1. 部屋の天井にスピーカーを設置するメリットは?
部屋の天井にスピーカーを設置するメリットを紹介する。
天井スピーカーのメリット1.臨場感あるサウンドを楽しめる
天井スピーカーによって、音が部屋の隅々まで響きわたるため、ホームシアター並みのダイナミックなサウンドを自宅で手軽に楽しむことができる。
天井スピーカーのメリット2.場所を取らない
設置場所が必要な置き方スピーカーに比べ、天井スピーカーは場所を取らないのがメリットだ。犬や猫などのペットや小さな子どもにいたずらをされる心配もない。
2. 天井に取り付けるスピーカーの種類と選び方は?
天井スピーカーは主にアンプやステレオ、設置タイプ、その他の機能に注目して選ぶとよいだろう。それぞれ特徴とあわせて解説する。
アンプタイプで選ぶ
アンプとは音を増幅させる装置のことで、スピーカーの音質の要となる存在だ。それだけに、天井スピーカー選びでもっとも大きなポイントとなることを覚えておこう。アンプタイプは大きく分けて以下の2通りがある。
・アンプ内蔵の「アクティブタイプ」
スピーカーとアンプの一体型。別途アンプを設置する必要がないので、手間も費用もかからず、見た目もスッキリおさまる。ただし、後述のパッシブタイプに比べて出力は小さく、音質も劣る。
・アンプの別途設置が必要な「パッシブタイプ」
スピーカーとアンプの分離型。パッシブタイプの場合は、別途アンプの購入が必要となる。価格はアクティブタイプより相対的に高くなるが、出力は大きく、音質もよい。
・アンプ内蔵の「アクティブタイプ」
スピーカーとアンプの一体型。別途アンプを設置する必要がないので、手間も費用もかからず、見た目もスッキリおさまる。ただし、後述のパッシブタイプに比べて出力は小さく、音質も劣る。
・アンプの別途設置が必要な「パッシブタイプ」
スピーカーとアンプの分離型。パッシブタイプの場合は、別途アンプの購入が必要となる。価格はアクティブタイプより相対的に高くなるが、出力は大きく、音質もよい。
ステレオタイプで選ぶ
・ステレオ一体型
本来なら左右に分かれるスピーカーがひとまとまりになったタイプ。設置はたったひとつでOKだが、その分音の響きや臨場感などはステレオ分離型に比べて非常に劣る。どちらかというと、音にあまりこだわりがなく、手軽に設置したい方向けといえる。
・ステレオ分離型
従来どおり、スピーカーが左右に分かれているタイプ。大迫力のサウンドを楽しめるが、設置は2箇所となり、配線もゴチャゴチャしやすい。とにかくサウンドの質にこだわりたい方は、迷わずステレオ分離型を選ぶとよいだろう。
本来なら左右に分かれるスピーカーがひとまとまりになったタイプ。設置はたったひとつでOKだが、その分音の響きや臨場感などはステレオ分離型に比べて非常に劣る。どちらかというと、音にあまりこだわりがなく、手軽に設置したい方向けといえる。
・ステレオ分離型
従来どおり、スピーカーが左右に分かれているタイプ。大迫力のサウンドを楽しめるが、設置は2箇所となり、配線もゴチャゴチャしやすい。とにかくサウンドの質にこだわりたい方は、迷わずステレオ分離型を選ぶとよいだろう。
設置方法で選ぶ
・吊り下げ式
金具を使って天井にスピーカーを設置するタイプ。埋め込み式に比べて天井に大きく穴があくことがなく、自分で設置可能だ。あまり天井を傷つけたくない方や、スピーカーを後付けしたい方におすすめのタイプといえる。
・埋め込み式
天井にスピーカー本体を埋め込んで設置するタイプ。スピーカー本体を天井に埋め込むので、見た目が非常にスッキリとし、スタイリッシュな仕上がりになる。ただし、設置するには施工業者に依頼することが必須となり、故障した際も業者に修理してもらわなければならない。
金具を使って天井にスピーカーを設置するタイプ。埋め込み式に比べて天井に大きく穴があくことがなく、自分で設置可能だ。あまり天井を傷つけたくない方や、スピーカーを後付けしたい方におすすめのタイプといえる。
・埋め込み式
