- 1. ミニマリストの部屋の特徴とは?
- 2. そもそもミニマリストとは?メリット・デメリットも解説
- 3. 理想的なミニマリストの部屋作りのコツ
- 4. ミニマリストの部屋の作り方|男の一人暮らしの場合
- 5. ミニマリストの部屋の作り方|複数人家族の場合
- 6. ミニマリストの部屋の作り方|海外風に仕上げたい場合
- 7. 番外編|ミニマリストの女性が部屋をおしゃれに見せるコツ
- 8. ミニマリストの部屋をキープするためのポイント
- 9. 変化や気づきをもたらす「ミニマリストの部屋」ぜひ目指してみては?
- ものが少ない
- カラーが統一されている
- 洗練されている
- 生活の質は確保されている
- 部屋が散らからない
- お気に入りにものをさらに大切にできるようになる
- ものをなくさない、探す時間が省ける
- 無駄な消費を抑えられる
- 気持ちがスッキリする
- 部屋が以前よりくつろげる空間になる
- 誘惑が減り仕事がはかどる など
- ものを捨てすぎて不便になった
- 家族のものを捨てて喧嘩になった
- 人に価値観を押し付け嫌われた
- 必要なものを捨てたことで結果的に健康を損なった など
1. ミニマリストの部屋の特徴とは?
なんとなく「ものが少なそう」といったイメージがあるが、実際のところ「ミニマリストの部屋」とは具体的にどんな感じなのだろうか?
ミニマリストの部屋の特徴
一例を挙げると、ミニマリストの部屋にはこうした特徴がある。ものは確かに少ないのだが、生活の質が確保されているという点は大きなポイントだろう。
2. そもそもミニマリストとは?メリット・デメリットも解説
そもそも、ミニマリストとはどういった人たちを指すのか?ミニマリストの暮らしを選ぶことのメリット・デメリットも交えて解説しよう。
ミニマリストの意味と定義
ミニマリストは、ミニマル(最小限の)から派生した造語である。身の回りのものを最小限にし「持たないこと」で豊かに生きる人たちを指すのが一般的である。
【シンプリストとの違いは?】
ミニマリストと混同されやすいが、シンプリストは配色の統一性などによって、身の回りのものをシンプルにスッキリ見せるよう心がけている人たちを指すことが多い。明確な定義は存在しないが、ざっくりとこういった違いがあることを知っておこう。
ミニマリスト(持たない暮らし)を選ぶことのメリット・デメリット
【ミニマリストのメリット】
一例だが、ミニマリスト(ものを持たない暮らし)を選ぶことでこうしたメリットが得られる。ものが少ないため無駄な買い物をしなくなるなど、経済面でもメリットが得られるという特徴がある。
【ミニマリストのデメリット】
一方、ミニマリストになったことでこうしたデメリットを感じる(後悔する)ということもある。何を捨てるのか、何を残すのかといったところや、他人の価値観も大切にし認め合うことなどが大きなポイントになるようだ。
3. 理想的なミニマリストの部屋作りのコツ
これからミニマリストを目指そうとしている方に向けて、理想の部屋作りをするためのコツを解説していこう。
ミニマリストの部屋作りは「手放す」ことからはじまる
【断捨離で不要なものを手放す】
まずは不要なものを手放す。これがミニマリストへの第一歩だ。いつか使うかもしれない、役に立つかもしれないと長年しまい込んでいるものはないだろうか?期限を決め、そこまでに使わなければ捨てるといったルールを作るのもおすすめだ。
【捨てるかどうか判断に迷うときは?】
捨てるかどうか、判断に迷うものもあるだろう。そのような場合には、一度隠すのも方法だ。しばらく隠した状態で生活し、問題がなければ手放すとよいだろう。
【譲る・あげるという考え方もあり】
ミニマリストに憧れるが、ものを捨てるのは心苦しいという方も多いだろう。その場合は、人に譲る、あげるのも方法だ。ネットのサービスや掲示板などを使ってみよう。とはいえ、ものを手放すだけではミニマリストにとっての理想の部屋作りとはいえない。あわせて以下のようなポイントも押さえておこう。
