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ぬいぐるみのほこりは危険!汚れが付きにくい収納方法を解説

投稿者:オリーブオイルをひとまわし編集部

鉛筆アイコン 2022年1月 7日

ぬいぐるみを飾っていると、いつの間にかほこりが積もり汚くなってしまった経験はないだろうか。面倒なのでそのまま放置したくなるかもしれないが、ほこりによってダニやカビが発生するおそれもあり危険だ。この記事ではぬいぐるみのほこりよけ対策や、汚れが付きにくい収納方法を解説する。

  

1. ぬいぐるみにほこりが付きやすい理由

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ほこりは繊維のくずに、花粉・砂・人の皮脂・毛・ふけなどがくっついて発生する。
ぬいぐるみにほこりが付きやすいのは静電気が原因だ。ぬいぐるみに使われるフワフワとした柔らかい素材は化学繊維でできていることが多い。化学繊維は水分を含んでいないため静電気が起こりやすく、ほこりが付着しやすいのだ。

2. ぬいぐるみに付いたほこりの危険性

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ぬいぐるみにほこりが付着したままにしておくと、以下のようなさまざまな危険性が考えられる。

ダニやカビの原因になる

ほこりはダニやカビなどの好物なので、ぬいぐるみに付いたほこりにダニやカビが発生し、繁殖するおそれがある。ほこりを放置していると、ダニやカビがぬいぐるみ全体に広がってしまうかもしれない。

アレルギーを発症する

ほこりがハウスダストアレルギーを引き起こす可能性も考えられる。生まれつきのハウスダストアレルギーでない方でも急に発症することがあるので注意しよう。
ほこりを継続して多く吸い込むと、ハウスダストアレルギーが突然発症する原因になりうる。たとえばほこりの付いたぬいぐるみを抱いて寝る、顔をうずめるなどの行為は危険だ。ひとたびハウスダストアレルギーになると完治させるのが難しいため、日頃からほこりを吸い込まないようにしたい。

皮膚トラブルに注意

ほこりに付着したダニの死骸に皮膚が過剰反応することで、湿疹などの皮膚トラブルが起きるケースもある。ひどいときには皮膚がかぶれることもあるので要注意だ。

3. 収納前にぬいぐるみのほこりよけ対策

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ぬいぐるみを収納する前に、まずは汚れたぬいぐるみを洗濯してキレイにしておこう。ぬいぐるみを洗う方法や、ほこりよけのコツも紹介する。

洗剤と柔軟剤で手洗い洗濯

ぬいぐるみのほこりよけには柔軟剤が効果的だ。柔軟剤には静電気防止効果があるため、ほこりを引き寄せにくくなる。ぬいぐるみを洗濯する手順の最後に柔軟剤を入れ、液を混ぜてしっかりと柔軟剤をまとわせるとよい。

水を使わない重曹洗濯

型崩れや色落ちが心配でぬいぐるみを水洗いしたくない場合、粉末の重曹でクリーニングする方法がある。大きい袋にぬいぐるみを入れて重曹をかけ、袋の口を閉じて30分ほど放置する。その後は掃除機で重曹を吸い取り、ぬいぐるみに付着した重曹を取り除いて陰干しすればOKだ。

洗濯機で洗える?

ぬいぐるみを洗濯機で洗うと、手洗いに比べて型崩れするおそれがある。そのため、ぬいぐるみは洗濯機で洗えない場合も多い。洗濯前に必ず洗濯表示を確認し、洗濯機が使用できると書かれているもの以外は手洗いか重曹クリーニングを行おう。

4. ぬいぐるみにほこりが付きにくい収納方法

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最後に、ぬいぐるみにほこりが付きにくい収納方法をいくつか紹介する。ぬいぐるみを使う頻度やご家庭のスペースの都合などに合わせ、最適な方法を取り入れてみてほしい。

おしゃれに壁面収納

ぬいぐるみを壁面収納すると愛らしいインテリアにもなる。たとえばぬいぐるみをウォールポケットで飾る方法では、ポケットに入れることでほこりが付きにくくなる。ポケットからひょっこりと顔を出すぬいぐるみがかわいらしいのもうれしいポイントだ。
また、100均などに売っているメッシュネット状のミニバッグをアレンジし、ぬいぐるみ用のハンモックにするのも手だ。メッシュのネットでほこりをガードできるだろう。
ほかには少し深さのある小物用トレーにひもを付け、ブランコ風にDIYしてぬいぐるみを座らせるのもよい。ぬいぐるみの数が多い場合はブランコの2~3段目を作ると、2段目以下はほこりをよけられるのがメリットだ。1段目はほこりが付きやすいので、透明の袋でラッピングするなどの工夫を取り入れよう。

棚に並べて飾る

ぬいぐるみがたくさんある場合は、ぬいぐるみ専用のラックを用意するのもおすすめだ。ラックの2段目以下に置くことで屋根ができ、ほこりが付きにくくなる。また、小さいぬいぐるみは上の段、大きめのぬいぐるみは下の段に置くことでバランスよく見える。

押入れやクローゼットに仕舞う

ほこりからぬいぐるみをしっかりガードしたい場合は、押入れやクローゼットに仕舞おう。押入れやクローゼット内の収納ケースに入れるか、ラックに並べて押入れやクローゼットの扉を閉めておくとよい。

テレビ台の引き出しの中に入れる

テレビ台に引き出しが付いている場合は、その中にぬいぐるみを収納するのも1つのアイデアだ。リビングのテレビ台下に仕舞うことで子どもでも出し入れしやすく、小さいころから片付けを習慣化しやすくなるだろう。

ふた付きボックスに収納する

大切なぬいぐるみにほこりを付けたくないなら、ガラスやアクリル製の透明なふた付きボックスに収納してみよう。透明のボックスに入れることでぬいぐるみを見やすく、ほこりも防げる。お気に入りで汚したくないぬいぐるみ向けの収納方法だ。

結論

ぬいぐるみの化学繊維は静電気が置きやすく、ほこりが付着しやすい。ぬいぐるみにほこりが付いたままにしておくと、ダニやカビが発生してアレルギーや皮膚トラブルの原因になる場合もある。柔軟剤を使ってぬいぐるみを手洗いする、収納方法を変えるなどの工夫でほこりが付きにくくなるため、ぜひ試してみてほしい。
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  • 更新日:

    2022年1月 7日

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