目次
- CDプレーヤーが読み込みできない、トレーが開かない:3万円程度~
- カセットデッキのテープが走行しない:4万円程度~
- スピーカーの音にノイズが入る:3万円程度~
- レコードプレーヤーが回転しない:4万円程度~
- アンプの電源が入らない、音が出ない:5万円程度~
- チューナーの音が出ない:3万円程度~
1. オーディオは修理に出せる?

古いオーディオや不具合が生じたオーディオは、専門店やメーカーで修理できる。まずはお近くにある専門店やお持ちのオーディオのメーカーを調べ、修理できるかどうか確認しよう。
オーディオ修理専門店は意外とある
オーディオ修理専門店は、インターネットで検索すれば意外と見つかる。お住まいの地域を検索バーに入力して調べ、専門店のホームページをチェックするとよい。修理で取り扱っている商品やブランドは専門店ごとに異なるので、お持ちのオーディオが該当するか確認しておこう。
メーカーの修理サービスを利用することも可能
メーカーがオーディオの修理を受け付けている場合もある。たとえばソニーは、カセットデッキ・アンプ・MDやCDデッキのほか、SACDプレーヤーやスピーカーなどの高級オーディオの修理も行っている。お持ちのオーディオメーカーに、当該製品を修理できるか問い合わせてみよう。
どんなトラブルに対応してくれる?
専門店やメーカーの修理では一般的に、音飛びする、ノイズが入る、音が出なくなる、再生されない、電源が入らないなどさまざまなトラブルに対応している。CDプレーヤーの場合、CDが読み込みできない、トレーが開かないといった不具合も見てもらえることが多い。プレーヤーやスピーカーなどの再生機器をはじめ、店によってはレコーダーなどの録音機器、受信機、アンプなど周辺機器の修理を扱っているところもある。
ヴィンテージオーディオも修理できる
中には、古いヴィンテージオーディオの修理を受け付けている専門店もある。ヴィンテージオーディオを修理する場合、当時のパーツが入手できないケースもあるが、現在入手できるパーツを改造して使用できる場合は修理してもらえることも多い。
2. オーディオを修理に出す流れ

オーディオを修理に出すときの流れは、修理専門店に直接持ち込む場合と宅配修理の場合で異なる。それぞれの流れと注意点を紹介しよう。
修理専門店に直接持ち込む場合
オーディオを専門店に直接持ち込む場合は、まず問い合わせて修理の日時を確定させなければならない。持ち込み後はオーディオの状態の診断、見積もり、修理といった流れになる。店にもよるが、修理にはだいたい1~2週間ほどかかるので注意しよう。
宅配修理を希望する場合
宅配修理の場合はまず問い合わせて配送し、診断、見積もり、修理、返送といった流れになる。この場合、追加の運送料金がかかるケースが多いので事前に確認しておきたい。また配送の時間もかかるため、オーディオが戻ってくるまでの期間が長くなりやすい。
出張修理してくれる専門店もある
中には自宅まで出張してオーディオを修理してくれる専門店もある。出張費用が別途かかるが、持ち込みや配送の手間がなく、重いオーディオを動かしたくないときにも向いている。
3. オーディオの修理料金は?

オーディオの修理料金は、機器の種類・修理内容・使用部品・修理店などによって大きく異なる。一概にはいえないが、機器と内容別の修理料金は以下を目安にしてほしい。
修理内容と料金の目安
また、ソニーのように修理を定額で請け負ってくれるケースもある。ソニーではカセットデッキ・アンプ・MDやCDデッキなどの修理料金を、定額の税込15,400円としている。ただし、SACDプレーヤー・アンプ・スピーカーなど高級オーディオの修理は対象外だ。
必ず見積もりを確認すること
上で紹介した料金はあくまで目安で、ケースバイケースで変わってくる。修理後に思っていたより高い金額を請求されないためにも、修理前には必ず見積もりを取って金額を確認しておこう。
4. 古いオーディオも諦めず修理が可能か相談してみよう

不具合が起きたオーディオの修理は、専門店やメーカーに依頼できる。専門店によってはヴィンテージオーディオの修理を行っているところもあるため、古い製品でも諦めずに修理できるか相談するとよい。修理で不具合を直し、お気に入りのオーディオを長く使おう。
結論
オーディオの修理専門店は意外とたくさんあるため、複数の店で見積もりを取って比較するのもおすすめだ。あまり大きくない機器の場合は、専門店へ持ち込んで修理してもらうと比較的安く済む。しかし重くて移動が難しいオーディオの場合は、宅配や出張修理を利用する手もあるのでぜひ検討してみてほしい。