目次
- メジャー
- プラスドライバーまたは電動ドライバー
- きり
- はさみ
- カッターナイフ
- タッカーなど・ねじまたはビス(スリムスレッド)
※カラーボックスは薄く割れやすい素材であることが多く、割れを防ぐためスリムスレッドを選ぶのがおすすめ - シングル 幅90cmから100cm、長さ195cm
- セミダブル 幅120cm、長さ195cm
- ダブル 幅140cm、長さ195cm
- 開放されたベッド下収納としてカラーボックスの一部を使用したい場合は、カラーボックスの最下段の棚を取り付けずに組み立てる
- カラーボックスの収納面を上向きに置き、シングルサイズになるように並べる
- カラーボックスが接する部分の床側に、ねじやビスを使用して固定する
- すのこやコンクリートパネルを固定する
※カラーボックスの棚部分をベッド下収納として使用する場合は、すのこやコンクリートパネルの一部を固定したり、可動式にしたりして調整するとよい
1. カラーボックスベッドのメリット

まず、カラーボックスベッドのメリットについて紹介しよう。
安く作れる
カラーボックスやすのこなどの材料は、ホームセンターなどで低価格に購入できる。そのため、カラーボックスベッドのメリットは、費用を抑えて作ることができる点といえるだろう。
便利なベッド下収納
フレームタイプの一般的なベッドであれば、ベッド下収納は新たに収納ボックスなどを購入しなければならない場合も多い。しかし、カラーボックスベッドはフレームにカラーボックスを使用するため、すでに収納場所が備え付いた状態であることがメリットだ。
移動させやすい
カラーボックスベッドは、材料を簡単に分解できる。そのため、部屋の模様替えや引っ越しなどの際も、カラーボックスやすのこなどに分けて簡単に移動できる点もメリットの1つだ。
湿気を逃しやすい
カラーボックスベッドは、床とマットレスや布団の間に空間を作ることができ、湿気を逃しやすくカビ防止に役立つ構造だ。さらに、すのこを組み合わせるとより通気性の高い構造に仕上げることができる。
拡張性が高い
カラーボックスベッドは、使用するカラーボックスの数や配置の仕方でサイズや高さを自由に調整でき、拡張できるのも大きなメリットといえる。
2. カラーボックスベッドは危ない?強度を高めるコツ

カラーボックスベッドは危ないのではないかと不安になる方もいるだろう。こちらでは、安全な使用のために強度を高めるコツについて解説しよう。
カラーボックスは上向きに使う
カラーボックスベッドは、カラーボックスの向きによっても仕上がりの強度に違いが出る。カラーボックスの収納面を上向きに配置すると安定性も高く、強度も向上させることができる。
耐久性の高いカラーボックスを使う
同じカラーボックスでも商品ごとに使用されている素材は異なる。そのため、カラーボックスベッドをDIYするときには、できる限り耐久性の高い商品を選ぶことも強度を向上させるためのコツだ。棚の位置を調整できる可動式のタイプよりも、棚の位置が固定されたものの方が強度が高いことも覚えておくとよいだろう。例えばニトリの商品は、リーズナブルな価格でも耐久性が高いと評判だ。
複数個を組み合わせる
カラーボックス1個では耐久性が低くても、複数個を組み合わせることで耐久性を向上させることができる。そのため、配置するときも、できる限りカラーボックスを複数個組み合わせることが大切だ。
3. カラーボックスベッドの作り方

カラーボックスベッドの作り方について解説しよう。こちらで紹介する作り方は一例であるため、それぞれの好みや環境、用途に応じて使用する材料や作り方を工夫いただきたい。
必要な道具
ベッドサイズを考える
一般的なベッドのサイズを参考にカラーボックスベッドの大きさを調整すると、布団やマットレスを安定して使用できるだろう。一般的なベッドのサイズは、下記を参考にしていただきたい。
材料をそろえる
カラーボックスベッドを作るために必要な材料に過不足がないよう、まずは希望するベッドサイズと、使用予定のカラーボックスのサイズを確認するとよいだろう。配置なども実際に書き出してみると必要な材料を確認できるはずだ。
また、布団やマットレスを敷くために必要な、すのこやコンクリートパネルなどの準備も忘れないようにしよう。
カラーボックスベッドの組み立て方
3段棚のカラーボックスを5個使用した、シングル用のカラーボックスベッドの組み立て方の例を紹介する。必要な場合は、すのこなどをヘッドボードとして取り付けてもよいだろう。
4. カラーボックスベッドのDIY実例

こちらでは、カラーボックスベッドのDIY実例を紹介しよう。
マットレスと同色のベッド
カラーボックスベッドを部屋になじむインテリアにしたい場合は、マットレスを同色にするとよい。マットレスと同色のカラーボックスが手に入らない場合は、塗装するとよいだろう。
ロフト風ベッド
安定性や強度を工夫してカラーボックスベッドの高さを出し、ロフト風ベッドに仕上げることもできる。特に子どもが使用する場合は、柵の設置などの安全面にも配慮することが大切だ。
並べ方を工夫したダブルベッドサイズ
カラーボックスの配置を工夫し、ダブルベッドサイズのカラーボックスベッドをDIYすることもできる。ロの字や日の字になるように組み合わせて強度を向上させる方法がある。
結論
今回は、身近な素材で手軽にDIYできるカラーボックスベッドのメリットや作り方、強度を高めるコツなどについて解説した。こちらの内容を参考に、それぞれの環境や用途に応じて工夫を凝らし、快適かつ安全性の高いカラーボックスベッドをDIYしていただきたい。