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裁縫

ゼッケンの簡単な縫い方は?手縫いやミシンで取り付ける方法を解説

投稿者:ライター 松岡由佳里 (まつおかゆかり)

鉛筆アイコン 2022年1月25日

学校の体操着、ユニフォーム、運動会などゼッケンの出番は意外と多い。ゼッケンによっては、大会が終わったらすぐに返却しなければならないタイプ、つけっぱなしにしておくタイプがあり、それによって縫い方も選びたい。ここでは、ゼッケンのいろいろな縫い方を紹介しよう。

  

1. ゼッケンの縫い方は手縫いとミシンのどっち?

野球少年
ゼッケンの縫い方には、一般的に手縫いとミシン縫いがある。もちろんどちらでもいいのだが、使用期間によって縫い方を変えるということも考えてみよう。
たとえば大会でゼッケンをつける場合、大会が終われば返却しなければならない。このような場合、ミシンで縫うとキレイに仕上がるが、後から糸を外すのが大変だ。縫い方としては手縫いの方が便利だ。
一方で、野球のユニフォームのゼッケンのように、ある程度の期間つけっぱなしで洗濯を繰り返すような場合もある。手縫いだとかなりしっかり縫う必要があり、ほどけてしまう可能性もある。この場合の縫い方は、やはりミシンが安心だ。
ゼッケンを縫い付ける衣類の素材にも注意しよう。たとえば、水着のように伸びる素材にゼッケンを付ける場合には、糸も伸びるものを使うと取れにくくなる。

2. ゼッケンの手縫いでの縫い方

マチ針

たてまつり縫い

たてまつり縫いの縫い方のコツとして、ゼッケンを縫い付ける前に、四つ角をまち針で留めておくとズレずに縫いやすくなる。また、薄い紙を体操着などの中に一枚入れておくと、下の布まで一緒に塗ってしまうという失敗を防いでくれる。
  • 糸は1本取りで長い方の端を玉結びにしておく。縫うスタートはゼッケンの角から始めよう。
  • 玉結びが表に出ないようにゼッケンの裏から針を出す。
  • 針が出た場所から縫い目が斜めにならないようにまっすぐ上に針を刺す。
  • ユニフォームの裏側からやや斜め左下に針をずらしながら、裏から針を出す。これを繰り返して、ゼッケンを1周する。
  • 最後に玉留めをして完成だ。

なみ縫い

なみ縫いは、裁縫の基本的な縫い方で、家庭科の授業で最初に習う縫い方だ。
表・裏と交互に張りを動かしながら前に進んでいく。縫う間隔は0.3~0.4cmを目安にしよう。
目の大きさが細かいほどしっかりと縫い付けることができるので、ゼッケンを長く付けておきたい場合は、できるだけ細かい間隔で縫う。逆に、すぐに取り外したい場合には、大きめの間隔で縫うといいだろう。

ぐし縫い

ぐし縫いの縫い方はなみ縫いと同じだが、違いは縫う間隔にある。ぐし縫いは、なみ縫いよりも細かく2mmくらいの間隔で縫う。しっかりと縫い付けたいときの縫い方だ。
  • 布の裏から針を刺し、糸を最後まで引き出す。
  • 2mmの間隔を意識しながら針で布をすくうように縫っていく。このときの1回縫うごとに針を抜くのではなく、何度かすくってから布を伸ばすとまっすぐな縫い目になる。
  • これを繰り返して最後に玉止めをすれば完成だ。

四隅だけ縫う

短時間でゼッケンをつけるときの縫い方だ。
  • まち針を使って、四隅を固定し位置決めをする。
  • 生地の内側から針を出し、まち針を中心に何周か縫って玉止めをし、最後にまち針を引き抜いて完成だ。

