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スナップボタンの付け方は?打ち具の使い方や縫わない方法も紹介

スナップボタンの付け方は?打ち具の使い方や縫わない方法も紹介

投稿者:ライター 吉田梨紗 (よしだりさ)

鉛筆アイコン 2021年11月 1日

スナップボタンの付け方は、一般的なボタンと比較してやや複雑に思える。種類によって正しい方法が異なるので、あらかじめ確認しておきたい。この記事ではスナップボタンの付け方を種類別に紹介する。必要なものや失敗しないためのコツなど、基本的な知識と併せてまとめた。

  

1. スナップボタンとは?

スナップボタン
スナップボタンとは、指で押し付けて留めるタイプのボタンだ。2つのパーツがあり、それぞれ凸型(オス)と凹型(メス)に分かれている。付け方の前にまずは種類を確認しておこう。

スナップボタンの種類

  • スナップボタン(手付け):糸と針で縫い付ける基本的なスナップボタン
  • アメリカンホック:打ち具を使って取り付ける 片方だけがリング状
  • リングスナップ:打ち具を使って取り付ける 両方がリング状
  • ワンタッチホック:打ち具が必要なく手だけで取り付けられる
  • マグネットホック:磁石で着脱する 打ち具は必要ない
手付けタイプのスナップボタンの材質はさまざまだ。金属製以外にはナイロンやプラスチック製などもある。小さなお子さんの衣服に使われることも多く、金属アレルギーの方でも使用できるのが特徴だ。

2. スナップボタンの縫い付けに必要なもの

針と糸
  • チャコペン
  • スナップボタン
  • まち針
  • ハサミ
生地やスナップボタンに馴染む色の糸を選ぶのが、付け方のポイントだ。一般的な糸よりやや太い「ボタン付け糸」を使えば、スナップボタンを丈夫に縫い付けられる。まち針はなくてもよいが、あれば作業がスムーズに進められるだろう。

3. 一般的なスナップボタンの付け方

スナップボタン
  • スナップボタンを取り付ける部分(2箇所)に印をつける
  • 針に糸を通したら玉結びをする
  • 印をつけた部分を針ですくう
  • スナップボタンの穴に裏側から針を通す
  • 穴のすぐ外側を針ですくう
  • スナップボタンの穴に針を半分くらい刺す
  • 針に糸をくるりと巻きつけてから針を引く
  • 手順5~7を3回ほど繰り返す
  • 次の穴の真下をすくって針を通す
  • 手順4から同じ作業を繰り返してすべての穴を縫い付ける
  • スナップボタンの近くで玉止めをする
  • スナップボタンと布の間に針を通してから糸を切る
2つのパーツはどちらも付け方が同じだ。生地に上下があるなら、上に重なる生地に凸型、下になる生地には凹型を縫い付ける。なお、「すくう」とは針を刺したまま、すくい上げるように近くに針を通すことだ。

4. スナップボタンの付け方のコツ

スナップボタン
スナップボタンをキレイに縫い付けるには、コツが必要だ。付け方の基本的なポイントを2つ紹介しよう。

あらかじめ目印を付ける

スナップボタンを付ける位置を間違えると、うまく噛み合わない。位置を決めてズレないようにするのが付け方のコツだ。チャコペンを使って、凹型と凸型のパーツが重なる位置にそれぞれ目印をつけておこう。縫うときは目印とスナップボタンがズレないように、まち針で留めておくのがおすすめだ。

糸が表から見えないようにする

裏地がついた衣類にスナップボタンに付けるときは、表側に糸が出ないように気をつける。裏地にだけ縫い付けるのが付け方のポイントだ。表側の布まで縫い付けてしまわないように、すくうときは針を深く刺しすぎないようにする。生地の表側を見て、糸が見えていないか確認しながらスナップボタンを縫い付けよう。

5. スナップボタンの縫わない付け方

スナップボタン
縫わないスナップボタンの付け方を紹介する。「打ち具を使ったスナップボタン」「マルチプライヤー」「ワンタッチボタン」「マグネットボタン」の付け方をそれぞれ解説しよう。

打ち具を使ったスナップボタンの付け方

  • 打ち付ける部分(2箇所)に穴を開ける
  • ボタン(凹型)の足を穴に差し込む
  • 打ち台にボタンと表を下にした布地、バネ(凹型)の順番で重ねる
  • 打ち具とハンマーでボタンが動かなくなるまで足をつぶす
  • ホソ(凸型)をもう一つの穴に差し込む
  • 打ち台にホソと表を上にした布地、ゲンコ(凸型)の順で重ねる
  • 打ち具とハンマーでホソが回らなくなるまで足をつぶす
アメリカンホックタイプのスナップボタンは打ち具や穴あけ具、打ち台が必要だ。凹型はボタンとバネ、凸型はホソとゲンコという4つのパーツに分かれている。また、リングスナップの場合は穴を開ける必要はない。凹型はカラー爪、布地(表を下)、上型の順に重ねる。凸型はカラー爪、布地(表が上)、下型の順に重ねて打ち具で叩くのが正しい付け方だ。

マルチプライヤーを使ったスナップボタンの付け方

マルチプライヤーを使えば、スナップボタンを手軽に取付けられる。ボタンのサイズに合わせて、付属のゴムを交換して使用。マルチプライヤーにスナップボタンのパーツをセットして、布を挟むだけでOKだ。詳しい付け方は商品の説明で確認しよう。

ワンタッチボタンの付け方

  • 目打ちを使って取付けたい部分に2mmくらいの穴(2箇所)を開ける
  • ヘッドの足を穴に差し込む
  • バネもしくはゲンコをヘッドの足に差し込む
ヘッド(×2)とバネ(凹側)、ゲンコ(凸側)のパーツに分かれている。凹側と凸側はどちらも基本的な付け方は同じだ。バチンと音が鳴るまでしっかりと差し込もう。

マグネットタイプのスナップボタンの付け方

  • 足を入れる部分に切れ込み(2箇所)を入れる
  • ボタンの足を穴に差し込む
  • 布を裏返したらあて板に足を通す
  • 足を外側に倒してしっかりと固定する
凹側と凸側の付け方は同じなので、同じ手順で取り付けよう。着脱の際に布地に負担がかかるため、厚地の布を選んで取付けてほしい。切れ込みを入れるので、裏側に接着芯を貼り付けておくと安心だ。

結論

スナップボタンの付け方は種類によって異なる。手縫いタイプを付けるときは、針や糸、チャコペンなどを用意しよう。あらかじめ目印をつけておき、糸が表から見えないように縫うのがポイントだ。打ち具を使うタイプやワンタッチボタンの付け方も紹介したので、それぞれ使う道具や手順をチェックしてほしい。
  • 更新日:

    2021年11月 1日

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