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モッコウバラ

モッコウバラの育て方 | 植え付け方や剪定のやり方などを徹底解説

投稿者:ライター 吉田梨紗 (よしだりさ)

鉛筆アイコン 2022年4月 6日

モッコウバラは丈夫で初心者でも育てやすい。小さなかわいらしい花が楽しめるので、栽培にチャレンジしてみよう。この記事では、モッコウバラの育て方を紹介する。植え付けや日々のお手入れ、増やし方、注意したい害虫に分けて解説しよう。

  

1. モッコウバラとは?

モッコウバラ
モッコウバラ(木香薔薇)とは中国原産のつるバラだ。1年に一度開花する一季咲きで、4~5月頃に2~3cmの小ぶりでかわいらしい花が咲く。咲き方には一重咲きと八重咲きがあり、色は白や淡い黄色の2種類だ。
モッコウバラの和名は「木香」という芳香剤からとられており、品種によっては香りを楽しめる。白い一重咲きの「ロサ・バンクシアエ・ノルマリス」は、強い華やかな香りが魅力だ。

モッコウバラの花言葉

  • 初恋
  • 純潔
  • 素朴な美
  • 幼い頃の幸せな時間
  • あなたにふさわしい人
ネガティブな花言葉が多いとされる黄色い花だが、モッコウバラの花言葉はすべてポジティブだ。黄色い花を贈りたいときは、ぜひモッコウバラを取り入れてほしい。

2. モッコウバラの育て方 | 植え付け

鉢
モッコウバラは鉢植え、もしくは地植えで育てよう。土作りから植え付けまで、詳しい方法をまとめた。

土作りのポイント

モッコウバラには、水はけがよく保水性や保肥性が高い土が適している。鉢植えで育てる場合は、バラ専用の培養土を用意すればOKだ。自分で土を作るなら「赤玉土(小)5」「腐葉土4.5」「もみ殻燻炭0.5」の割合で混ぜよう。
また、地植えをする場合、土が痩せていると花つきが悪くなる。まずは植え付けの2週間ほど前に、直径と深さが40~50cmの穴を掘ろう。掘り起こした土に、緩効性の粒状肥料もしくは堆肥を混ぜ込んでおくといい。

苗の選び方や植え付け時期

モッコウバラの植え付け時期は10~11月頃だ。苗は秋頃にホームセンターや園芸品店で手に入る。葉や茎の色がよく、変色していない苗を選ぶのがポイントだ。11月下旬には落葉するので、茎が太く根張りがいい苗を選ぶといい。虫がついていないか、枝折れがないかなども、あわせてチェックしておこう。

鉢植えのやり方

モッコウバラの苗より二回り以上大きな鉢を用意する。鉢底石と土を敷いたら根底を崩さないようにポットから取り出し、植え付けて土を入れる。あとはツタを誘引するための支柱を立てて、たっぷりと水をあげればOKだ。
また、鉢植えが根でいっぱいになったら植え替えをしよう。根詰まりすると元気がなくなるので、数年に一度を目安に二回りほど大きな鉢に植え替える。時期は植え付けと同じ10~11月を目安にしてほしい。

地植えのやり方

日当たりと水はけ、風通しがいい場所を選んで植え付けよう。苗より二回りほど大きな穴を掘ったら、三分の一ほど土を戻す。苗を穴の中に置いた後、周りに土を入れて水やりをしよう。
モッコウバラは8~10mくらいに育つので、丈夫なアーチやフェンスにしっかりと誘引する。ほかの植物の生育を邪魔しないよう、十分なスペースを確保しておくことが重要だ。

3. モッコウバラの育て方 | 日々の手入れ

水やり
モッコウバラを育てるときのポイントをまとめた。育て方の基本として、日々の手入れ方法をチェックしておこう。

水のやり方

モッコウバラは多湿を嫌うので、鉢植えの場合は土の表面が乾いたときだけ水やりをする。一方で地植えなら基本的に水やりは不要だ。雨が何日も降らないときだけにしよう。夏は朝や夕方など、気温が低い時間帯を選んで水やりをしてほしい。

肥料の与え方

花つきが悪くなるので、肥料をやりすぎには注意しよう。早春の芽が咲く早春頃に、緩効性肥料を追肥するだけでOKだ。株の元気がないときは、様子を見ながら慎重に肥料を与えよう。

剪定や誘引のやり方

モッコウバラの花が終わった6~7月上旬頃に選定する。枯れた花がついた枝を半分くらいにカットしよう。このときに混み合った枝や伸びすぎた枝を、選定しながら形を整える。植えたスペースにあわせて大きさを調整しておこう。
選定が終わった後に、太い枝を柱やアーチ、フェンスにからめて誘引しよう。シュート(株元から出る若い枝)を、地面に対して並行や斜めになるようからめるのがポイントだ。昨年の誘引をといて仕立て直すとキレイに仕上がる。

4. モッコウバラの育て方 | 増やし方

モッコウバラ
モッコウバラは挿し木で簡単に増やせる。時期や手順、ポイントを詳しくまとめた。

挿し木する時期や手順

  • 生長が止まった硬い枝を10~15cmカットする
  • 切り口を斜めに切って1~2時間ほど水につける
  • 挿し木用の土を鉢や容器に入れたら挿し穂を挿す
  • 霧吹きを使ってたっぷりと水をやる
  • 土が乾かないように注意しながら直射日光が当たらない半日陰で管理する
  • 30~40日ほどで発根するので植木鉢や庭に植え替える
挿し木に適した時期は5~6月だ。挿し穂を水につける前に発毛促進剤をつけておくと、発根しやすくなる。挿し木用の土がない場合は、湿らせた赤玉土小粒やバーミキュライトを用意しよう。

5. モッコウバラの育て方で注意すべき害虫

モッコウバラ
モッコウバラは丈夫で害虫もつきにくい。しかし、まれに寄生されることがあるので、育て方とあわせて対策を確認しておこう。

アブラムシ

アブラムシは春先の新芽を狙って発生する。繁殖力がとても強いので、早めに駆除することが重要だ。定期的に葉の裏を確認して、見つけたら湿らせた綿棒で取り除く。数が多い場合は専用の殺虫剤で駆除してほしい。

ハダニ

梅雨明けや初夏に発生する0.3~0.5mmくらいの害虫だ。葉や花弁から栄養を吸収して、モッコウバラを弱らせる。ハダニは水に弱いので、霧吹きで水を吹きかけて駆除しよう。日頃から葉水をする習慣をつければ予防になる。

結論

モッコウバラは丈夫で育てるのが簡単だ。蔓(つる)をグングン伸ばしながら生長して、白もしくは淡い黄色の花をたくさん咲かせる。鉢植えや地植えで育てられるので、植え付けの方法をチェックしよう。日々の手入れや増やし方、害虫対策など、育て方の基本を覚えておくことが重要だ。
  • 更新日:

    2022年4月 6日

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