かわいい縫い方

ゼッケンの縫い方にはいろいろあるが、せっかくならかわいい縫い方で少し自己アピールしてみてもいい。おすすめはチェーンステッチだ。この縫い方は伸縮性もあるので丈夫に縫い付けることができる。
  • 針を刺す位置を決め、布の裏から表に向かって刺して糸を引く。
  • 糸を引いた同じところに表から針を刺し、ひと目分前に針先だけ出す。
  • 針の後ろにぐるりと糸を引っ掛けて引く。
  • 同じところに針を刺し、ひと目分前に針先を出して同じように糸を引っ掛けてから引く。
  • これを繰り返して完成。ちょうど縫い目がチェーンのようになる。

3. ゼッケンの縫い方のコツ

ランニング
ゼッケンの縫い方では、ちょっとしたコツがある。それはゼッケンを縫い付ける生地の性質や動きを考慮したものだ。

糸を引きすぎない

ゼッケンを付けることの多い運動着は、伸縮性に富んでいることが多い。ゼッケンを取り付けるときにたるまないようにと糸を引きすぎてしまうと縫い付けたゼッケンの部分だけ張り過ぎて、動きにくくなってしまう。縫い方としては、引きすぎずにゆるめに縫うことがポイントだ。

四隅は返し縫いをする

選手同士の接触が多いサッカーやバスケットなどは、ゼッケンの四隅がどうしてもはがれやすくなってしまう。四隅を返し縫いする縫い方なら、試合中にゼッケンが取れてしまうというトラブルを防ぐことができる。

4. ゼッケンにスナップボタンを付ける縫い方

ボタン
ゼッケンにスナップボタンを付けておけば、取り外しが便利だ。ゼッケン番号が変わっても、すぐに対応ができるというメリットがある。

スナップボタンを付ける縫い方

スナップボタンの縫い方で注意しなければならないのは、スナップボタンには凹凸の2つのボタンがペアになっているということだ。
まずは凸のパーツの縫い方を紹介しよう。
    凸のパーツを縫い付けるのは、ゼッケン側だ。玉結びをしたら、スナップボタンをつけたい場所の表から布をすくう。
  • スナップボタンの穴に糸を裏から通す。ズレないようにしっかり親指で固定する。
  • スナップボタンの横に針を通す。
  • スナップボタンの穴から針が半分くらい出たところで、糸を針に巻き付ける。
  • そのまま針を抜き、糸を引く。これを3~4回繰り返し、次のスナップボタンの穴の下をすくって移動する。
次に凹のパーツの縫い方を説明しよう。
  • 凹のパーツをつける生地に、縫い付けた凸パーツを押し付けて跡をつけ位置決めする。
  • 凸パーツと同じ縫い方で凹パーツを縫い付ける。
  • 凹凸パーツを留め合わせれば完成だ。

5. ゼッケンのミシンでの縫い方

ミシン
ゼッケンをミシンで縫う縫い方では、周りの端処理がされていないゼッケンの場合は、端を2つ折りにして縫っておく。
あらかじめ、2つ折りで縫製して支給されたゼッケンの場合は、その必要がないので、そのままミシンを使って縫っていこう。ミシンの場合は、縫い方にそれほど悩むこともない。
ゼッケンのミシンでの縫い方で注意したいのが、ミシン針の選び方だ。
ユニフォームなど伸縮性のある生地の場合、通常の針では「目飛び」が発生してしまうことがある。縫い終わった後に目飛びがあると、糸をほどいて最初からミシンを掛けなくてはならないので余計な時間と仕事が増えてしまう。
ミシンでの縫い方では、ミシン針をニット針にすると目飛びの心配が少なく縫いやすくなる。

結論

ゼッケンの縫い方には、手縫いやミシン、スナップボタンなどいろいろあるが、ゼッケンの取り外し頻度や生地の伸縮性、素材などで選ぶようにしよう。ゼッケンを縫うときのコツとしては、糸を引きすぎないことと四隅を返し縫いして補強することだ。縫い方のポイントを押さえて、強度や見た目のキレイなゼッケンを目指そう。
  • 更新日:

    2022年1月25日

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