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カーボンヒーター

カーボンヒーターの電気代は?ほかの暖房器具との比較も交えて解説!

投稿者:ライター 松岡由佳里 (まつおかゆかり)

鉛筆アイコン 2022年1月17日

家でカーボンヒーターを使っている方も多いだろう。カーボンヒーターは、遠赤外線によって暖める輻射式暖房器具だ。冬になると暖房費が気になるところだが、カーボンヒーターの電気代はどれくらいかかるのか、ほかの暖房器具と比較してみた。また、カーボンヒーターの電気代をできるだけ抑えるコツも紹介しよう。

  

1. カーボンヒーターの電気代はどれくらい?

電卓
カーボンヒーターだけでなく、全ての電化製品は計算によって1時間あたりの電気代を算出することができる。いろいろな暖房器具を使っている場合は、それぞれの電気代を比較することができる。

電気代の計算方法

電気代は「1時間あたりの消費電力量(kWh)×電気使用量(h)×電力量単価」という計算式によって求められる。 kWhとは、消費電力(W)を1000で割ったものだ。
消費電力は、電化製品本体や取扱説明書などに記載されている。また、電力量単価は供給する電力会社や契約内容で異なるが、ここでは全国家庭電気製品公正取引協議会で定められた27円を単価とする。

カーボンヒーター1時間あたりの電気代の目安

カーボンヒーターの消費電力は、一般的に弱で400W、強で800Wとなっている。1時間あたりの電気代を求めてみよう。

弱(400W)

400W÷1000×1h×27円=10.8円
よって、1時間あたり10.8円が電気代としてかかる。

強(800W)

800W÷1000×1h×27円=21.6円
よって、1時間当たり21.6円が電気代としてかかる。

2. カーボンヒーターとこたつやエアコンの電気代を比較すると?

こたつ
カーボンヒーターの電気代と比較するため、こたつやエアコンの電気代も同様にして求めてみよう。

こたつ1時間あたりの電気代の目安

日本の冬の定番といえばこたつだ。暖めた空気をかけ布団や敷布団で逃がさず、効率よく足元を温めてくれる。こたつの消費電力は500Wが一般的だが、これはスイッチを入れてから暖まるまでの消費電力だ。一度暖まれば、より少ない消費電力で済む点がカーボンヒーターと異なる。
ここでは、こたつを強で稼働させた場合の消費電力である200Wで計算してみる。

200W÷1000×1h×27円=5.4円
よって、1時間あたり5.4円が電気代としてかかる。

エアコン1時間あたりの電気代の目安

エアコンは、カーボンヒーターに比べてすぐに暖かくなるわけではない。手足など、部分的に温めるならカーボンヒーターの方が勝っている。しかし、部屋全体を暖めるとなると、エアコンの方が優れている。
一般的なエアコン暖房の消費電力である800Wを用いて計算してみよう。

800W÷1000×1h××27円=21.6円
よって、1時間あたり21.6円が電気代としてかかる。

カーボンヒーターとこたつ、エアコンで電気代が安いのは?

カーボンヒーター、こたつ、エアコンの電気代を比較してみると、圧倒的に安いのがこたつだ。カーボンヒーター(強)とエアコン暖房では、電気代はそれほど変わらないように見える。
しかし、エアコンは設定温度になるまでは電気代がかかるが、設定温度になって以降は電気代が抑えられる仕組みになっているため、長時間の使用ではエアコンの方が経済的といえる。

3. カーボンヒーターとセラミックヒーターやハロゲンヒーターの電気代を比較すると?

