目次
1. サイドテーブルのDIYに必要なもの

まずはサイドテーブルのDIYに必要なものから見ていこう。以下で紹介するアイテムに加え、肌や服を汚さないよう手袋やエプロンなども準備したい。
木材
サイドテーブルを形作る木材はホームセンターでそろう。木材には一枚板の無垢材をはじめ、小さな木材を接着した集成材、板を重ね合わせた合板などの種類がある。木そのものの風合いを重視するなら無垢材、強度を重視するなら集成材や合板を選ぶのがおすすめだ。見た目にこだわった上質な木材がほしい方は、木材の専門店で探すのもよいだろう。
インパクトドライバーやネジ
サイドテーブルのDIYにはインパクトドライバーやネジも必要だ。インパクトドライバーとは、電動でネジを締められる工具を指す。硬い木材でもスムーズにネジ留めできるため、ネジを使うDIYには必需品といえる。
紙やすり
木材の表面をなめらかに整えるには、やすりが欠かせない。紙やすりの目の粗さは「番手」と呼ばれ、数字が大きいほど目が細かくなる。木材を触ってみて引っかかりを感じるようであれば、280番以下の目の粗い紙やすりを用意しよう。触り心地がよくきれいな木材なら、320番以上の目の細かい紙やすりでOKだ。
塗装剤
木材の表面に色をつけたい場合は、塗装剤も準備したい。落ち着いたインテリアに合わせるならダークブラウンなどの暗い色に、明るいリビングなどに置くならホワイトやクリーム系にするなど、置き場所に合わせて色を決めよう。アンティーク風のサイドテーブルにしたいなら、ワックスを塗って味のあるカラーに仕上げるのもステキだ。
2. サイドテーブルのDIYアイデア事例

ここからは、サイドテーブルのDIYアイデアを紹介する。サイドテーブルを使う場所やDIYの難易度に合わせて、お好きなアイデアにチャレンジしてみよう。
100均すのこを活用
リーズナブルにDIYしたい方は、100均のすのこを活用する方法がおすすめだ。まずは木材を2枚カットして、天板と底板を用意する。すのこはサイドテーブルの両側面に使い、底板と天板のそれぞれにネジ留めして固定しよう。すのこが大きい場合は好きなサイズにカットしたり、おしゃれなサイドテーブルにしたい場合は塗装したりするのもよい。
おしゃれなコの字型
コの字型のサイドテーブルは、初心者でも簡単にDIYできる。縦長のボックスに底板と天板の端を合わせて、コの字型になるように接着剤でくっつけるだけで完成する。中にものを収納したり雑誌を立てかけたりと、スペースを有効活用できるのがポイントだ。
折りたたみ可能なサイドテーブル
アウトドアシーンに役立つ折りたたみ式のサイドテーブルがほしいなら、角材とすのこでDIYしてみよう。角材を2本組み合わせて、ちょうど真ん中あたりで片方からボルトを通し、もう片方からナットで留めれば、X字のように開く脚ができる。これを2つ作ってそれぞれの角材の端を丸棒などでつなげ、天板用のすのこを丸棒にはめれば完成だ。
ネジを使わないサイドテーブル
ネジを使わずに、木製の接合用パーツである「木ダボ」だけでつなぐサイドテーブルは、木のぬくもりを存分に味わえるのが魅力的だ。木ダボを入れる穴を数ヶ所に開けたら、穴にボンドを流し込み、木ダボをはめて接着する。ナチュラルな風合いのサイドテーブルを作りたいなど、ネジを目立たせたくないときにぴったりの方法だ。
フラワースタンドをリメイク
金属製のフラワースタンドを土台に使い、天板と合わせてサイドテーブルにリメイクするアイデアもある。天板は四角形でもOKだが、フラワースタンドにぴったりはまるよう円形にくり抜くとさらに見映えがよくなる。天板をつけたサイズ違いのフラワースタンドを2つ作り、縦に重ねれば高さのあるサイドテーブルが完成するだろう。
結論
サイドテーブルがあるとちょっとしたランチやお茶の際にも使えて、小物や花瓶のディスプレイにも役立つ。ソファの横やベッド脇はもちろん、庭やアウトドアシーンでも使えるので、自分好みのサイドテーブルをDIYして置いてみよう。