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お酒が入ったグラス

グラスの種類と特徴や用途を解説!お酒やシーンで使い分けてみては?

投稿者:ライター 吉田梨紗 (よしだりさ)

鉛筆アイコン 2022年2月19日

グラスには種類があり、それぞれ適したお酒やシーンが異なる。上手に使い分けるために、グラスごとの特徴をチェックしておこう。この記事では、グラスの種類をタンブラー型とステム型に分けて紹介する。形状や適したお酒について詳しく解説しよう。

  

1. グラスの種類|タンブラー型

グラスにお酒を注ぐ
コップのような形をしたタンブラー型グラスの種類を紹介する。それぞれの特徴と適した用途を解説しよう。

ショットグラス

ショットグラスとは、ウィスキーやリキュール、ウォッカなど、度数が高いお酒を飲むためのグラスだ。他のグラスと比較して小ぶりで、シングルグラス(30ml)とダブルグラス(60ml)の2種類に分かれる。

ロックグラス(オールドファッショングラス)

背が低く、円柱形に近い形をしている。口径が広いため大きな氷がそのまま入るのが特徴で、ウィスキーをオン・ザ・ロックにするときにおすすめだ。飲むときに鼻がグラスに入るため、香りをしっかり楽しめる。

一口ビアグラス(冷酒グラス)

飲み干しやすい小さめのビアグラス。泡が消えないうちに飲みきれる、120ml~180mlのものが多い。なお、容量が90~120mlほどで、底がすぼんで口部が開いたタイプは冷酒グラスとして使用する。

ビアグラス

ビールを飲むのに適したグラスだ。注いだ泡が美しく見えたり、香りを引き立てたり、グラスによってさまざまな工夫がされている。形の種類が豊富でそれぞれ飲み口や風味が変わるため、銘柄や好みにあわせて選ぶといい。

タンブラーグラス(ハイボールグラス)

口径が広い大きなグラス全般をタンブラーグラスという。240mlくらいのものが一般的だが、180~300mlまであり種類が豊富。ハイボールやジントニック、ビール、ソフトドリンクなど、さまざまな飲み物に使用できる。

コリンズグラス(ゾンビグラス)

細くて背が高い円柱形のグラスだ。色や泡の立ち上がりを楽しめ、カクテルのトムコリンズやフィズなど、ロングドリンクに適している。コリンズグラスの容量は300~360mlほどで、一回り大きいものはゾンビグラスという。

ジョッキ

ジョッキはビールなどに使用される容器の総称。ガラス製以外に陶器製、木製、ステンレス製も含まれている。一般的には取っ手付きの大きなグラスを指すが、ポカールやフンペン、スタイン、ストンなど形状でも種類が分かれる。

2. グラスの種類|ステム型

お酒が入ったグラス
ステム(脚)が付いたグラスの種類をまとめた。特徴や適したお酒を確認して、上手に使い分けてほしい。

カクテルグラス

名前の通りカクテル専用のグラス。口径が広く逆三角形の形をしており、グラスを傾けずに飲める。75mlや90ml以上のタイプもあるが、標準サイズは90mlだ。デザートやシュリンプカクテルなどの料理を入れることもある。

ゴブレット

ゴブレットは大ぶりなカップが特徴のステム型グラスだ。水やジュース、ビールなどを飲むために使用。容量は240ml~300mlほどだが、400mlくらいの大きな種類もある。

ピルスナー

チェコで誕生したラガータイプのビールがピルスナー。このピルスナーを、おいしく飲むためのグラスがピルスナーグラスだ。直線的な細長い形状が特徴で、注いだときにきめ細かな泡がたちやすい。

白ワイングラス

白ワインを楽しむためのグラスだ。小ぶりで、冷やして飲むことが多い白ワインを適温のまま飲みきれるのが特徴だ。幅広いワインに対応する万能型や、丸みがあるシャルドネワインに適したモンラッシェ型などがある。

赤ワイングラス

赤ワインを飲むために適したグラスで、白ワイングラスと比べて大きい。カップが丸くて大きなボルドー型や、口部が狭くなったブルゴーシュ型などの種類がある。銘柄に適したグラスを選ぶのがポイントだ。

リキュールアペリティフ

リキュールやテキーラ、ウォッカなど、度数が高いお酒をストレートで楽しむためのグラスだ。30~45mlと容量が小さい。リキュールグラスとも呼ばれており、アペリティフはフランス語で食前酒という意味がある。

シェリーグラス

シェリーなどの食前酒を味わうためのグラスで、やや縦長の形をしている。リキュールグラスと比較してやや大きく、容量は60~75mlほどだ。

シャンパングラス(ソーサー型)

口径の広いソーサー(カップの下に置く受け皿)型のグラス。乾杯用として使用することが多く、容量は120mlほどだ。フローズンスタイルのカクテルやソフトドリンク、フラッペを入れることもある。

シャンパングラス(フルート型)

カップの部分が細長く、泡立ちや香りを楽しめるようになっているのが特徴だ。口部が狭くなっているため、炭酸ガスが長く保てる。シャンパンの泡立ちをいかしたカクテルにおすすめだ。

ブランデーグラス

大型で腰の部分が膨らんでおり、香りを逃さないよう口部がすぼまっている。容量は180~300mlだが、注ぐブランデーは共通して30mlほどだ。ブランデー以外だと、ワインの香りを確認するときにも使用される。

テイスティンググラス

テイスティンググラスとは、お酒の香りや味をチェックするためのグラスだ。口部がすぼまっており、カップの空間が広くとられている。注いだお酒をクルクルと回すことで、香りを引き立たせることが可能だ。

3. 飲むお酒やシーンでグラスの種類を使い分けよう

お酒が入ったグラス
お酒を楽しみたいなら、グラスの種類にもこだわりたい。好きなお酒がおいしく飲めるグラスを選ぶことが重要だ。種類別の用途や特徴をチェックして、お酒やシーンにあわせて上手に使い分けよう。

結論

お酒の魅力を引き出したいなら、適した種類のグラスを用意する。好きなお酒があるなら、おいしく飲めるグラスを用意しておきたい。ビールにはビアグラス、カクテルにはカクテルグラスというように、専用グラスを用意するのがおすすめだ。ビアグラスやワイングラスなど、さらに細かく種類が分かれるグラスもあるので、銘柄にあわせて選んでもいいだろう。
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  • 更新日:

    2022年2月19日

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