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ドラム式洗濯機

ドラム式洗濯機の寿命は何年?修理サインの見分け方や掃除方法を解説

投稿者:オリーブオイルをひとまわし編集部

鉛筆アイコン 2022年2月15日

ドラム式洗濯機が途中で運転を停止する、異音がするなどの異常が見られる場合は寿命の可能性がある。この記事ではドラム式洗濯機の寿命は何年程度なのか解説し、修理した方がよい場合のサインや掃除方法、処分方法、寿命を伸ばす方法をまとめて紹介する。ご家庭のドラム式洗濯機がそろそろ寿命かと思っている方は参考にしてほしい。

  

1. ドラム式洗濯機の寿命は何年?

ドラム式洗濯機
まずは、ドラム式洗濯機の寿命は何年ぐらいなのか、何回ほど使えるのかといった目安を見ていこう。

ドラム式洗濯機の平均寿命

ドラム式洗濯機は平均して7~10年ほどの寿命だといわれている。ただし、寿命は日頃の使い方やお手入れの頻度などによっても変わってくるため、メンテナンスを怠っている場合はさらに短くなる場合もある。

寿命までの平均使用回数

ドラム式洗濯機の寿命までに使用できる平均的な回数は、2500回程度が目安だ。たとえば1日1回洗濯するご家庭では、ドラム式洗濯機を7年ほど使えるとイメージしておこう。また、洗濯回数が3500回を超えると何らかの不具合が起こりやすくなり、買い替えの必要があるとされている。

各メーカーの修理対応期間

パナソニック・日立・シャープ・東芝の各メーカーとも、ドラム式洗濯機の修理対応期間は6年に設定している。いずれも基本的に縦型洗濯機の修理対応期間と変わらないが、パナソニックの縦型洗濯機の修理対応期間はドラム式より1年長く、7年に設定されている。

2. ドラム式洗濯機の寿命の見分け方

ドラム式洗濯機
ドラム式洗濯機から異音や異臭がする、脱水能力が下がっているなどの場合は寿命の可能性がある。ここでは症状別に寿命の見分け方を解説するので、ご家庭のドラム式洗濯機の状態とあわせてチェックしてみよう。

異音がする

運転時にガタガタと異音がする場合は、モーターが故障している恐れがあり、寿命のサインだ。洗濯機が突然動かなくなるケースもあるため、早めに修理するか買い替えることをおすすめする。

脱水能力の低下

脱水後の洗濯物が水分を含んでずっしりと重いなら、うまく脱水できていないのかもしれない。まずは排水ホースの位置や接続が問題ないか、排水溝が詰まっていないか、洗濯機がきちんと水平に置かれているか確認しよう。いずれも問題ない場合は寿命のサインと考えられる。

途中で停止する

ドラム式洗濯機が運転中に停止し、エラーコードが出ている場合は、取扱説明書で該当のコードを調べて対処しよう。エラーコードに当てはまる症状が見られないなら、動作をコントロールするための内蔵コンピューターが故障しているのかもしれない。電源を入れ直すことで運転が再スタートするケースもあるが、近いうちに寿命がくると思った方がよいだろう。

異臭がする

洗濯機からプラスチックが溶けるような異臭がする場合は要注意だ。洗濯機の奥でカビが発生するなどで、機器に被害を及ぼしている恐れがある。異臭がしたら早めに修理を依頼するか買い替えるとよい。なお、カビや下水のようなにおいがする場合は、洗濯機自体の寿命ではなく、ほかのトラブルが起きていると考えられる。

水が漏れる

蛇口とホースをつなぐパーツやホースから水が漏れる場合は、洗濯機の問題ではないので修理できる可能性が高い。しかし、洗濯槽のひび割れによって水漏れするなら、洗濯機の寿命だと判断して買い替えるしかないだろう。

乾燥が不十分

乾燥を行っても洗濯物が十分に乾いていないなら、寿命が近いと考えられる。うまく脱水できていない、乾燥時の風が弱い、乾燥温度が上がりきっていないなど、原因はさまざまだ。この場合も修理か買い替えを検討しよう。

電源が入らない

コンセントを差し、電源ボタンを押しても電源がつかない場合は、寿命のサインだ。電源ボタンを押し続けているうちにコンピューターが誤作動を起こして復旧することもあるが、一時的なものに過ぎない。新しいドラム式洗濯機への買い替えをおすすめする。

3. ドラム式洗濯機を修理する?買い換える?

