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加湿器

加湿器の種類別にメリットとデメリットを解説!自分に合うタイプは?

投稿者:ライター 西村七海 (にしむらななみ)

鉛筆アイコン 2022年1月23日

乾燥が気になる季節に活躍する加湿器。購入を検討している方も多いことだろう。しかし、さまざまなメーカーから多くの加湿器が販売されている昨今、選び方に悩まされることは少なくないはずだ。そこで今回は、加湿器の種類別にメリットとデメリットを解説する。ご家庭やご自身にあった加湿器選びの参考にしてほしい。

  

1. 加湿器の種類

加湿器
加湿器の種類は、気化式、スチーム式、超音波式、ハイブリッド式(温風気化式・加熱超音波式)の4種類に分類される。まずは種類ごとの仕組みを解説していこう。

気化式

気化式とは、水を含んだ加湿フィルターに風を当てることで、気化した水蒸気を放出する仕組みの加湿器である。多くの加湿器に採用されている仕組みであり、ヒーターを使用しないことから火傷の心配がない。安全性が気になる子どもやペットがいるご家庭におすすめだ。

スチーム式

スチーム式とは、ヒーターで水を加熱し、発生した蒸気を空気中にファンで送る仕組みの加湿器だ。大量の蒸気を放出できるほか、室温を上げる効果もある。ただし加湿し過ぎると、窓や壁などに結露が発生するおそれがあるため注意しよう。

超音波式

超音波式とは、超音波の振動によってミストを発生させる仕組みの加湿器。
超音波の振動が加湿器内の水面に伝わると水面の一部が隆起し、ミストが発生する。発生したミストに風を当てて室内の加湿を行うのだ。気化式と同様、ヒーターを使用しないシンプルな種類である。

ハイブリッド式(温風気化式)

ハイブリッド式(温風気化式)とは、気化式とヒーターを組み合わせた加湿器である。水分を含んだフィルターに、温風を当てることで効率的に加湿を行う。

ハイブリッド式(加熱超音波式)

ハイブリッド式(加熱超音波式)とは、超音波式とヒーターを組み合わせた加湿器である。ヒーターで温めた水を超音波の振動でミストにし、加湿を行う。

2. 加湿器の種類ごとのメリットとデメリット

加湿器
加湿器の種類がわかったところで、それぞれのメリット・デメリットを見ていこう。

気化式

メリット

  • ヒーターを使用しないため電気代を抑えられる
  • 加湿器を倒したり、子どもやペットが触れたりしても熱くないため安全性が高い

デメリット

  • 素早い加湿は苦手
  • 本体が大きくなる傾向がある
  • 加湿器のモデルや風量によって運転音が大きくなりやすい
  • 定期的なフィルターの交換、メンテナンスなどが必要

スチーム式

メリット

  • ヒーターで水を沸騰させるため雑菌が繁殖しにくい
  • 加湿能力が高く、短時間で湿度を上げられる

デメリット

  • 加熱にヒーターを使用するため電気代が高くなりやすい
  • スチームの吹出口が熱くなるため、触れたり転倒させたりすると火傷の危険がある
  • 加湿前の水を沸騰させる時間が長い
  • 吹出口にカルキが付着しやすく、放置すると能力が低下する

超音波式

メリット

  • ヒーターを使用しないため電気代を抑えられる
  • 室温に影響を与えない
  • 価格がリーズナブルな傾向にある
  • 運転音が静かなものが多い

デメリット

  • ヒーターを使用するタイプとは異なり雑菌が繁殖しやすい
  • 定期的なお手入れが必要になる
  • 水の粒子が大きいため、周囲のものを湿らせて傷めるおそれがある
  • 水滴が乾いた部分にカルキが残り、白い跡になることがある

ハイブリッド式(温風気化式)

メリット

  • 温風を当てることで気化式よりも素早く加湿ができる
  • フィルターに風を当てて放出するため水の粒子が小さく、雑菌が放たれるのも抑えられる
  • スチーム式ほど熱くなりにくいため安全性が高い

