目次
- 1. コードやケーブルをまとめる前に知っておきたい注意点
- 2. コードのまとめ方|100均など身近なアイテムを使うアイデア
- 3. コードのまとめ方|コードボックスを使うアイデア
- 4. コードのまとめ方|壁に沿わせるアイデア
- 5. コードをまとめる際にラベルを貼っておくと便利
1. コードやケーブルをまとめる前に知っておきたい注意点

コードやケーブルがゴチャゴチャしていると、見た目だけでなく危険とも隣り合わせだということを知っておこう。
「たこ足配線」には注意が必要
電化製品が増えてくればコンセントも足りなくなるため、コーナータップやテーブルタップを多用するのは仕方がないことだろう。ここで注意しなければならないのが、タコ足配線だ。タップに記載されている容量以上の電流限度を超えるとショートなどの危険があるので、十分注意しよう。
消費電力が大きい家電は蓄熱に注意
電化製品の中でも冷蔵庫やテレビ、電気ストーブなど消費電力が大きい家電のコードをまとめてしまうと、コードが蓄熱してしまうため危険だ。コードリールなどに束ねるときは、パソコンなどの消費電力の低いものだけをまとめるようにしよう。
ホコリや湿気の蓄積によるトラッキングにも注意を
トラッキングは、電源プラグにたまったホコリが原因で起こる現象だ。たまったホコリに湿気がこもると通電するため、発火する危険性がある。電化製品の電源がオフになっていても起こる現象なので、電源プラグやコンセントのホコリはこまめに掃除する必要がある。
2. コードのまとめ方|100均など身近なアイテムを使うアイデア

電化製品のコードをまとめる方法として、100均などで手に入る身近なアイテムを使ったアイデアがあるので紹介しよう。
輪ゴムでまとめる
どこの家にもある輪ゴムでコードをまとめる方法だ。用意するのは輪ゴム1本だけ。まず1本の輪ゴムで3つの輪を作る。輪は、中央が大きい輪、片方は中ぐらいの輪、もう片方は小さい輪になるように結んで作ろう。
中ぐらいの輪の中にコードを通してから適度な大きさに束ねる。次に大きな輪を持って3~4回コードをぐるぐる巻きにしたら、最後にケーブルの中心にはめ込んで完成だ。小さな輪を引っ張れば、簡単に輪ゴムがコードから外れる仕組みだ。
結束バンドでまとめる
結束バンドを使ってコードをまとめる方法だ。結束バンドは安価で、コードをまとめる以外にも使い道がたくさんある。まとめたいコードを束ねたら、余分な部分をカットするとキレイに仕上がる。
スパイラルチューブでまとめる
スパイラルチューブはコードやホースなどを保護する役割がある。保護するだけでなく、まとめることもできるので使い勝手がいい。何度も繰り返し使えてコスパもいいのでおすすめだ。
コードキャッチやコードホルダーでまとめる
100均などでも購入できるコードキャッチやコードホルダーで、おしゃれにコードをまとめる方法だ。ケーブルの長さや太さに応じて使い分けるようにしよう。どの機器のコードなのかがひと目わかるように、マステなどを貼ってわかりやすくすると便利だ。
3. コードのまとめ方|コードボックスを使うアイデア

ゴチャゴチャするコードは、コードボックスを使えば丸ごと隠すことができる。ホコリを防ぐためにも、ボックスを使ってコードをまとめよう。
スパイラルチューブでまとめる
スパイラルチューブはコードやホースなどを保護する役割がある。保護するだけでなく、まとめることもできるので使い勝手がいい。何度も繰り返し使えてコスパもいいのでおすすめだ。
電源タップを一緒に収納するとよりスッキリする
電源タップにはホコリがたまりやすく、トラッキングが起こるリスクもある。ケーブルボックスに収納すれば、見た目がスッキリするだけでなく、ホコリ除けにもなる。コードの折れを防ぐため、できるだけ電源タップの大きさよりもゆとりのあるボックスを選ぶことがポイントだ。
4. コードのまとめ方|壁に沿わせるアイデア

テレビや冷蔵庫など、常に電源を入れている電化製品の場合、コードを壁に沿わせれば邪魔にならないのでおすすめだ。
コードフックで壁に沿わせる
コードフックはフックを壁に取り付けて、コードを引っ掛けて使うアイテムだ。一度貼り付けてもキレイにはがせるタイプのコードフックを使えば、賃貸物件でも安心して使うことができる。
ケーブルモールで壁に沿わせて隠す
ケーブルモールを使えば、コードをカバーできるうえ、見た目をスッキリさせられる。直線だけでなくカーブにも対応しているので、壁に沿わせて設置したり、床の隅に沿って設置したりもできる。
5. コードをまとめる際にラベルを貼っておくと便利

コードをキレイにまとめたら、今度はどのコードがどの電化製品なのかをわかりやすくする必要がある。うっかり間違えて、違う電化製品の電源を落としてしまわないようにするためだ。
ケーブルにラベルやタグをつけておけば、どれがどのコードなのかひと目でわかるようになる。最初は面倒でも、あとから「ラベリングしておいてよかった」と必ず思うはずだ。
結論
電化製品のコードは、そのままにしておくと見た目の悪さだけでなく、足を引っかけるなど危険も伴う。電化製品のコードをまとめるときには、タコ足配線、蓄熱、トラッキングに注意しよう。コードをまとめるアイテムは、身近な輪ゴムから100均までアイデア次第。コードをまとめるだけで、スッキリとした印象の部屋になるだろう。