電卓とお金
ドラム式洗濯機に不具合が起き、修理するべきか買い替えるべきかで悩むケースも多いだろう。買い替えをおすすめするのは、洗濯機が標準使用期間を過ぎている、もしくは、もうじき標準使用期間に該当するなど、寿命と考えられる場合だ。この場合は、修理してもまたすぐに別のトラブルが起きる可能性があるので、新しいドラム式洗濯機に買い替えた方がよいだろう。まだ標準使用期間内でパーツが不具合を起こしているだけの場合は、修理するのがおすすめだ。

4. 寿命を迎えたドラム式洗濯機の処分方法

ドラム式洗濯機の処分
寿命を迎えたドラム式洗濯機は、家電量販店や不用品回収業者に処分を依頼するか、自分で指定の回収所に持ち込むなどの方法で処分しよう。

家電量販店に回収を依頼する

家電リサイクル法では、その洗濯機を購入した店もしくは買い替え先の店に、不要になった洗濯機の回収義務があると定められている。新しく洗濯機を購入するなら、購入先の家電量販店に回収してもらうと簡単だ。

不用品回収業者に依頼する

ドラム式洗濯機を捨てる際は、不用品回収業者に回収してもらうという方法もある。運搬も行ってくれるため、スムーズに処分できるのがメリットだ。ただし、中には家電リサイクル法に違反した悪徳な業者もいるため、一般廃棄物運搬許可などの許可を受けている業者かチェックしよう。

指定の回収所に持ち込む

ドラム式洗濯機を自分で運搬できるなら、指定の回収所に持ち込むのも手だ。家電リサイクル券を持参して持ち込めば、家電量販店や不用品回収業者に処分を依頼するより安く処分できる。

5. ドラム式洗濯機の寿命を伸ばす方法

ドラム式洗濯機
ドラム式洗濯機を新しく購入したら、寿命をできるだけ伸ばすためにポイントを押さえて使いたい。洗濯機を長持ちさせる方法を解説するので、ご家庭でもぜひ実践してみよう。

洗濯物や洗剤を入れすぎない

洗濯機に洗濯物を詰めすぎると、モーターに負荷がかかって寿命を縮めやすい。また、洗剤を入れすぎると、溶け残りが洗濯槽に付着してカビを発生させることもある。カビは異臭や故障の原因となるので、洗剤は適量を入れるように気をつけよう。

定期的に掃除する

カビを予防するためには日頃のメンテナンス方法が大切だ。ドラム式洗濯機は定期的に掃除し、常に清潔に保とう。塩素系漂白剤や洗濯機用の洗剤をお湯に溶かし、ドラム内を殺菌するのがおすすめだ。また、使用後にはドラム内の水分を拭き取り、しっかり乾燥させよう。

雨風や日光から守る

ドラム式洗濯機を屋外に置いていると、雨風や日光にさらされて寿命が縮みやすい。とくに雨の影響で基盤に水が侵入し、故障につながるケースもある。洗濯機は屋内に設置するのが基本だが、どうしても屋外に置かないといけない場合は、防水や日よけできるカバーをかけておこう。

洗濯後は元栓を閉める

洗濯後は洗濯機の元栓を閉めることも大切だ。たとえ洗濯機の電源を切っていても、元栓が開いているとホースまわりに水圧がかかり、パーツが劣化しやすくなる。洗濯機に負荷をかけないためにも、使用後は元栓を閉めておこう。

結論

ドラム式洗濯機の寿命は7~10年ほどだ。長年使っている洗濯機に不具合が起きている場合は寿命と判断し、突然の故障で洗濯できなくなる前に買い替えるとよい。まだ標準使用期間に満たない場合は、買い替える前に点検・修理を依頼するのも手だ。
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  • 更新日:

    2022年2月15日

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