目次
1. キッチン窓にカーテンは必要?

キッチンに窓があると、調理中に出たにおいをスムーズに換気でき、日中は電気をつけなくても明るい中で料理ができる。しかし「キッチンにまでカーテンをつけるのは面倒」「油汚れなどが跳ねると困る」などの理由で、キッチンの窓をそのままにしてはいないだろうか?
キッチンの窓にカーテンをつけていないと、料理している最中に直射日光が入ってまぶしくなる場合もあるうえ、外から家の中が丸見えになってしまうこともある。特に夜間は、キッチンからの明かりが外に漏れて人がいることがわかるなど、プライバシーや防犯の面でも心配だ。目隠しや遮光のためにも、キッチンの窓にはカーテンをつけるのが望ましい。
2. キッチンのカーテンの選び方

ここでは、キッチンのカーテンの選び方として5つのポイントを解説する。色柄や素材などのデザイン性で選ぶのはもちろん、防炎性・消臭効果といった機能性の高さもしっかり押さえておきたい。
デザインや色
まずはキッチンのインテリアに合ったデザインや色を選ぶことが大切だ。どんなキッチンにもなじむシンプルなカーテンから、キッチンの印象をガラッと変えられる華やかな柄入りのカーテンまで、さまざまなデザインのものがある。ご家庭に合ったものを選び、オシャレなキッチンを演出しよう。
防炎性
キッチンではコンロなどで火を使うため、カーテンを選ぶ際は防炎性を重視したい。万が一カーテンに引火しても燃え広がりにくいよう、防炎ラベルがついたものを選ぶのがおすすめだ。
消臭・抗菌効果
キッチンでは調理中のにおいや生ゴミ臭が発生しやすいため、消臭効果のあるカーテンを使うとよい。中にはウイルスや細菌などを分解する抗菌効果をもつカーテンもあるので、気になる方はチェックしてみよう。
洗濯できるかどうか
ウォッシャブルのカーテンであれば、調理中の油汚れが跳ねたりにおいがついたりなどしたときにも、気兼ねなく洗ってキレイにできる。そのためカーテンを選ぶ際は、ご家庭の洗濯機で洗えるマークがついているかどうかにも注目したい。
風水
キッチンは「豊かさ」を連想させる食べ物を扱ううえ、火と水の両方の要素が存在することから、風水上で重要な場所とされている。キッチンによいとされるホワイトのカラーのほか、お金のイメージがあるイエロー、気持ちをリラックスさせるグリーンのカーテンは運気アップにつながるといわれる。風水が気になる方はぜひ意識してみてほしい。
3. キッチンにおすすめのカーテン

カーテンにはドレープカーテン・カフェカーテン・ロールスクリーン・ブラインドなど、さまざまな種類がある。ここからはキッチン窓がついている場所ごとに、おすすめのカーテンの種類を紹介しよう。
コンロや水回りの窓
窓がコンロや水回りにあるとカーテンが汚れやすくなる。そのためこの場所につけるカーテンは、防炎性がありウォッシャブルのものが適している。また片手で開閉できるスプリング式のロールスクリーンだと、調理中でもサッと操作できて扱いが便利だ。
コンロや水回りから遠い窓
キッチンの窓がコンロや水回りから遠い場合でも意外と汚れがつく。拭き掃除などで簡単にお手入れできるカーテンがよいだろう。また外からの視線が気になる場合は、目隠し効果の高いものを取り入れたい。ロールスクリーンやブラインド、カフェカーテンなどが合うだろう。
掃き出し窓
キッチンとリビングの間などに、外へと続く掃き出し窓を設置しているご家庭もあるだろう。外に出る機会が多いなら、出入りしやすいようレースカーテンとドレープカーテンをつけるとよい。あまり出入りしないなら、ロールスクリーンのように開閉して使うシェードをつけるのもおすすめだ。リビングのインテリアになじむデザインにすると、空間に統一感が出る。
勝手口
キッチンに勝手口がついているなら、使い勝手がよいのは遮光性の高いドレープカーテンだ。昼間は開けておいてスムーズに出入りでき、夜は閉めれば明かりをつけていても目隠しになる。またドレープカーテンは比較的厚めなので、暑さや寒さ対策にも役立つだろう。
結論
外からの視線を遮るためにも、キッチンの窓にはカーテンが必要だ。キッチンのカーテンを選ぶ際はデザインや色だけでなく、油汚れやにおいがつきやすいことも考え、消臭効果や洗濯可能かといった点も重視したい。またキッチンでは火を使うため、防炎性もしっかりチェックしておこう。