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エアコンの電気代

エアコン暖房の1時間あたりの電気代は?計算方法や節約のコツを解説

投稿者:ライター 松岡由佳里 (まつおかゆかり)

鉛筆アイコン 2021年12月15日

寒い冬には、部屋全体が暖まるエアコン暖房は欠かせない。手軽で安全、リモコンひとつで操作ができるエアコン暖房だが、気になるのは電気代だ。翌月の請求をみるのが怖いという方もいるだろう。エアコン暖房の電気代はどれくらいかかるのか、ほかの暖房機器と比べて1時間当たりの電気代はどれくらいなのかを調べてみた。

  

1. エアコン暖房の1時間あたりの電気代は?

電気代
エアコン暖房の電気代を知っておくことは、正しい節電やエアコンの選びに役立つ。1時間当たりの電気代がわかれば、1日、1カ月、1年単位での電気代もおおよその見当が付くだろう。
電気料金は電力会社によって、また使う電気量によって変わる。ここでは目安単価とされている27円/kWhで1時間当たりの電気料金を計算している。

電気代の計算方法

電気代を試算する計算式は

1時間当たりの電気代=消費電力(kW)×単価(円/kWh)÷1,000

消費電力を調べるためには、エアコンの本体部分に貼ってある表示をチェックするか、取り扱い説明書を見てみよう。

エアコン暖房の1時間の電気代

たとえば800Wの消費電力のエアコンで、1時間当たりの電気代の計算式に当てはめていこう。1kWh=1,000Whなので最後に1,000で割る。

800W×27円/kWh÷1,000=21.6円/h

1時間当たりの電気代は21.6円ということになる。

2. エアコン暖房の1時間の電気代は高い?

エアコンのリモコン
エアコンは冷房と暖房があるが、暖房の方が電気代が高くなる。なぜ暖房の方が高くなるのだろう。

暖房と冷房の電気代の違い

エアコンの電気代が冷房よりも暖房の方が高くなる理由は、室内と屋外の温度差だ。
たとえば、夏の屋外が30度で、エアコン温度を28度に設定するとその差は2度。冬の屋外が5度で、エアコン温度を20度に設定するとその差は15度になる。
2度と15度の温度差こそ暖房時の電気代が高くなる理由だ。

ほかの暖房器具との電気代の違い

エアコン暖房の1時間当たりの電気代がわかったところで、気になるのはほかの暖房機器との比較だ。はたしてエアコンの暖房費は高いのか、安いのか。1時間当たりの電気代を暖房機器別に比較してみよう。
  • エアコン(800W) 約21.6円
  • セラミックファンヒーター (1200W/650W) 約32.4円/約17.55円
  • オイルヒーター(900W) 約24.3円
  • 電気ストーブ(900W/450W) 約24.3円/約12.15円
  • 電気カーペット(200W) 約5.4円
  • こたつ(510W) 約13.77円
部屋全体を暖めるエアコン暖房は、ほかの暖房機器に比べて1時間当たりの電気代は決して高くはないことがわかるだろう。

3. エアコン暖房の電気代が高くなる原因

温度計
エアコン暖房の電気代が高くなってしまうのには理由がある。そこには節電のヒントも隠されている。

設定温度が高すぎる

エアコン暖房の電気代が高くなる原因のひとつが「設定温度」だ。足元が冷えるからといって、エアコンの設定温度を上げてしまうと、それだけ電気代がかかることになる。足元を温めることを得意とする電気ファンヒーターなどほかの暖房機器と併用することで、体感温度も上がり電気代が節約できる。

部屋と外気温の差が高い

外気温と室温の差が大きければ大きいほど電気代はかかる。エアコンは部屋全体を暖めることが得意な暖房機器だ。室温が設定温度になってからは、それほど電気を消費することはない。

暖房効率が悪い

暖房効率が悪いと、1時間当たりの電気代も高くなる。たとえば部屋の構造上、柱や壁などが邪魔になってエアコンからの温風が部屋全体に行き届かない場合がある。場所によって寒いと感じるため、温度設定を高くしてしまいその結果、電気代が高くなる可能性がある。

古い機種を使用している

古いエアコン機種を使っている場合、1時間当たりの電気代が高くなる可能性がある。古いエアコンの場合、消費電力自体が高い場合も多く、さらに室温が設定温度に達するタイミングが遅くなることで、安定運転までの電力消費が多くなってしまうからだ。
古いエアコンを使っている場合は、思い切って新しい省エネタイプのエアコンに買い替えることで電気代が節約できる。

4. エアコン暖房の電気代を節約する方法

サーキュレーター
エアコンの1時間当たりの電気代を少しでも節約するには、毎日の積み重ねが大切だ。

ほかの家電と併用する

エアコンの得意とするのは部屋全体を暖めること。効率よく暖めるためには、部屋の空気の循環をよくすることだ。それには、サーキュレーターを使って、上の暖かい空気と足元の冷たい空気を入れ替えることで体感温度が上がって、設定温度を低くしても寒さを感じなくなる。
そのほかに加湿器を併用するという方法もおすすめだ。湿度が高くなると、皮膚から汗が蒸発しにくくなり、体感温度が保たれるため暖かく感じる。
さらにエアコンを使うとどうしても空気が乾燥してしまうため、乾燥肌や風邪予防のためにも加湿器は欠かせない。

エアコンの掃除をする

エアコンの暖房効率を上げるためには、エアコンの掃除をこまめにすることだ。月に1、2回はフィルターの掃除をしよう。掃除機でホコリを吸い取るだけでも、電気代の節約になる。

部屋の暖気を逃さないようにする

室内と外気の差が大きければ大きいほどエアコンの電気代は高くなる。そこで、部屋の暖気をできるだけ逃がさない工夫も電気代の節約につながる。
たとえば、窓からは室内温度の半分ほどが放出されてしまうそうだ。窓から暖かい空気が逃げてしまわないように、断熱シートを貼ることをおすすめする。断熱シートにより外からの冷たい空気の流入を防ぐこともできる。さらに、結露を防ぐためカビの発生も抑えることができる。まさに一石三鳥の働きぶりだ。

省エネ性能の高いエアコンに買い換える

今使っているエアコンが90年代~2000年代モデルであれば、省エネ機能の高いエアコンに交換することも視野に入れよう。初期投資と年間の電気代の差額などを計算したうえで、買い替えるかどうか判断するといい。

5. エアコン暖房はつけっぱなしのほうが電気代が安い?

エアコン
家電の多くは、こまめにスイッチのオン・オフをする方が節電になるといわれているが、エアコン暖房の場合にも同じことがいえるのだろうか。
結論からいうと「ケースバイケース」だ。
エアコンは、設定温度になるまでの消費電力が大きいが、温度をキープするぶんにはそれほど電力を消費しないという性質がある。これを念頭におくと、次のような使い方が最も電気代を節約できることになる。
  • ずっと家にいる場合、あるいは30分程度の外出には、つけっぱなしにした方が電気代を節約できる。
  • 数時間外出する場合や日中仕事に出かけている場合は、一度エアコンをオフにした方が電気代を節約できる。

結論

エアコン暖房の1時間当たりの電気代は、ほかの暖房器具に比べて決して高くはない。ほかの電化製品を併用することで、暖房効率や体感温度がアップして節電することができる。また、窓の断熱シートやこまめなフィルター掃除でも電気代の削減につながる。古いエアコンをお使いの場合は、1時間当たりの電気代が最新の省エネエアコンとどれくらいの差があるのか、それによっては買い替えを検討してもいいかもしれない。
  • 更新日:

    2021年12月15日

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