部屋のテーマを決めてカラーも統一する
インテリアの軸となるテーマを決める。家具のテイストを統一し、色は3色までに抑えよう。家具の系統や配色をそろえることで、ミニマリストらしいスッキリした空間になる。
インテリアはコンパクトなものを選ぶ
インテリアをコンパクトなものにすると、部屋にスペースができスッキリとしたゆとりある空間になる。家具を見直してみるとよいだろう。
ワゴンなどの収納アイテムをうまく活用する
コンパクトながら縦の空間を活かせるワゴンなど、収納アイテムをうまく取り入れるのもコツだ。
収納アイテムの容量に合わせてものを持つ
収納スペースにギュウギュウに詰め込むようなアイテムを選ぶのはNGだ。また収納アイテムの容量を超えないようにものを持つことも心がけたい。たとえば、つい多くなりがちな衣類などはクローゼットに収まる量に厳選するといったことは基本である。
水まわりは可能な限りスッキリさせる
水回りは、掃除がしやすいように可能な限りスッキリさせたい。タオルなどの便利なものは積極的に取り入れつつも、置くものを厳選しよう。
ゴミ箱などのアイテム選びも重要
ミニマリストは、ゴミ箱などのアイテム選びにもこだわりたいところだ。ゴミの分別のためにも複数のゴミ箱が必要になる。同じ種類で統一し、一箇所にまとめて置くことで整った空間になるはずだ。
4. ミニマリストの部屋の作り方|男の一人暮らしの場合
基本的なミニマリストの部屋作りを解説したが、続いては男の一人暮らしの場合を見ていこう。
リビング
テレビやテレビボード、ソファといった大型の家具家電はスペースを取るうえ、掃除もしづらい。なくてもストレスを感じないのであれば手放してもよいだろう。観葉植物など、なくても困らないが部屋がおしゃれになる、リラックスできるというアイテムを取り入れるのもおすすめだ。
キッチン
ミニマリストになることを考えると、調理器具などを一気に手放したくなるかもしれないが、自炊する方は不便になる。自炊にストレスを感じれば外食が増え、結果的に健康を損なうことも想定される。生活の質を確保するため、普段から自炊をする方はキッチンツールを厳選しよう。ゴミ箱を隠す収納にするのもおすすめだ。シンク下などの空間を活用し、生活感を隠そう。
寝室
寝室のメインとなるのはベッドまたは布団だ。ミニマリストとはいえ寝るためのアイテムは必要である。ベッドであれば、シーツやカバーなどの色・デザインをそろえるとで統一感が出る。布団は畳んで押入れに収納すれば、寝るとき以外はスッキリした寝室になるだろう。
トイレ・風呂・洗面所
マットやカバーなどの使用をやめてみてはいかがだろうか。掃除が楽になり衛生的だ。浴室は、風呂桶や椅子などをなくしてみよう。掃除の手間も省けスッキリする。また洗面所はスキンケア用品が増えて散らかりやすい。オールインワンのアイテムを選ぶなどして減らすのもよい。
デスクまわり
仕事をするデスクまわりには、あまりものを置かないようにするのがおすすめだ。目に付く場所に余計なものを置かないことで、誘惑も少なく作業にも集中できるだろう。
5. ミニマリストの部屋の作り方|複数人家族の場合
一人暮らしでミニマリストを目指す場合は、捨てるものから家具の配置まで、すべて自由に決められる。しかし家族がいる場合はそうもいかず、悩むこともある。
リビング・ダイニング
家族で食事をするダイニングテーブルは必要だが、ソファやローテーブルなどは置かない。スペースが広くなり、家族が集まってのんびり過ごせる空間になるだろう。
キッチン
キッチンにはフローリングなどと相性のよい素材を天板に使用してみよう。キッチンを家具のように見せることで、リビングダイニングとも馴染みやすくなる。また頻繁に使用する調理器具は、あえて見せる収納にすると利便性が保たれる。
