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モバイルバッテリー

モバイルバッテリーの寿命は何年?買い替えの判断基準とおすすめ3選

投稿者:ライター 松岡由佳里 (まつおかゆかり)

鉛筆アイコン 2022年2月27日

外出先でスマホを始め、タブレットなどのデバイスをよく使う方にとって、モバイルバッテリーは欠かすことができないアイテムだ。もし、命綱ともいえるモバイルバッテリーが急に使えなくなったらと考えると不安になる方も多いだろう。実はモバイルバッテリーにも寿命がある。その寿命の兆候を見逃さないように、買い替え時期を知る方法や寿命を延ばす使い方などを紹介しよう。

  

1. モバイルバッテリーの寿命は何年?

砂時計
モバイルバッテリーには、充電頻度にもよるが寿命がある。どれくらいのスパンで買い替えなければならないのだろう。

頻繁に充電する場合1~2年が目安

モバイルバッテリーは、充電を繰り返すたびにバッテリーが劣化してやがて寿命が尽きる。一般的に充電可能な回数は300~500回といわれているため、1日1回モバイルバッテリーで充電すると、1~2年で寿命がくる計算となる。

ほとんど使わない場合の寿命は?

ほとんどモバイルバッテリーで充電はしていないなど、モバイルバッテリーの使用頻度が低い場合でも、長い時間放置すると化学反応によりバッテリーの劣化は進んでいる。数回使っただけでも寿命がくることもあるのだ。

2. モバイルバッテリーの寿命が近いときの症状と買い替えの判断基準

モバイルバッテリーの寿命が近い場合、何らかの兆候があらわれるものだ。これから紹介する兆候があったら、買い替え時期かもしれない。

スマホなどの充電に時間がかかる

スマホなどのモバイルデバイスを充電するのに時間がかかるようになったら、モバイルバッテリーの寿命が近い可能性がある。

モバイルバッテリーへの充電時間が長くなる

今までよりもモバイルバッテリーの満タン充電に時間がかかるようになったら、バッテリーの劣化が進んでいる可能性がある。一度劣化してしまったバッテリーは回復できないので買い替える必要がある。

モバイルバッテリーの電池の減りが早くなる

モバイルバッテリーに満タン充電したはずなのに、あっという間に充電量が減ってしまう場合も、バッテリーが劣化している兆しだ。

モバイルバッテリー本体が熱を持つようになる

モバイルバッテリーが異常に熱を帯びている場合も要注意だ。バッテリーが劣化している可能性があり、発火や爆発の危険性がある。

モバイルバッテリー本体が膨らむ

モバイルバッテリーが膨らんでいると感じたら、すぐに使用を中止しよう。こちらも発火や爆発の危険性がある。

モバイルバッテリーを買い替える判断基準は?

モバイルバッテリーは、1~2年が寿命とされている。今まで紹介してきた症状に加えて使用期間が2年を超えていたら、買い替え時期だと思っていいだろう。

3. モバイルバッテリーの寿命を縮める使い方と長持ちさせるコツ

電池
モバイルバッテリーは消耗品だが、それでもできるだけ長持ちさせたい。どのようなコツがあるのだろうか。

リチウムイオン電池の商品を選ぶ

モバイルバッテリーの電池には、単三電池やリチウム電池などが使われている。モバイルバッテリーの寿命を長持ちさせるには、できるだけリチウム電池を使っているものを選ぶことだ。ほかの電池に比べて、より多くの電力を蓄えることが可能だからだ。

極端な高温下や低温下に置かない

モバイルバッテリーに使われているリチウム電池は、極端な高温・低温に弱いという性質がある。最高許容温度は45℃、最低許容温度は5℃といわれており、夏に車内に放置していたり、零度以下になる場所に置いておいたりすると寿命が縮まってしまうのだ。

過充電と過放電に注意する

モバイルバッテリーは、充電ゼロの状態が続くと「過放電」となって、寿命が縮まってしまう。ゼロになる前に充電することで寿命を延ばすことが可能だ。さらに、モバイルバッテリーが満タンにもかかわらず、充電し続けると「過充電」となりやはり寿命が縮まる。充電が終わったらコンセントから抜くように習慣づけよう。

モバイルバッテリーの充電中にスマホなどを接続しない

モバイルバッテリーの充電中にスマホなどほかのデバイスをつなげて使用すると、熱が発生しやすくなる。高温になるとバッテリーの劣化につながり寿命が短くなるので注意が必要だ。

モバイルバッテリー本体を充電したままにしない

モバイルバッテリーの充電が完了した後も電源につないでおくと「満充電保存」という状態になる。この状態が続くとバッテリーは劣化して寿命が短くなるので、充電したまま放置しないようにしよう。

4. モバイルバッテリーで人気のメーカーとおすすめ3選

モバイルバッテリー
モバイルバッテリーはいろいろなメーカーで販売されており、どれを選んだらいいのか迷ってしまう方も多いのではないだろうか。ここでは、人気のメーカーとモバイルバッテリーを紹介しよう。

ELECOM(エレコム)

国内メーカーのELECOMはコンピュータ周辺機器を製造しており、低価格で大容量のモバイルバッテリーを取り揃えている。コスパ重視の方にはおすすめだ。

ELECOM「DE-C33L-20000BK」

2台同時に充電可能なモバイルバッテリーだ。モバイルバッテリー本体は約3時間30分でフル充電ができるので、チャージ時間の大幅な短縮が可能だ。また、約500回の繰り返し使用ができる。

Anker(アンカー)

Ankerは、モバイルバッテリーや充電器など、スマートフォン関連のアクセサリーを中心に取り扱っているメーカーだ。ラインナップが豊富なので、自分にピッタリのモバイルバッテリーが見つかるだろう。

Anker「PowerCore 20100」

前モデルよりもサイズ重量ともに30%小型化・軽量化したモバイルバッテリーだ。タブレットも2台同時にフルスピード充電が可能。マット仕上げで高級感があり、指紋などの汚れも付きにくい。

BUFFALO(バッファロー)

BUFFALOはパソコン周辺機器メーカーで、モバイルバッテリーだけでなく、パソコン関連製品を幅広く展開している。急速充電対応など、さまざまなタイプのモバイルバッテリーを取り扱っているのが特徴だ。

BUFFALO「BSMPB13410P2BK」

充電方式が違うiPhoneとAndroidを自動で見極め、最適な充電を行うことができるモバイルバッテリーだ。本体にはLEDによる4段階の残量表示機能が付いているので、使うときにバッテリー残量がないといったトラブルを未然に防ぐことができる。

5. モバイルバッテリーの寿命は1?2年!定期的に買い替えを

時計
モバイルバッテリーにはリチウム電池などが使われており、電池そのものの寿命が1~2年とされている。寿命は使用頻度にもよるが、ほとんど使わない場合でも経年劣化は進むので、目安としての寿命は知っておこう。今までよりも充電時間が長くなったなどちょっとした異変を感じたら、買い替え時期だと思って早めに交換したほうがいいだろう。

結論

モバイルバッテリーには寿命がある。とくに異常な熱や変形があった場合などは、発火や爆発などの危険があるのですぐに使用を中止してほしい。モバイルバッテリーの寿命をできるだけ長くするためには、リチウム電池使用の商品にすることや、周囲の極端な温度変化や過放電・過充電に注意することだ。モバイルバッテリーは通常使用で1?2年の寿命となっているので、時期が来たら早めに買い替えよう。
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  • 更新日:

    2022年2月27日

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