カーボンヒーター
カーボンヒーターと同じ電気ストーブのセラミックヒーターやハロゲンヒーターはどれくらいの電気代になるのだろうか。

セラミックヒーター1時間あたりの電気代の目安

セラミックヒーターは、内部にあるセラミックを電気で発熱させることで空気を暖める。暖められた空気が部屋を対流して、部屋全体を暖める「対流式」というタイプだ。
一般的なセラミックヒーターの強運転時の消費電力である1,200Wを用いて計算してみよう。

1,200W÷1000×1h×27円=32.4円
よって、1時間あたり32.4円が電気代としてかかる。

ハロゲンヒーター1時間あたりの電気代の目安

ハロゲンヒーターは、内部のハロゲンランプが過熱されることによって遠赤外線が放出される。その輻射熱によって暖かくなる仕組みだ。遠赤外線が当たった部分だけが温まる。
一般的なハロゲンヒーターの強運転時の消費電力である1,000Wを用いて計算してみよう。

1,000W÷1000×1h×27円/kWh=27円
よって、1時間あたり27円が電気代としてかかる。

カーボンヒーターとセラミックヒーター、ハロゲンヒーターで電気代が安いのは?

1時間あたりの電気代を比較すると、カーボンヒーターはセラミックヒーターやハロゲンヒーターよりも省エネだということがわかる。また、カーボンヒーターはハロゲンヒーターの2倍程度の遠赤外線を放出するため、熱効率に優れている。

4. カーボンヒーターの電気代を少しでも安く抑えるコツ

エアコン
カーボンヒーターは、決して電気代が安い暖房器具とはいえない。そこで、カーボンヒーターの電気代を少しでも安く抑えるコツを紹介しよう。

部屋全体の暖めには使用しない

カーボンヒーターは遠赤外線が届く範囲の対象物しか温められないので、基本的に部屋全体を暖めることはできない。カーボンヒーターが得意とするのは、ピンポイントで温めることだ。自分の足元だけなど、ピンポイントで使用する際に使うようにしよう。

エアコンとうまく併用する

カーボンヒーターはピンポイントで温めることが得意で、部屋全体を暖めることには向いていない。逆にエアコンは、ピンポイントで温めることは苦手だが、部屋全体を暖めることには優れている。それぞれの長所と短所を補完し合うように使うことで、電気代を抑えられる可能性がある。
たとえば、部屋が寒い間はカーボンヒーターとエアコンを使い、身体が暖まってきたらカーボンヒーターを切るようにしよう。

一時的な使い方に留める

カーボンヒーターは、スイッチを入れればすぐに熱を発して暖かくなる。その特徴を活かして、長時間ではなく一時的な使い方に留めておく方が電気代を抑えることができる。
たとえば、お風呂に入る前に脱衣所を暖めておく、寝る前や帰宅直後に足元を温めるといった使い方をしよう。

電気料金の契約プランの見直しで電気代が安くなることも

冬の電気代が上がるのは仕方がないと諦めてしまう方も多いだろう。しかし、それぞれの暖房器具の特徴と電気代を知っていれば、組み合わせによって電気代を抑えることも可能だ。
また、節約だけでは微々たる変化しかないという場合は、思い切って電気料金の契約プランの見直しをしてみてはいかがだろう。契約時に比べ、現在はさまざまな電気料金プランがある。さらに、電力事業の自由化によって、電力会社も選べるようになったため、各社の電力単価を比較検討してみてもいいだろう。

5. カーボンヒーターの電気代は意外と高い?ほかの暖房器具と上手に使い分けを

電気代
1時間あたりの電気代を主な暖房器具で比較した。その結果、カーボンヒーターの電気代は意外と高いことがわかった。しかし、カーボンヒーターは、スイッチを入れれば短時間かつピンポイントで温めることができるというメリットもある。
このメリットを上手に使って、カーボンヒーターだけで暖を取るのではなく、こたつやエアコンなどの暖房器具と組み合わせることで電気代を抑えよう。

結論

電気ストーブの一種であるカーボンヒーターの1時間あたりの電気代は10.8~21.6円で、ほかの暖房器具に比べて安いとはいえない。カーボンヒーターの電気代を節約するためには、ほかの暖房器具と併用する、ピンポイントで短時間の使用に限定するなどの方法がある。カーボンヒーターの特徴を理解しながら、電気代を節約しよう。
  • 更新日:

    2022年1月17日

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