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リビングのレイアウトのアイデア大特集!快適空間を実現するコツは?

リビングのレイアウトのアイデア大特集!快適空間を実現するコツは?

投稿者:ライター 西村七海 (にしむらななみ)

鉛筆アイコン 2021年10月 5日

家族が集まって過ごすリビングは、レイアウトにこだわり、リラックスできるお気に入りの空間にしたいものだ。そこで今回は、リビングのレイアウトのアイデアをご紹介する。快適空間を実現するコツについても合わせて解説するので、ぜひ参考にしてほしい。

  

1. リビングのレイアウトにこだわりを持つべき理由

リビングやダイニングは家の中心であり、家族がそろって過ごす空間だ。快適に過ごすために、リビングのレイアウトにこだわろう。

レイアウト次第で快適な空間が実現する

リビングには、お気に入りのおしゃれな家具や家電を置きたいものである。しかし重要なのは、家具や家電の見た目だけではない。部屋全体とのバランスが悪ければ、生活しづらいリビングになってしまう。リビングのレイアウト次第で、快適な空間が実現するのだ。

2. リビングの基本的なレイアウトのパターン

まずは基本的なリビングのレイアウトパターンを見ていこう。

L字型

L字ソファや、2つのソファをL字になるように置くレイアウト。デッドスペースができにくいため、リビングの空間を有効活用できるのが特徴だ。人と正面で向き合うことがないレイアウトで、来客があった場合にもリラックスできるだろう。

コの字型

テーブルを3方向から囲むよう、コの字型にソファを配置するレイアウト。家族が大人数のご家庭は、このレイアウトがおすすめだ。来客時には、L字型のように、正面で座らないなど自由に選べる。

対面型

テーブルをはさみ、向かい合うようソファを配置するレイアウト。オフィスなどに多いレイアウトであり、一般的なご家庭では少なくなっている。リビング中央に設置するためには、2つのソファの後方に通路が必要なため、狭い部屋には、L字型のほうが使い勝手がよいだろう。

3. リビングのレイアウトで失敗しないためのポイント

リビングのレイアウトで失敗しないためのポイントを解説する。

リビングの広さや置きたい家具・家電のサイズを測る

リビングのレイアウトで多いミスが、家具や家電のサイズ選びだ。部屋の広さに対して大きすぎる家具は、圧迫感が出る上に生活動線を確保できない。
リビングやダイニングの広さ、置きたい家具、家電のサイズを測っておこう。

コンセントの位置を踏まえてイメージする

見落としやすいのが、コンセントの位置だ。無計画に配置すると、電源ケーブルや延長コードが張り巡らされたリビングになってしまう。とくにテレビのコンセント位置に気をつけ、レイアウトを考えてみよう。

家具や家電を配置する「順番」も大切

家具や家電を配置する順番も重要になる。以前はソファを中心に考えることが多かったリビングのレイアウトだが、近年ではテレビを中心にするケースが増えているという。先ほどのコンセントの位置を踏まえてテレビを配置し、順番を意識しよう。

4. 縦長リビングの特性とレイアウトの考え方

リビングには、縦長や横長の間取りが多い。バルコニーなどに面した窓に対し、部屋が縦に長いのが縦長リビングだ。まずは縦長リビングの特性とレイアウトの考え方を見ていこう。

縦長リビングのメリット

  • 壁の面積が広く、家具や家電を配置しやすい
  • リビングと隣の部屋を一体化させるなど、間取りの自由度が高い
  • 子ども部屋や書斎など、独立部屋をつくりやすい
  • 奥行きに広がりがあり、全体を見渡しやすい

縦長リビングのデメリット

  • 奥行きがあるため、ダイニングやキッチンに光が届きにくい
  • キッチンやリビング、ダイニングの境界線が曖昧になりやすい

レイアウトの考え方

壁の面積が広いため、家具や家電を配置しやすい縦長リビング。その一方で、ソファやテレビの距離感など、横幅を意識したレイアウトが必要になる。空間の境界線が曖昧になりやすいため、区別する場合は、仕切りや小上がり、アクセントクロスなどを取り入れてみよう。

5. 横長リビングの特性とレイアウトの考え方

リビング全体が窓に面している横長リビング。縦長に続き、横長リビングの特性とレイアウトの考え方を見ていこう。

横長リビングのメリット

  • リビング、ダイニングの全体が窓に面しているため光が入りやすい
  • キッチンとダイニングの距離が近く、家事の動線が短い

横長リビングのデメリット

  • 窓が大きく壁の面積が狭いため、家具を配置しにくい
  • 背の高い家具を置きにくい

レイアウトの考え方

窓が多く家具の配置が難しいが、キッチンとダイニング、リビングの区別がしやすい横長リビング。キッチンとダイニングが近くなるレイアウトで家事動線を短くし、リビングと区別することで快適な空間を目指そう。

