目次
- 1. ダンボールの結び方には何がある?
- 2. ダンボールの簡単な結び方
- 3. ダンボールをひっくり返さずに済む簡単な結び方もある
- 4. 引っ越しに便利なダンボールの結び方
- 5. ダンボールの結び方は雑誌や新聞などにも応用できる
- 前面から後面に向かって横向きに紐を回す
- 後面で紐を交差させたら縦向きにして前面に回す
- 紐の両端を横向きの紐にくぐらせる
- たるみがないよう紐を引き締め固結びやリボン結びをする
- ダンボールの中心で縦向きに2周させる
- 片方の先端で円をつくる
- 反対側の先端を円の上から2周した紐の下にくぐらせる
- くぐらせた先端を下から円に通す
- 紐を引っ張ってダンボールの角で結び目を締める
- 紐を「4」の形になるように床の上に置く
- 交差した部分の上にダンボールを置く
- 右横から出ている紐の先端を4の穴に通す
- 通した紐を4の下から出ている紐と結ぶ
- ダンボールを結んだ紐の片方を長めに残し、固定したいところに通す
- ダンボール側の紐で円を作ったら紐の端を中に通す
- 通した紐の端をもう片方の紐の下にくぐらせる
- 下に通した紐の先端をもう一度円の中に通す
- 両方の先端を上下に引っ張って締める
- 下から三分の一の位置で後面から前面に、横向きに紐を回す
- 回した紐を交差させたら長い方を上に向け、上下に引き締める
- 長い方の紐を上から三分の一の位置で横向きに一周させる
- 一周した位置で元の紐にくぐらせて上に引き締める
- ダンボールを裏返す
- 長い方の紐の先端を2本の横紐にクルリと巻きながらくぐらせる
- ダンボールの角で短い方の紐で円を作る
- 円に長い方の紐を巻きつけたらダンボールにかけた紐の下にくぐらせる
- 通した紐を下から円の中に通したら両方の端を引き締める
1. ダンボールの結び方には何がある?

ダンボールの結び方は2つに分類できる。紐を使った結び方と、紐以外のアイテムを使った結び方について解説しよう。
紐を使う結び方
荷造り用の紐を使った基本の結び方だ。手で切れる紙製や水濡れに強いPP製の紐を使用するのが一般的。ほとんどの自治体では、処分するとき紐で縛ることを推奨している。ダンボールの枚数やサイズにあわせて長さを調整できるが、結び方が不十分だとバラバラになったり外れたりしてしまう。
紐以外のアイテムを使う結び方
ガムテープやハンディラップ、結束バンドなどのアイテムを使った結び方だ。結び方を知らなくても、手軽にまとめられるのが魅力。一方でハンディラップは割高になりやすい、結束バンドは専用のストッパーが必要といったデメリットがある。
2. ダンボールの簡単な結び方

ダンボールの簡単な結び方をチェックしよう。「十字結び」「かます結び」の手順を解説する。
基本となるのが「十字結び」
ダンボールの中央で「十字」を作るのが結び方のポイントだ。十字が中央からズレるとダンボールが落ちやすくなるので、かならず真ん中で交差させよう。
結び目の強度が高い「かます結び」
かます結びはサイズの小さなダンボールに適している。結び目の強度は高いが解くのは簡単なので、あとからダンボールを追加しやすいのがメリットだ。
3. ダンボールをひっくり返さずに済む簡単な結び方もある

ダンボールのサイズが大きかったり数が多かったりすると、ひっくり返すのが面倒だ。ひっくり返す必要がない「4の字結び」の結び方を紹介しよう。
知っていると便利な「4の字結び」
4の字はダンボールの大きさに合せて調整してほしい。十字が中央になるよう引っ張り、ダンボール下の角で結び目を作るのがポイントだ。
4. 引っ越しに便利なダンボールの結び方

引っ越しのときに役立つ2つの結び方を紹介する。「もやい結び」と「キの字結び」の特徴と結び方をぜひ覚えてほしい。
ダンボールを荷台に固定したいときは「もやい結び」
荷台などにダンボールを固定するときにおすすめの結び方だ。しっかり固定できるが解くのは簡単なので、引越し先で荷解きをするときに手間取らない。
引っ越し後にダンボールをまとめるなら「キの字結び」
ダンボールにかかった紐がキの字になるように結ぶ。2つの十字でまとめるため、長いダンボールを縛るのにおすすめだ。
5. ダンボールの結び方は雑誌や新聞などにも応用できる

ダンボールの結び方は、雑誌や新聞をまとめるときにも活躍する。さまざまなシーンで役立つので、ぜひ覚えてほしい。基本の十字結びをマスターしたら、他の結び方にも挑戦してみよう。小さなダンボールにはかます結び、荷物を固定したいならもやい結びというように、使い分けるのがおすすめだ。
結論
ダンボールの結び方はさまざまだ。基本の十字結びや結び目の強度が強いかます結びなど、さまざまな方法がある。ひっくり返す必要がない4の字結びは時短になるため、覚えておくと便利だろう。もやい結びやキの字結びは引っ越しのときに役に立つ。慣れればどれも簡単なので、繰り返し練習してスムーズに結べるようになってほしい。