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リモコン

リモコンの修理方法とは?ボタンが反応しないときの対処法を解説

投稿者:ライター 松岡由佳里 (まつおかゆかり)

鉛筆アイコン 2022年3月24日

テレビやエアコンをはじめ、リモコンは生活必需品といっていいだろう。リモコンのボタンの反応が悪かったり、壊れたりしてしまうとストレスになる。リモコンの修理は、自分でできる故障もあれば、業者に依頼する、あるいは最終手段として買い替えるという方法が考えられる。自分で修理する方法を中心に紹介しよう。

  

1. リモコンを修理する前に確認すべきこと

リモコンを修理する前に、原因がリモコン本体ではない可能性も疑ってみよう。

電化製品本体が故障していないか

リモコンの調子が悪いと真っ先にリモコンのことを疑ってしまうが、実は電化製品本体が故障しているというケースも少なくない。本体が故障してしまっていては、リモコンを修理しても無駄になってしまう。リモコンとともに、本体がしっかり稼働しているかもチェックしよう。

リモコンの電池が切れていないか

リモコンの不調でよくあるのが電池だ。当然リモコンの電池が切れていれば、リモコンは作動しない。修理をする前に、リモコンに入っている電池の残量をチェックするか、新しい電池に交換しよう。

本体とリモコンの距離が遠くないか

リモコンと本体との距離が遠いとリモコンの効きが悪くなる。たとえば、テレビでは確実にリモコンが届く距離は7m、左右の角度は30度未満といわれている。リモコンの修理を考える前に、本体とリモコンとの距離や角度を変えてみよう。

部屋の環境が適切か

電化製品のリモコンは、部屋の環境に左右されて正常に動かなくなることがある。とくに夏は室温がたかくなるため、リモコンに熱がこもってしまうケースがあり、正常に作動しなくなってしまう。また、直射日光が当たる場所に長時間置きっぱなしにするのも、同じ理由で故障の原因となる。

本体の受信部分を遮っていないか

本体の受信部分も忘れがちなチェックポイントだ。受信部分にホコリがたまっているとリモコンからの赤外線がホコリによって遮断されてしまう。
また、ぬいぐるみや小物などをテレビのまわりに置いておくと、何らかの拍子でズレて受信部分を遮ってしまう可能性もある。リモコンの修理の前に、本体の受信部分をチェックしよう。

2. 自分でできるリモコンの修理方法

リモコン
リモコンの不具合で新しいリモコンに買い替える前に、試してみたい修理方法がある。少し勇気が必要だが、ダメ元でトライしてみてはいかがだろう。

分解して水洗いする

リモコン内部が汚れていることで修理が必要な場合、分解して水洗いをしてみる。ただし、水洗いOKかどうか事前にチェックしておこう。
リモコンを分解したら、水洗いできるプラスチック部分と水洗いができない基盤部分に分ける。そのうえでプラスチック製のパーツやボタンの隙間に隠れている汚れを歯ブラシや綿棒などでやさしく洗う。洗い終わったら、必ず乾燥させてから組み立て直す。

接触不良を直す

リモコンの電子基板と接触する部分に接触不良が起こると、リモコンは反応しにくくなる。この接触部分を復活させるためには「鉛筆」を使う。接触部分に鉛筆を擦るだけで修理できてしまう。
鉛筆の芯には電気の通りをよくするカーボンという成分が含まれており、電流が流れやすくなるためだ。ただし、鉛筆の粉がなくなってしまうと効果が薄れてしまう。

基板を掃除する

リモコンの基板の汚れも不調の原因となる。基板は水洗いすることができないので、消毒用アルコールや無水エタノールを使うことがポイントとなる。基板は非常にデリケートな部分なので、綿棒などでやさしく汚れを拭き取るようにしよう。

導電帯を補修する

導電体とは、リモコンのゴムシートの裏にある小さな金属部分だ。リモコンを長時間押していると、この導電体が摩耗して反応が鈍くなってしまう。導電体の摩耗を修理するためには、アルミホイルを使う。
アルミホイルをボタンの大きさに合わせてカットする。アルミホイルの厚みで導電体の摩耗を補助するというわけだ。アルミホイルがはがれないように接着剤で固定したら、リモコンを元通りに組み立てる。

3. リモコン修理を業者に依頼した場合の値段

電卓と貯金箱
自分でリモコンを修理する自信がない。そのようなときには、メーカーに修理依頼することもひとつの方法だ。ただし修理代はリモコンの部品代を別にして4,500~6,000円ほどかかってしまう。
業者を呼んで修理してもらう場合は、さらに出張費も上乗せされるのを覚悟しておかなくてはならない。
費用面のことを考えると、修理するよりも新しいリモコンに買い替えた方がよいかもしれない。

結論

リモコンの不具合で修理をする前に、本体の故障や本体との距離、あるいは受信部分や電池切れなどを確認しておこう。自分でできるリモコン修理では、本体を洗う、接触不良を直す、基板を掃除するといった方法が考えられる。業者に修理してもらうという方法もあるが、費用面からみると新しく購入したほうがよいというケースもあるので、比較検討して決めよう。
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  • 更新日:

    2022年3月24日

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