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ベッドの寿命は何年?フレームとマットレスの買い替え時期も解説!

投稿者:ライター 吉田梨紗 (よしだりさ)

鉛筆アイコン 2022年2月10日

ベッドのフレームとマットレスにはそれぞれ寿命がある。快適な睡眠を守るためにも、定期的に買い替えることが重要だ。この記事では、ベッドの寿命と買い替えに適した時期を解説する。長持ちするベッドの選び方や、寿命を延ばす使い方とあわせて紹介しよう。

  

1. ベッドの寿命は何年?

ベッド
ベッドの寿命はフレームとマットレスで異なる。それぞれの寿命を確認しておくことが重要だ。

フレームの寿命

フレームの寿命は10~15年を目安にしよう。材質によっても寿命は異なり、スチール製のパイプベッドは短く、木製だと長い傾向がある。折りたたみ式や電動ベッドは、可動部が劣化しやすいため不具合が発生しやすい。寿命が近くなったら、劣化や痛みがないか定期的に確認することが大事だ。

マットレスの寿命

マットレスの寿命は5~10年が目安になる。こちらもマットレスと同様に材質によって差がでるので注意。ポケットコイルが8~10年、ボンネルコイルは6~8年、高反発ウレタンで6~8年、低反発ウレタンなら3~5年ほどだ。なお、品質が悪かったり、薄かったりするマットレスだと劣化は早くなる。

2. ベッドの寿命かどうかの判断基準と買い替え時期

ベッド
ベッドの寿命は材質などに左右されるため、正確に把握するのは難しい。寿命が近いときのサインを、フレームとマットレスに分けてまとめた。

フレームの寿命が近いときの症状

フレームを使用したとき、きしみや揺れがあるなら寿命が近い。床板やフレームを確認して、歪みや割れがないか確認しよう。ネジが緩んでいるだけなら、締め直すことで直る可能性が高い。
また、カビが生えているかどうかも重要なチェックポイントだ。カビの状態によっては除去できるケースもあるが、根深く生えていると耐久度が下がり、床板が割れることがある。腐食が進行していれば、寿命だと考えたほうがいい。

マットレスの寿命が近いときの症状

マットレスは劣化すると寝心地が悪くなる。朝起きたときに肩や腰、首が痛いと感じるなら要注意だ。マットレスにへこみやへたりなどの症状がないか、しっかり確認しよう。
見た目に異常がないようでも、反発力がなくなっていたり、きしんだりする場合は劣化している。マットレスと同様にカビにも注意が必要だ。このような症状が確認できたら、マットレスの寿命が近いと考えられる。

こうした症状が現れたらベッドの買い替え時期かも

フレームやマットレスに上記のような症状が現れた場合は、買い替えを検討しよう。ベッドが古くなったら、異常がないか定期的にチェックしてほしい。寿命が近いベッドを使い続けると睡眠の質にも影響するので、早めに買い替えることが重要だ。

3. 寿命が長いベッドの選び方

ベッド
長く使えるベッドの選び方を紹介する。フレームとマットレスに分けて、選ぶときのポイントを解説しよう。

フレームの選び方

木製のベッドは寿命が長いのでおすすめだ。とくにヒノキや松は丈夫で長持ちする。重心が低く安定感があるロータイプは歪みにくく、梁や桟でしっかり補強されているほど頑丈だ。
チェストが梁や桟の役割をするので、引き出し付きタイプも同様の効果が期待できる。カビによる劣化を防ぎたいなら、床板がすのこになったタイプがいいだろう。

マットレスの選び方

マットレスは厚みがあるほうが長持ちする。コイルタイプのマットレスの場合、コイル線が太く、コイルの数が多いマットレスほど丈夫だ。厚みは25cm、コイル線の太さは21mm以上を目安にしよう。
また、ウレタンタイプは密度が高いほどヘタレにくい。密度を表すのは「D」という表記で、30D以上を選ぶのがポイント。厚みは10cm以上を目安にしよう。ただし、ウレタンタイプは寿命がやや劣るので、長く使いたい方はコイルタイプを選ぶといい。

4. ベッドの寿命を少しでも延ばすための使い方

ベッド
ベッドの寿命を延ばしたいなら使い方を見直そう。長持ちさせるためのポイントを解説する。

マットレスの向きをローテーションする

マットレスの向きがそのままだと、同じ場所に負担がかかりやすい。定期的に上下や裏表を変えることで、へこみや湿気のこもりを予防できる。3ヶ月に1回を目安にローテーションするのがおすすめだ。

湿気やカビ対策を講じる

1ヶ月に1回ほどマットレスを立てかけて日干しする。ウレタンタイプのマットレスは直射日光に弱いので、風通しがいい場所で陰干しをしよう。
また、ベッドは壁から5~10cmほど離して置き、定期的に換気や扇風機で空気を循環させるといい。小まめに掃除して、カビの餌となる汚れやホコリを除去することも重要だ。

敷きパッドやシーツを使う

マットレスに汚れや汗が付着すると劣化しやすい。敷きパッドやシーツを使い、1~2週間に1回ほど洗濯して清潔に保つことが重要だ。さらに除湿シートと併用すれば、マットレスに湿気がこもりにくくなる。

5. 寿命が近づいたベッドは早めに買い替えを

ベッド
寿命が近づいたベッドを使用し続けると、体に負担がかかる。頭痛や腰痛、肩こりの原因になるので注意。睡眠の質悪化にもつながるため、健康への影響が心配だ。体をしっかりと休めるために、寿命がきたベッドは早めに買い替えよう。

結論

ベッドの寿命は、フレームが10~15年、マットレスは5~10年が目安だ。しかし、材質や使い方によっても寿命は左右される。きしみや揺れ、寝心地の悪化、カビなどのサインを見逃さないようにしよう。寿命が長いベッドの選び方や、長持ちさせる方法も紹介したので、あわせて参考にしてほしい。
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  • 更新日:

    2022年2月10日

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