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ワイヤレレスイヤホン

ワイヤレスイヤホンの種類は?タイプ別のメリットやデメリットを解説

投稿者:ライター 松岡由佳里 (まつおかゆかり)

鉛筆アイコン 2022年4月10日

スマートフォンやいろいろなデバイスで、音楽や動画音声を無線接続で聞くことができるワイヤレスイヤホン。若者を中心に定着しているが、種類が多くてどれを選べばいいのかわからないという方も多いだろう。ここでは、ワイヤレスイヤホンの種類や特徴、メリットやデメリットなどを紹介する。ワイヤレスイヤホンを選ぶときの参考にしてもらいたい。

  

1. ワイヤレスイヤホンとは?

ワイヤレレスイヤホン
ワイヤレスイヤホンとは、「Bluetooth」という無線通信規格が採用されているイヤホンのことだ。Wi-Fiよりも消費電力が少なく、近い距離なら安定した通信が期待できる。そのため、パソコン周辺機器やゲームコントローラーなど、さまざまな用途で使われている。
ワイヤレスイヤホンのメリットは、イヤホンとプレイヤーが有線でつながっているときにありがちなわずらわしさがないという点だ。一方で、こまめな充電が必要などのデメリットもある。

2. ワイヤレスイヤホンの種類別の特徴

ワイヤレレスイヤホン
ワイヤレスイヤホンにはいろいろな種類があり、それぞれ特徴やメリット・デメリットがある。それを理解したうえでワイヤレスイヤホンを選べば、失敗を回避することができる。

左右一体型

左右一体型は、左右がケーブルでつながっている種類のワイヤレスイヤホンだ。メリットは、ワイヤレスイヤホンにありがちな「落下」を防げること。また有線であることから音質が良く、音の遅延も少ない。低価格帯というのも魅力だ。デメリットは、デバイスとワイヤレスでつながっているにもかかわらず、ケーブルがあることだ。そのため断線のリスクがある。

左右独立型

左右独立型は、左右のイヤホンが独立している種類のワイヤレスイヤホンだ。ケーブルがないのが特徴だ。「完全ワイヤレスイヤホン」「TWS(True Wireless Stereo)」とも呼ばれている。非常に軽量で高性能な製品も多い。
メリットは、ケーブルがないのでわずらわしさから解放されるということだ。片方のイヤホンだけでも聴くことができる。デメリットは、耳の穴とのサイズが合わなかった場合など、落としてしまうことだ。

ネックバンド型

ネックバンド型は、首に固定する種類のワイヤレスイヤホンだ。首のまわりに固定されることで、落ちにくいというメリットがある。音楽を聴きながらスポーツをするときなどに便利だ。デメリットは、左右一体型と同じようにケーブルでつながっているという点だ。

片耳型

片耳に装着する種類のワイヤレスイヤホンだ。車の運転中やリモートワークでの会議などハンズフリーで電話をするときに使うときに便利だ。メリットは、片耳しか使わないのでまわりの人と会話をしながら使用することができることだ。デメリットは、モノラル再生になることから音楽鑑賞には向かないという点だ。

骨伝導型

骨伝導型は、骨を通して内耳に直接振動を送る種類のワイヤレスイヤホンだ。メリットは耳をふさがずに、まるでスピーカーから音を聴いているような解放感が味わえることだ。長時間イヤホンを使っていても耳の穴が痒くなったり、痛くなったりしない。デメリットは、音漏れしやすく遮音性が低い点だ。

3. ワイヤレスイヤホンの選び方

ワイヤレレスイヤホン
ワイヤレスイヤホンを選ぶときには、音の質や機能性にも注目したい。ワイヤレスイヤホンを選ぶときのポイントを紹介しよう。

密閉性

ワイヤレスイヤホンには密閉性を左右する2種類の型がある。「カナル型」と「インナーイヤー型」だ。カナル型は、耳栓のように耳の中に入れてしまうため、密閉性が高いという特徴がある。一方インナーイヤー型は、耳の穴の入り口部分に乗せて装着するため、密閉性が低い。カナル型のようなきつめの装着感が苦手な方にはおすすめだ。

音質

音質にこだわるなら「ハイレゾ対応」のワイヤレスイヤホンを選ぼう。ただし、イヤホンだけをハイレゾ対応にしても音質効果はなく、プレイヤーなどの音源もハイレゾ対応になっている必要がある。購入前にチェックしておこう。

防水性能

スポーツ中にワイヤレスイヤホンを使うなら、防水性能もチェックしておこう。耳の中も汗をかくので防水性能があれば、ワイヤレスイヤホンの内部のサビ防止に効果が期待できる。防水性能をあらわす表示として「0~8」までの等級があり、数字が大きければ大きいほど防水機能が高くなる。

ノイズキャンセリング機能

ノイズキャンセリング機能は、まわりから聞こえてくる騒音を低減してくれる機能だ。電車など、公共の乗り物でまわりの騒音が気になるときに使うと効果が実感できる。性能は各メーカーによってさまざまで、搭載されているかいないかで価格もかなり違ってくる。

バッテリーの持続時間

今までは3~5時間持続するものが主流だったが、最近ではバッテリーの持続時間が長くなり、7~8時間持続のワイヤレスイヤホンも多くなっている。長時間の使用が多い方や充電を頻繁にするのが面倒だという方は、バッテリーの持続時間が長いワイヤレスイヤホンを選ぶといいだろう。

結論

ワイヤレスイヤホンの種類は、左右一体型、左右独立型、片耳型、骨伝導型がある。それぞれの特徴やメリット・デメリットを知ったうえで選ぶことが大切だ。また、防水性能やバッテリーの持続時間などの機能性も考慮したい。いろいろな種類の中から自分にピッタリのワイヤレスイヤホンで快適な音楽環境を整えよう。
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  • 更新日:

    2022年4月10日

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