6. リビングのレイアウトのアイデア

部屋の形や広さから考える、リビングのレイアウトアイデアを紹介しよう。ご家庭のリビングに合ったアイデアをぜひ参考にしてほしい。

縦長リビングのレイアウト

縦長リビングは、リビングやダイニング、キッチンの境界線が曖昧になりやすい。リビングはリビング、ダイニングはダイニングといったまとめ方を意識しよう。キッチン側にダイニングテーブル、窓側には、ソファとテレビを壁と平行に配置する。比較的よく目にする、オーソドックスなレイアウトだ。

あえて、食事をするダイニングテーブルを明るい窓際に配置するのもよいだろう。キッチンとダイニングテーブルの間にソファやテレビを置く、少し珍しいレイアウトだ。

横長リビングのレイアウト

横長リビングは、入り口の横にカウンターキッチンという間取りが多い。カウンターキッチンの前にダイニングテーブルを置き、家事動線を短くしよう。ソファはダイニングに背を向けるようにし、その正面にテレビを配置する定番のレイアウトがおすすめだ。

または、ソファとテレビをL字にするイメージで配置するのもよいだろう。

リビングに子ども用スペースを組み込むレイアウト

子どもがいるご家庭は、リビングの一角にマットやラグを敷き、子ども用スペースを組み込んでみてはいかがだろう。子どもの様子を見ながら家族みんなでくつろげるレイアウトになる。

8畳のリビングのレイアウト

8畳のリビングには、あまりにも大きな家具の配置は難しい。コンパクトな家具を選ぶのがポイントだ。ダイニングテーブルとして2人がけ程度のカフェテーブルを配置し、ソファもコンパクトなサイズを選んでみよう。そうすることで、ミニマムな部屋でも、リビングとダイニングの空間を分けられる。

10畳のリビングのレイアウト

ほどよく広さのある10畳のリビングには、2.5人がけのソファ、伸縮式ダイニングテーブルがおすすめだ。生活動線を確保しつつ、来客時にも快適かつ便利だろう。

12畳のリビングのレイアウト

12畳のリビングには、4人がけダイニングテーブルと2.5人がけソファがおすすめだ。ソファと壁の距離や、ダイニングテーブルのチェアを引く場合を考えた配置を意識しよう。間取りが正方形の場合は、ダイニングとリビングの距離が近くなりやすいため、ソファの配置に注意が必要だ。ソファを壁に寄せると、広くスッキリして見えるだろう。

20畳のリビングのレイアウト

20畳以上の広さがあるリビングは、背の高い家具を置いても圧迫感が出にくい。ゆったり座れるダイニングテーブルに、ハイバックのソファなど、存在感ある家具を配置してみよう。

7. リビングをおしゃれに見せるレイアウトのアイデア

長い時間を過ごすリビングは、おしゃれでお気に入りの空間にしたいものだ。リビングをおしゃれに見せるレイアウトのアイデアを見ていこう。

北欧風のリビングに仕上げるには

メープル系など、明るい床には淡いグリーンの家具やラグが合う。アクセントに、観葉植物の濃いグリーンを取り入れると、引き締まっておしゃれな北欧風リビングに仕上がるだろう。

また、北欧風の基本は木をいかすこと。木製家具を基調に、カラフルな小物を取り入れることで、おしゃれかつ北欧風に仕上がる。

カフェ風のリビングに仕上げるには

濃いめの木目には、観葉植物などのグリーンがよく映える。木の温かみを感じさせるカフェ風インテリアを目指したいときは、木製家具とグリーンを取り入れてみよう。

カフェに定番の革のソファを用いるのもおすすめだ。存在感のあるソファを中心にアイアン家具を取り入れることで、おしゃれなカフェ風リビングに仕上がるだろう。

8. リビングとダイニングを兼用するレイアウトのアイデア

広い部屋であれば、リビングとダイニングを分けたレイアウトでも問題はないだろう。しかし限られたスペースでは、生活動線を確保できなくなってしまうこともある。リビングとダイニングを兼用するレイアウトのアイデアを紹介しよう。

限られた空間を有効活用するには

限られた空間を有効活用するには、ダイニングテーブルとリビングテーブルを兼用にするのがおすすめだ。ダイニングテーブルにソファ、そしてローテーブルといった組み合わせは多いが、スペースが狭いと難しい。高さのあるダイニングテーブルではなく、大きめのローテーブルを中心にするのがおすすめだ。または、ソファダイニングを中心にしてもよいだろう。

9. 暮らしやすさ、家事のしやすさはリビングのレイアウトで決まる

暮らしやすさ、家事のしやすさはリビングのレイアウトで決まる。リビングは家の中心であり、家族が集まる空間だ。快適に過ごすためにも、お気に入りの家具や家電を選ぶだけでなく、レイアウトも意識したい。生活動線を確保したうえで、リラックスできる快適なリビングを目指そう。

結論

お気に入りの家具や家電を選んでも、レイアウト次第ではデッドスペースができたり、動線が悪くなったりするおそれがある。リビングのレイアウトは、暮らしやすさに直結するのだ。ぜひ当記事を参考に、リビングのレイアウトを見直してみよう。快適なリビング作りに役立ててほしい。
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  • 更新日:

    2021年10月 5日

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