デメリット

  • ヒーターを使用するため気化式よりも電気代がかかる
  • 定期的なフィルターのお手入れや交換が必要になる
  • 加湿器本体の価格が高くなる傾向にある

ハイブリッド式(加熱超音波式)

メリット

  • ヒーターで加熱するため超音波式よりも雑菌が繁殖しにくい
  • 超音波式よりも素早く加湿ができる

デメリット

  • ヒーターを使用するため電気代が高くなりやすい
  • 水に含まれるミネラルによって部屋が汚れることがある
  • 水を沸騰させるわけではないため、定期的なお手入れが必要になる

3. 加湿器の種類で電気代が変わる

電卓
上記で解説したとおりだが、加湿器の種類によって電気代が変わる。加湿器を購入する際の本体価格も重要だが、快適に使用するためにはランニングコストもチェックしよう。

加湿器の電気代の目安

  • 気化式=約42~92円
  • スチーム=約1,925円
  • 超音波式=約184円
  • ハイブリッド式(温風気化式)=約92~820円
  • ハイブリッド式(加熱超音波式)=約628円
上記は加湿能力300mL/h(加熱超音波式のみ350mL/h)の加湿器を、1日10時間使用したと想定した場合の1ヶ月の電気代の目安である。加湿器のモデルなどによって異なるため、あくまでも目安として考えてほしい。

4. 加湿器の選び方

加湿器
ここまで、加湿器の種類ごとのメリットやデメリット、電気代などを解説した。続いて、加湿器の選び方を見ていこう。

適用畳数(加湿能力)

加湿器は、使用したい部屋の広さに合ったものを選ぶことが重要だ。加湿器に記載されている適用畳数(加湿能力)をチェックしよう。適用畳数は、木造とプレハブ洋室の2種類が記載されている。適用畳数より部屋が広い場合、加湿器が常にフル稼働することになり、最適湿度に到達しないこともあるため注意しよう。

タンクの容量

加湿器選びの際は、タンクの容量もチェックしておこう。タンクの容量が小さいと頻繁に水を入れなければならないため、毎日使用する場合、面倒に感じる可能性がある。しかし大きいタンクは、加湿器本体も大きくなってしまう。満水にした際に重くなるため、持ち運びが大変になるかもしれない。

給水やお手入れのしやすさ

加湿器の種類やモデルによって、給水やお手入れの方法が異なる。タンクの取り外しの可不可、フィルターの素材、加湿トレーの形状などによって使い勝手が異なるためチェックしておこう。

5. 加湿器を使用する上での注意点も知っておこう

積み木
加湿器は、空気の乾燥が気になる時期に活躍する便利な家電だ。しかし使用する上で知っておきたい注意点もある。

結露やカビ、レジオネラ属菌などにも注意

加湿器は、最適湿度をキープして使用することが重要だ。乾燥が気になるからといって過剰に加湿してしまうと、結露やカビ、家の建材を傷めるといったトラブルにつながる。
また、レジオネラ属菌にも注意が必要だ。細菌の一種であるレジオネラ属菌は、肺炎を引き起こすおそれがある危険な菌。加湿器のお手入れを怠ると、レジオネラ属菌が発生しやすくなる。とくにヒーターを使って加熱しないタイプの加湿器は、ヒーターを使用するものと比較すると、レジオネラ属菌が発生しやすい。こまめなお手入れを欠かさないようにしよう。(※1)

結論

乾燥が気になる冬に便利な加湿器。種類やメリット、デメリットなどを考慮しつつ、使用シーンや環境に合ったものを選ぶことが大切だ。加湿器の種類や選び方を知りたいときは、ぜひ当記事を参考にしてほしい。ご家庭に合った加湿器で、快適な生活を手に入れよう。
(参考文献)
※1出典:厚生労働省「レジオネラ症」
  • 更新日:

    2022年1月23日

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