天井にスピーカー本体を埋め込んで設置するタイプ。スピーカー本体を天井に埋め込むので、見た目が非常にスッキリとし、スタイリッシュな仕上がりになる。ただし、設置するには施工業者に依頼することが必須となり、故障した際も業者に修理してもらわなければならない。
その他機能の充実で選ぶ
- Bluetooth搭載
- ライト付き
- プロジェクター機能付き
スピーカーのタイプ以外に、上記のような機能性も重視し、日常の使い勝手のよさで選ぶのもおすすめだ。
3. 新築時に取り付けたい天井埋め込み式スピーカー
埋め込み型スピーカーのメリットとデメリット、取り付け方法、工事費用などを紹介する。
天井埋め込み式スピーカーは、見た目の仕上がりがスッキリするメリットがある一方、設置や修理の際は業者に依頼しなければならない煩わしさがデメリットになるだろう。天井埋め込み式スピーカーを後付けする場合、工事費用の相場は「10万円~20万円」となっている。設置費用が高額であることも、天井埋め込み式スピーカーのデメリットといえる。
天井埋め込み式スピーカーを取り付けたい場合は、工事費用を節約するために、新築時にその他の工事と一緒に取り付けを依頼するのがおすすめだ。
天井埋め込み式スピーカーは、見た目の仕上がりがスッキリするメリットがある一方、設置や修理の際は業者に依頼しなければならない煩わしさがデメリットになるだろう。天井埋め込み式スピーカーを後付けする場合、工事費用の相場は「10万円~20万円」となっている。設置費用が高額であることも、天井埋め込み式スピーカーのデメリットといえる。
天井埋め込み式スピーカーを取り付けたい場合は、工事費用を節約するために、新築時にその他の工事と一緒に取り付けを依頼するのがおすすめだ。
4. 自分で取り付けるなら天井吊り下げ式スピーカー
天井吊り下げ式スピーカーのメリットとデメリット、自分で取り付ける方法、注意点を紹介する。
天井吊り下げ式スピーカーのメリットは、自分でも設置可能なことや、部屋の雰囲気作りにも一役買ってくれるインテリア性にある。デメリットは、重たいスピーカーを自分で天井に設置しなければならず、取り替えも困難なことだ。
天井吊り下げ式スピーカーの設置方法は、専用の吊り下げ金具を天井に取り付け、そこにスピーカーを吊り下げればOKだ。取り付ける際の注意点として、天井に下地材が入っているかどうか、天井がスピーカーの重さに耐えられるかどうか確認する必要があることが挙げられる。
天井吊り下げ式スピーカーのメリットは、自分でも設置可能なことや、部屋の雰囲気作りにも一役買ってくれるインテリア性にある。デメリットは、重たいスピーカーを自分で天井に設置しなければならず、取り替えも困難なことだ。
天井吊り下げ式スピーカーの設置方法は、専用の吊り下げ金具を天井に取り付け、そこにスピーカーを吊り下げればOKだ。取り付ける際の注意点として、天井に下地材が入っているかどうか、天井がスピーカーの重さに耐えられるかどうか確認する必要があることが挙げられる。
5. ユニーク機能満載!おすすめ天井スピーカー2選
おすすめの天井スピーカーは以下の通りだ。
Herdio「Herdio Bluetooth 天井取付型スピーカー」
お手持ちのスマホやパソコンなどからオーディオ操作できる、今風な天井スピーカー。見た目がスッキリするので、部屋の雰囲気がスタイリッシュに決まる。
popIn Aladdin「ポップインアラジン プロジェクター付きシーリングライト/高音質スピーカー/36段階調光調色」
プロジェクターとスピーカー機能を搭載したシーリングライト。家庭用の引掛シーリングがあれば、工事不要で簡単に取り付けできる。
結論
天井スピーカーは、臨場感のあるダイナミックなサウンドを自宅で楽しみたい方におすすめのアイテムだ。ただし、一体型や分離型などさまざまな種類があるので、それぞれの特徴をよく知ったうえで選ぶことが欠かせない。今回紹介した内容を参考にして、充実の音楽ライフを楽しもう。