目次
1. リビングにキッズスペースを作るメリット

まず、リビングにキッズスペースを作るメリットから紹介しよう。
子どもを近くで見守れる
リビングにキッズスペースを作る最大のメリットは、大人が家事などの作業をしながらでも、子どもの様子を近くで見守ることができる点だ。まだ危険予知のできない年齢が低い子どもほど、このメリットが高くなるだろう。
リビング全体が散らからない
キッズスペースを決めておくと、子どもはそのスペースの中で遊ぶようになる。そのため、リビング全体におもちゃが散らかったり、おもちゃでないもので遊んだりすることを防げるのもメリットだ。
子どもにもメリットがある
キッズスペースは子ども専用のスペースであり、秘密基地のような場所だ。そこでは、子ども自身で管理する必要性が出てくるため、自分で片付けたり、ものを大切にしたりすることを自然と身に付けられるのも大きなメリットだろう。
2. リビングとキッズスペースの仕切り方

こちらでは、リビングとキッズスペースの仕切り方についてポイントを解説しよう。
マットやラグを敷く
マットやラグを敷くだけでもリビングの空間を仕切ることができ、キッズスペースを確保できる。子どもも範囲を理解しやすいため、マットやラグの上で遊ぶようになる。
家具で囲いを作る
カラーボックスやチェストなどでリビングに囲いを作り、空間を仕切ってキッズスペースを確保する方法もある。使用する家具は、不慮の事故を防ぐためにも安定性や安全性の高いものを使用し、十分な対策を実施いただきたい。
リビングにソファがある場合は、配置を工夫してソファの背もたれで空間を仕切ったり、キッズテーブルをリビングの一角に設置したりしてキッズスペースを作る方法もある。
布テントを利用する
布テントを利用すると秘密基地のようになり、リビングと子どもが遊ぶ空間を仕切ることができる。また、視線を遮ることができるため、急な来客時にも片付けの負担が少なくなるだろう。
3. 狭いリビングにキッズスペースを作るコツ

リビングにキッズスペースを作っても狭く感じさせないコツを解説しよう。
収納を工夫する
子どものおもちゃの収納場所を工夫するとリビングの印象も大きく変わる。収納場所は、ソファがあれば、背もたれの後ろ側などの目立たない場所に設置するとよいだろう。また、収納家具は使いまわしができるものを選べば、キッズスペースが不要になった場合でも再利用できる。
低い家具を選ぶ
リビングにキッズスペースのための収納家具やグッズを準備するときには、現在設置している家具よりも高さが低いものを選ぶように心がけるとよいだろう。そうすれば空間内の圧迫感を軽減させることができるため、狭く感じずにすむ。
4. リビングのキッズスペースのおしゃれ間取り実例

最後にリビングのキッズスペースをおしゃれに見せるレイアウトを紹介しよう。
部屋の隅にキッズスペースを設ける
部屋が横長、縦長の構造の場合は、その隅にキッズスペースを設けると、壁を活かした収納や装飾がやりやすくなる。
リビングの和室部分をキッズスペースにする
リビングと隣接する和室部分をキッズスペースにし、扉は開いたままにしておくと子どもの様子を確認しやすい。また、急な来客時には扉を閉めるだけで視線を遮ることができるため、片付けの手間も省ける。
カラーボックスを活用
キッズスペースの収納には、低価格で準備できるカラーボックスを活用する方法もある。カラーボックスを複数準備するときには同じものでそろえ、使用する収納ボックスなども色合いや種類を統一させるとおしゃれに仕上げられるだろう。
学習机を置く
賃貸や、リビングの構造でスペースが限られてしまう場合は、キッズスペースに学習机を置くと、収納だけでなく、学習の見守りも簡単にできるようになる。
結論
今回は、リビングの中にキッズスペースを作るメリットや具体的なリビングの仕切り方、リビングにキッズスペースを作っても狭く感じさせないコツなどについて詳しく解説した。家の間取りはそれぞれ異なるため、当記事を参考にしながら家庭に応じて工夫し、家族で快適に過ごすことのできるリビングやキッズスペースを作ってほしい。