のサイズが合わないときには、好きな長さにカットして購入できる切り売りの商品や、幅まで指定できるオーダーメイドがおすすめだ。紹介した商品を参考にしながら、ご自宅の廊下にあったカーペットを見つけてほしい。