目次
- キッチンタイルのシールを貼る場所を採寸する
- シールを採寸した大きさよりも少しゆとりを残して切る
- シールを貼る場所をキレイに清掃し、十分に乾燥させる
※汚れが残ったままシールを貼るとタイルシールに凸凹ができてしまうため、汚れやごみを十分に取り除くことが大切だ - シールを貼り付ける
- コーナーカッターを使用して余り部分を切る
1. キッチンタイルのメリット

まず、床や壁をタイルにするメリットから説明しよう。
掃除がしやすい
キッチンは、調理や食器洗いするときに水や油がとびやすく、調理時のごみなどにより汚れやすい場所である。そのため、薬品や洗剤を使用しても変色や破損しないキッチンタイルは、掃除や手入れを簡単に済ませられる最適な素材だ。
オシャレに見える
キッチンタイルを使用すると高級感を演出できたり、洗練された印象を与えられたりできるため、オシャレに見せることが可能だ。
デザインが豊富
キッチンタイルは、カラーや素材だけでなくデザインも豊富にあるのが特徴だ。そのため、それぞれのキッチンに応じて最適なものを選べるのもメリットといえる。
耐久性が高い
キッチンタイルは、木材などの柔らかい素材よりも耐久性が高く、傷がつきにくいため、キレイな状態を長く保持することが可能だ。
2. キッチンタイルの施工にかかる費用

キッチンタイルの施工にかかる費用は、人件費や移動の費用などを含む諸経費を合算すると15,000円~33,000円ほどになる。この施行費用のほかに、キッチンタイルなどの材料費もかかる点に注意してほしい。キッチンタイルは素材やデザイン、サイズなどによっても価格が大きく異なるため、確認することが大切だ。
具体例を紹介しよう。キッチンタイルのみの相場は1㎡あたり1~3万円である。キッチンタイルの装着には接着剤も必要となるため、もちろんその材料費も考えておかなくてはならない。5㎡の広さに1㎡あたり2万円のタイルを使用すると、タイルだけで10万円がかかり、古い壁のタイルや壁紙などの撤去が必要な場合は、撤去費用もさらに必要になる。仮に施工費用を3万円と見積もってタイル費用に加えると、13万円ほどがキッチンタイル施工にかかる費用相場だ。
3. タイルシールDIYなら簡単

キッチンタイルを業者に依頼せずに、タイルシールなどを使用して簡単にDIYする方法もある。タイル張り風のシールを利用すると費用を低価格におさえて、簡単にDIYできる。ここでは、シールの貼り方やDIY事例を紹介しよう。
シールの貼り方
キッチンタイルのシールを貼る方法を解説しよう。
タイルシールのDIY事例
白タイルシールで清潔感ある印象に
キッチンに白タイルシールの白を水回り付近の壁に使用すると、壁の防水になるだけでなく、より清潔感のある印象に仕上げられる。
黒タイルシールで汚れを目立たせない
調理器具周囲は、調理時に壁が汚れやすく、掃除をこまめにしても汚れが溜まりがちである。そのような場所には、黒のタイルシールを選ぶと汚れを目立たせずに済むだろう。
北欧風デザインのタイルシールでキッチンのアクセントに
オシャレなデザインのキッチンタイルを選びたいときには、北欧風デザインを取り入れるとアクセントにもできる。防水性や耐熱性、防汚機能を備えたものを選べば、水回りだけでなく調理器具周囲にも安心して使用できる。
結論
今回は、キッチンタイルのメリットをはじめ、簡単かつオシャレにリフォームできるタイルシールを使用したDIY方法について詳しく解説した。ぜひ、当記事を参考にそれぞれの家庭に適したタイルを用いてリフォームしてほしい。