クローゼット
容量と家族の服の量をよく考えて収納しよう。ポールを設置し、ハンガーにかける収納にすれば洗濯物を畳む手間を減らせる。つまり家事の負担を軽減できる。
家族にとって本当に必要なものの見極めも重要
ミニマリストは必要なものだけを持つ暮らし方をするが、家族にとって必要なものかどうか、しっかり見極めることが重要だ。ミニマリストらしい部屋は、一人暮らしでなくとも実現できる。家族みんなが暮らしやすい空間を目指しながら、ミニマリストの部屋作りをしていこう。
6. ミニマリストの部屋の作り方|海外風に仕上げたい場合
おしゃれなインテリアを取り入れ、海外風に仕上げたい方も多いのではないだろうか?ミニマリストの部屋を海外風に仕上げるためのポイントを見てみよう。
間接照明を取り入れる
あたたかい光の間接照明を取り入れれば、リラックスできる空間になる。睡眠の質にも大きく関わる夜の時間を穏やかに過ごせるだろう。
北欧スタイルを取り入れる
インテリアで人気なのが北欧スタイルだ。ベッドやデスク、チェアなど家具の色や小物を統一してスッキリ見せる。そこへ、マリメッコなど北欧らしい柄をアクセントに取り入れることで、ミニマリストらしい海外風インテリアに仕上がる。
アートやグリーンを取り入れる
おしゃれなミニマリストの部屋を作るには、アートやグリーンをうまく取り入れるといったセンスも必要だ。シンプルな部屋に、お気に入りの絵や観葉植物などを飾ってみよう。
7. 番外編|ミニマリストの女性が部屋をおしゃれに見せるコツ
ミニマリストを目指す女性が部屋をおしゃれに見せるコツも解説しよう。
コスメは見た目に統一感を持たせる
ミニマリストとはいえ、女性はコスメなどのアイテムが男性より多い。統一感のあるシンプルなケースなどに収納しておこう。
家具をコンパクトにする
家具をコンパクトにすると、部屋にスペースとゆとりが生まれる。白やベージュを基調としたやさしい配色のインテリアに、コンパクトな家具を合わせておしゃれなミニマリストの部屋を目指そう。
スキンケア用品は1つのポーチにまとめる
どうしても増えてしまうスキンケア用品は、あらかじめ収納するポーチを決めておき、そこに入るだけの量に厳選する。ミニマリストらしいスッキリ片付いた洗面所になるはずだ。
8. ミニマリストの部屋をキープするためのポイント
不要なものを手放しスッキリしたはずの部屋が長続きしない、気がつくとまた散らかっている、というケースは多い。ミニマリストの部屋をキープするためのポイントも押さえておこう。
「1つ買ったら1つ捨てる」などのルール作りをする
繰り返しとなるが、最小限のものだけを持つ暮らしをするのがミニマリストだ。その部屋をキープするには「新しいものを1つ買ったら、古いものを1つ捨てる」ということを心がけよう。それにより家具や小物などが増え続けることがなくなる。
定期的に見直す
このアイテムは本当に必要なのだろうか?収納アイテムはもう少しコンパクトなものにできないだろうか?など、いったん完成したミニマリストの部屋であっても、定期的に見直してみよう。もしかすると「必要と思っていたが不要だった」といったものもあるかもしれない。
9. 変化や気づきをもたらす「ミニマリストの部屋」ぜひ目指してみては?
必要だと思い込んでいたものが、実は自分にとって不要なものだった、ということは意外と多い。思い切って断捨離し、ミニマリストの部屋を目指してみてはいかがだろうか?
ただし、ものを闇雲に捨てればよいというわけではない。「生活の質」は保ったままであることが重要だ。変化や気づきをもたらすミニマリストの部屋を、ぜひ実現させてほしい。
結論
ミニマリストは「ものを捨てる」というイメージがあるかもしれないが、そうではない。目的は捨てることではなく「必要なものだけを持ち、快適に暮らすこと」だ。手放してストレスを感じる、不便、健康に支障をきたすのであれば、無理をせず再度購入しよう。