- 1. 6畳ワンルームのレイアウト
- 2. 8畳ワンルームのレイアウト
- 3. 10畳ワンルームのレイアウト
- 4. 縦長のワンルームのレイアウト
- 5. ワンルームをおしゃれに見せるにはインテリア選びも大切
- 6. そもそもワンルームの魅力とは?
- 7. ワンルームに置く家具選びのポイント
- 8. ワンルームのレイアウトはアイデア次第!自分だけの快適空間に仕上げよう
1. 6畳ワンルームのレイアウト
まずは、都心に多い6畳のワンルームでおすすめのレイアウトから見ていこう。置ける家具の大きさや個数は限られてくるが、工夫することでソファなども配置できるだろう。
家具を左右にレイアウトして動線をしっかり確保
ベッドを左右いずれかの壁側に配置し、反対の壁側にコンパクトなカフェテーブルやチェア、テレビ台などの家具を置く。こうすると中央に動線を確保でき、生活がスムーズになる。
家具をL字型にレイアウトで空間にゆとりを生む
部屋の奥と片方の壁側に家具を寄せ、L字型を意識した配置にするのもおすすめだ。もう片方の壁側に動線を確保でき、空間にゆとりが生まれる。
座椅子や小さいソファなどコンパクトにまとめる
6畳のワンルームでは、座椅子を置くと場所をあまり取らずにリラックスできる。ソファを置きたい場合は幅の短い小さめのベンチソファなどを選び、コンパクトにまとめることでうまく配置しやすい。
2. 8畳ワンルームのレイアウト
8畳のワンルームでは、6畳よりも空間に余裕が生まれる。レイアウト次第では2人掛けのソファも配置できるので、ゆっくりくつろげる部屋を作りやすくなるはずだ。
ソファを置きたいときは手前にレイアウトするのが基本
8畳のワンルームでソファを置く場合、ソファは部屋の手前に、ベッドは奥にレイアウトするのが定番だ。ベランダがある場合、ベッドが近くにあると少し出にくくなるかもしれないが、出入りする機会がそれほど多くない場合は問題ないだろう。
家具をコの字型にレイアウトして中央にスペースを作る
ベッドを奥に配置し、ソファを左右いずれかの壁側に、テレビ台などの家具を反対側の壁側に置く。こうすると家具がコの字型になり、中央に動線を確保できる。さらに家具を低めのロータイプで統一することで、空間の上にゆとりができ部屋を広く見せられる。
家具を左右にレイアウトして作業スペースを作る
ベッドを左右いずれかの壁側に配置し、反対側の壁側にテーブルや作業用デスクなどの家具を置くと、中央に動線ができて動きやすくなる。ワンルームでもベッドのスペース、テーブルやチェアを置いたスペース、デスクを置いた書斎スペースをゾーニングしやすくなるのがメリットだ。
3. 10畳ワンルームのレイアウト
一人暮らしの部屋としては、10畳のワンルームは広めといえる。好きな家具も置きやすくなり、レイアウトの幅も広がるだろう。
あえてテレビを置かず家具配置の自由度をアップさせる
テレビを置くとある程度のスペースが必要となってしまううえ、テレビとソファを向かいに配置しようとすることで自由が利きにくくなる。そのため、テレビをあえて置かないという選択もおすすめだ。その分レイアウトの自由度がアップし、デスクなどの大型家具も置きやすくなる。
パーティションで1Kさながらの空間にレイアウトする
ワンルームには仕切りがないが、パーティションを作れば1Kのような空間にレイアウトすることが可能だ。パーティションとしてキッチン前にラックを配置すれば、完全には仕切られていないため開放感を残しつつ、適度にキッチンを目隠しできる。
ソファダイニングを前後にレイアウトする
家族や友人を部屋に招くなら、コンパクトなソファと高さがあるテーブルを組み合わせ、ダイニングスペースを作ってみてはいかがだろうか。この場合、ワンルームの手前にソファとダイニング、奥にベッドを配置するのが基本だ。
4. 縦長のワンルームのレイアウト
縦長のワンルームは、レイアウトがとくに難しく悩む方も多いだろう。ポイントは中央のスペースをうまく空けることだ。
左右にレイアウトして動線を確保
縦長のワンルームでは、家具は左右の壁に沿うように配置して中央に動線を確保しよう。中央にスペースができることで空間が広く見えやすい。また家具をまとめて並べることで、ものを取る際や移動時に効率がよくなるのもメリットだ。
中央にスペースを作るレイアウトもおすすめ
