目次
1. 部屋の模様替え前に考えるべきこと

部屋の模様替えをするときは、以下のポイントを確認する。失敗しないためにあらかじめチェックしておこう。
模様替えする目的
まずは模様替えをする目的をハッキリさせることが大切だ。ナチュラルなテイストの部屋にしたい場合は、グリーン系の色やウッド調を上手に取り入れる。スッキリとした部屋にしたいなら、ものを減らして収納を充実させるといい。
また、リビングや寝室など部屋の種類によって過ごし方が変わる。部屋を使用する目的にあった、レイアウトやインテリアを意識しよう。現在の不満点をリストアップして、解決できるように模様替えするのもおすすめだ。
生活動線
模様替えで家具の配置を変えるときは生活動線を意識しよう。家具と家具の隙間が狭いと、移動しにくい部屋になるので注意。1人が通るには60cm、2人がすれ違うには90~120cmの幅が必要だ。
簡単な見取り図を書いておくと家具のレイアウトを考えやすい。クローゼットや備え付けの棚、コンセントの位置を記入しておくといいだろう。見取り図上で移動の流れを考えながら、家具を配置してほしい。
シミュレーションは必須
実際に配置したときどうなるか、シミュレーションしてから模様替えしよう。家具のサイズによってはスペースに収まらないことがあるので、メジャーで採寸しておく。見取り図に家具の配置を書き込むと想像しやすい。
移動や扉の開閉に邪魔にならないようにレイアウトする。家具のレイアウトをシミュレーションできるアプリや、WEBサイトを活用するのもおすすめだ。
2. 部屋の模様替えを簡単にするコツ

部屋の模様替えにはいろいろな方法がある。簡単なコツを6つ紹介するのでぜひ実践してほしい。
部屋の色を変える
色で部屋の雰囲気をガラリと変えよう。同じ系統の色でそろえると、部屋全体に統一感がでてスッキリとした印象になる。緑は自然、赤は温かみなど色の持つイメージを上手に活用してほしい。基本の色とは別に、アクセントとして差し色を入れてもおしゃれだ。
家具の配置や向きを変える
家具の配置を変えると気分転換になり、家具の部分的な日焼けを防げる。向きを変えるだけでも、部屋の印象をガラリと変えることが可能だ。
部屋の余白を多くして広く見せたり、家具で採光を調整したりすることもできる。広めの部屋なら、ソファの背もたれや両面収納で仕切って空間を分けてもいい。
照明を変える
デザインが豊富な照明は、部屋の雰囲気をガラリと変えられるアイテムだ。光の色や強さで空間を演出することもできる。ペンダントライトやスタンドライト、ブラケットライトなどいろいろなタイプがあるので、部屋にあった照明を選ぼう。
ファブリックを変える
ファブリックなら、家具の配置を変更せず気軽に模様替えできる。カーテンやラグ、クッションカバー、ソファカバー、布団カバーをテーマカラーでそろえるといい。シーズンごとに交換してもおしゃれだ。
インテリアを変える
家具などのインテリア(室内装飾)を変える模様替え方法だ。スペースに余裕があるなら、おしゃれな家具を追加してもいい。材質や色などテイストを統一することで、スッキリとまとまった印象になる。
インテリア雑貨は手軽に取り入れられるのでおすすめだ。オープンラックに並べておしゃれにディスプレイしてもいい。季節によって置くものを変えれば、部屋の雰囲気がガラリと変わる。
収納を見直す
ものが多い部屋は雑多な印象になりやすい。不要なものを処分して減らすことが重要だ。ものが少ないと掃除もしやすいため、キレイな状態を保ちやすい。
生活感がでやすいアイテムを収納すれば、キレイに片付いた部屋になる。オープンラックにカーテンを付けたり収納ボックスを並べたりして、スッキリと隠してもいいだろう。
3. 部屋の模様替えを今すぐ実践

すぐに実践できる模様替えのアイデアをまとめた。おしゃれで使いやすい部屋を実現するために役立てよう。
カラーコーディネートのポイント
ソファなど大きな家具やカーテンに、好きな色(アソートカラー)を取り入れる。その周辺には、差し色になるアクセントカラーを置くのがポイントだ。色相環で反対側にある色(補色)と組み合わせれば、好きな色を引き立てられる。
クッションや置物、壁画、食器類、インテリア雑貨などにアクセントカラーを取り入れよう。床や壁などのベースカラー70%、アソートカラー25%、アクセントカラー5%を目安にするとバランスよく仕上がる。
風水をベースに家具を設置
風水を意識したインテリアにするのもおすすめだ。南東に観葉植物を置くと恋愛運がアップ、北西に木製のものを置いて貯蓄運や社会運アップなど、運気をあげるレイアウトにしよう。いい気を上手に取り込めるインテリアにしてほしい。
おしゃれインテリアを取り入れる
おしゃれなインテリアを取り入れるだけでも、部屋の雰囲気はガラリと変わる。とくに、広く目に付きやすい壁面のインテリアは工夫したい。狭い部屋でも模様替えがしやすいのが魅力。アートパネルや壁画、壁掛けタイプのフォトフレームを使い、空間を華やかに彩ろう。
隠す収納と見せる収納を使い分ける
生活感のあるものは隠す、よく使うものは見せるというように、収納方法を使い分けることが重要だ。見せる収納には必要なときすぐ手に取れるが、多すぎると雑多な印象になるので注意する。
スッキリとした部屋に模様替えしたいなら、隠す収納をメインにしよう。見せる収納にするアイテムは厳選して、おしゃれにディスプレイするのがポイントだ。
結論
部屋の模様替えをするときは、まず目的をしっかり考える。生活動線を考えながら配置を決めて、事前にシミュレーションしよう。家具の配置を変える、収納を見直すなどのコツを解説したので、ぜひチェックしてほしい。実践できるアイデアも参考に、おしゃれで過ごしやすい部屋に模様替えしよう。