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布団の打ち直しの意味は?打ち直しの由来と時期の目安や相場も解説

布団の打ち直しの意味は?打ち直しの由来と時期の目安や相場も解説

投稿者:ライター 西村七海 (にしむらななみ)

鉛筆アイコン 2021年8月22日

布団の打ち直しの由来やメリットをご存じだろうか。布団の打ち直しは、古くから日本の家庭で定期的に行なわれてきた手入れ方法だ。現在は、布団のリフォームともよばれているが、今回はその由来や、布団の打ち直しのチェックポイント、時期の目安、相談場所、相場などについてご紹介しよう。

  

1. 布団の「打ち直し」の意味と由来は?

こちらでは、布団のリフォームやお直しの意味である「打ち直し」の由来と歴史について解説しよう。

「打ち直し」の由来

布団の中の素材は綿だが、現在使用されているような綿の種を効率的に取り除く機械がない時代には、綿を打ちたたいて種を取り出していた。また、綿を打ちたたくとふっくらと仕上げることができるため、機械を使用して打ちたたく必要がなくなった現在も、その名残として「綿を打つ」といわれている。布団の打ち直しは、長年使用してつぶれてしまった布団の綿を取り出し、打ちたたいて再びふっくらとさせることが由来である。現在では、羊毛布団や羽毛布団のリフォームやお直しのことも打ち直しとよんでいる。

布団の「打ち直し」の歴史

綿布団は、敷き布団は3年ほど、かけ布団は5年ほどを目安に、打ち直しをして綿をほぐす必要があるとされていた。そのため、昭和30年代から昭和50年代頃までは、ほとんどの家庭で打ち直しが行われていた歴史がある。

2. 布団の打ち直しのタイプとメリット

こちらでは、布団の打ち直しのタイプとメリットについてご紹介しよう。

布団の打ち直しのタイプ

布団の打ち直しといっても、実はさまざまな方法がある。たとえば、サイズを変更する場合では、大人用の敷き布団1枚からベビー用の布団一式、大人用のかけ布団1枚からこたつ布団1枚や、座布団2、3枚を作ることが可能だ。また、シングル布団2枚からダブルの布団に変更したり、逆にダブルの布団をシングル2枚に打ち直しすることもできる。

布団の打ち直しのメリット

1つ目のメリットは、布団を清潔にできる点だ。布団の打ち直しでは、布団の中身を全て取り除いた後に洗浄して汚れを取るため、布地を新しくするだけでなく、中身も清潔にすることが可能である。
2つ目のメリットは、コストパフォーマンスに優れているという点である。ホームセンターなどで購入する布団では、綿が低品質ですぐに薄く硬くなってしまうということもあり、頻回に買い替えなければならないこともあるはずだ。しかし、よい品質の布団は、打ち直すことで再度綿をふっくらとさせたり、中身を足して好みの厚さに仕立て直したりすることができる。布団の買い直しと打ち直しの費用を10年ほどで比べると、よい品の布団を打ち直して長く愛用する方が、コストパフォーマンスに優れている場合が多い。
3つ目のメリットは、サイズの変更が簡単にできる点だ。布団のサイズを変えたい場合では、サイズの異なる布団の買い替えを考えがちだ。しかし、打ち直しのときに布団のサイズを変更すれば、新たに布団を買い直す必要がなくなる。

3. 布団によって違う打ち直しの時期と値段

布団の打ち直しを検討していても、望ましい時期や値段の相場が分からないということもあるはずだ。そこで、こちらでは、打ち直しの時期や値段の相場について解説しよう。

布団の打ち直し時期

布団の打ち直し時期は、布団の中身の素材や使用する人によっても異なる。布団の打ち直し時期は、綿や羊毛の場合は、敷き布団では3年、かけ布団では5年、羽毛では10年から15年ほどといわれている。しかし、使用頻度や手入れ方法によっても差がみられる。また、布団を使用する方が汗をかきやすい場合は、布団に汚れが溜まりやすいため、打ち直しの間隔を短くすると清潔に布団を使用できる。さらに、布団のにおいに気付いたときや布地が透けて布団の中身が見えるとき、布地の汚れが目立つようになってきたときなども、打ち直し時期の目安になるだろう。

布団の打ち直しの相場

布団の打ち直しの価格は、布団の中身の素材や打ち直しの工程によっても異なることに注意してほしい。また、打ち直しを担う店舗によっても価格に若干差があるため、こちらの価格はあくまでも目安として参考にしていただきたい。

シングルの木綿布団の場合は、敷き布団が10,240円から12,800円ほど、かけ布団では同様の価格か敷き布団よりもやや高めに設定されている。羽毛布団の場合は17,280円から19,800円ほどで打ち直しを依頼できる。中身の充填の有無や選ぶ布地によっても価格に差が生じるため、詳細は依頼する店舗に確認することが大切だ。

4. 布団の打ち直しor買い替えで迷ったら?

布団の打ち直しの要否について迷ったときには、布団店に相談するとよいだろう。しかし、布地の交換やクリーニングなどしかできずに打ち直しができない素材もあるため、確認いただきたい。

打ち直しできない素材

布団の打ち直しができない中身の素材は、シルク、樹脂素材、ポリエステル100%の綿、固綿、麻、混合素材などである。布団の中身の判断がつかない場合は、布団店に問い合わせるとよいだろう。現在では、布団の写真を添付したメールでも問い合わせを受け付けている場合もあるので、利用してみるのもおすすめだ。

素材の寿命の判断

質のよい布団では定期的に打ち直して使用している場合があるが、木綿では80年ほど、羊毛では100年ほど、羽毛では80年から120年が寿命といわれている。打ち直しをしてもふんわりと仕立てられない場合は、寿命と考えて座布団などに打ち直しがすすめられる場合もある。

結論

今回は、布団の打ち直しの由来やチェックポイント、時期の目安、相談場所、相場などについて詳しく解説した。布団は、質のよい睡眠には欠かせないアイテムである。ぜひ、こちらの内容を参考に布団を打ち直して、快適に眠ることのできる環境を整えていただきたい。
  • 更新日:

    2021年8月22日

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