奥や手前のどちらかにベッドを置き、中央にまとまったスペースを作るレイアウトもおすすめだ。中央の床を見せて、縦長のワンルームでもゆったりした印象になるようにしよう。
5. ワンルームをおしゃれに見せるにはインテリア選びも大切
おしゃれなワンルームを作るには、もちろんインテリア選びも大切だ。以下ではシンプル・男前・リゾートの3つのテーマ別に、インテリアの例を紹介する。
白基調のワンルームに合うのはシンプルなインテリア
賃貸物件などには白を基調としたワンルームが多い。白基調の部屋に合うのは、白やブラウン・ベージュ系のカラーを使ったシンプルでナチュラルなインテリアだ。カーペットなどを差し色にすることで、明るく華のある見た目にもなる。また観葉植物を置く、フェイクグリーンを取り入れるなどで緑色をプラスすると、さらにおしゃれになる。
ダーク系の色でそろえれば男らしさ満点のワンルームに
男前なインテリアにするなら、ブラック・ブラウン・ネイビーなどのダークなカラーで統一してみよう。家具はアイアン素材や、ウォルナットなど濃い色の木製家具を使用したい。そこに白いクッションなどを置いてほどよく白色を取り入れると、落ち着きのある空間になる。
リゾート風のインテリアで明るく開放的なワンルームも
海外リゾートのように、開放感のある明るいインテリアにもできる。白やベージュなどの色を基調にし、観葉植物で緑を加えるのがポイントだ。南国らしい雰囲気にしたい場合は、ヤシやモンステラなどの植物を選ぼう。ところどころにブルー・イエローなど明るい色の小物を置くと、グッとおしゃれになるだろう。
6. そもそもワンルームの魅力とは?
ワンルームは狭くて暮らしにくいと思われがちだが、実際は以下のようにワンルームならではの魅力もたくさんある。
厳選した必要なもの、好きなものに囲まれて生活できる
ワンルームでは、厳選した必要なものが1部屋に集まっているためスムーズに暮らせる。また、統一感のあるインテリアや趣味のアイテムを並べ、好きなものに囲まれて生活できるのもメリットだ。このようにワンルームでは、すっきりとしたミニマルな暮らしが実現できる。
1Kとの違いはキッチンとの「仕切り」の有無
ところで、ワンルームと1Kは何が違うのかご存じだろうか。ワンルームは部屋とキッチンに仕切りがないタイプの部屋を指すが、1Kは部屋とキッチンが仕切られている。とはいえ、家具のレイアウトにおいては大きな違いがないといえるだろう。
ワンルームにも仕切りをレイアウトできる
来客時などは、ワンルームでも仕切りがあればプライベートスペースを目隠しできて便利だと思う機会もあるかもしれない。レイアウトの方法によっては、ワンルームでも仕切りを作ることができる。ラックをパーティション代わりにしたり、カーテンを下げたりして仕切りを設けるとよい。
7. ワンルームに置く家具選びのポイント
最後に、ワンルームに置く家具を選ぶ際のポイントを解説する。
ソファの選び方
ソファにはさまざまな種類があるため、くつろぎたい、食事をしたい、来客用にしたいなどの用途をしっかり定めることが肝心だ。寝転がる場合はロータイプで大きめのソファがおすすめだが、部屋のサイズにも合わせて選びたい。6畳のワンルームでは、大きくても幅140cmほどのコンパクトなものがよいだろう。
ベッドの選び方
ワンルームに収納スペースがあまりない場合、引き出し付きのベッドを置くのがおすすめだ。収納が十分な場合、ロータイプのベッドを選んで圧迫感を減らしたい。部屋がそれほど広くない場合は、空間をすっきりと見せられるヘッドレスタイプが適している。
背が低い家具をそろえて広く見せるテクニックもある
ロータイプの家具を配置すると空間の上部分が開けて、狭い部屋でもゆとりがあるように見えやすい。部屋を広く見せたいなら、家具は目線より低い位置にそろえてみよう。
8. ワンルームのレイアウトはアイデア次第!自分だけの快適空間に仕上げよう
窮屈に思われがちなワンルームだが、レイアウトの工夫次第ですっきりと広く見せることが可能になる。6畳・8畳・10畳のいずれにも共通するレイアウトのポイントは、中央に動線を確保することだ。家具は背が低めのもので統一するなどし、ワンルームでもゆとりを持った空間を作ってみよう。
結論
部屋に好きなものを好きなように置けるのは、一人暮らしの醍醐味だ。ワンルームのレイアウトを整えつつ、お気に入りの家具や装飾小物、好きな柄のファブリックなどを取り入れ、自分だけの居心地よい空間に仕上げてほしい。