目次
- ラッピングペーパーの角を上にして敷く
- 真ん中に箱を置く
- 下の角を持って箱にかぶせる
- 左下の角を内側に折り込む
- 左側のラッピングペーパーを箱にかぶせる
- 手順5でかぶせた部分を、対角線から下に出る分だけ内側に折り込む(三角形になればOK)
- 反対側も手順4~6と同じ手順で折りたたむ
- 左上と右上の角を手順4と同様に折り込む
- 上の角をもって箱にかぶせる
- 手順9の部分を右上と左上の角からそれぞれ対角線より出る分だけ内側に折り込む(三角形になればOK)
- 箱に回しかけたら向かって左のリボンが結び目の上になるように1回結ぶ
- 結び目を押さえながら右側のリボンで輪を作る
- 左側のリボンを手順2の輪に上から巻きつける
- 下にくぐらせてもう1つの輪を作り、左右の輪のサイズが同じくらいになるよう整える
- 横方向にくるりと回しかける
- 箱の中央で十字を作るようにリボンの向きを変え、縦方向に引っ張って回しかける
- リボンの端を交差する部分の下に通す
- たるまないように引っ張りながら蝶結びをする
- 箱を時計に見立てて、リボンを12時から3時の位置にあてる
- 箱の裏から回して6時の位置から出す
- 6時から9時の位置を通したら箱の裏側に回す
- 手順1の12時に戻す
- 右上で1回結んでから蝶結びをする
- カールリボンを2本束ねて箱に回しかけて1回結ぶ
- 束ねたカールリボンをもう一組用意して別方向から回しかける
- 手順1の結び目の下に手順2のカールリボンを通して1回結ぶ
- 結び目から飛び出たカールリボンにハサミの背をあてて引っ張る
- すべてのカールリボンにハサミの背をあててカールさせる
1. ラッピングペーパーの基本的な包み方

ラッピングペーパーの基本的な包み方を3つ紹介する。それぞれの手順とポイントを解説しよう。
斜め包みのやり方
1.ラッピングペーパーの上に箱を置く
長方形のラッピングペーパーを斜めに敷こう。それから箱を右側の下部に置く。箱の右下の角がラッピングペーパーから少しはみ出る位置に置くのがポイントだ。
2.ラッピングペーパーの手前部分を箱にかぶせる
ラッピングペーパーの下角を持ち、上に持ち上げて箱にかぶせる。箱の左角を包む必要があるため、箱の左側に2~3cmほどかぶらない部分を作っておこう。
3.左下の角からラッピングペーパーを内側に折り込む
箱の左下の角を手で押さえて、左側面にラッピングペーパーを折り込む。左の角から側面にそわせるようにたたむのがポイントだ。
4.ラッピングペーパーの左側を持って箱にかぶせるように折りたたむ
ラッピングペーパーの左側を持ち上げて、左側面から箱の上にかぶせるように折りたたむ。箱の左下の角から、包装紙が飛び出さないように調節してほしい。
5.左上の角からラッピングペーパーを内側に折り込む
箱の左上の角を押さえたら、ラッピングペーパーを上の側面にあわせて折り込む。基本的な方法は手順3と同じだ。
6.箱の手前部分を持って奥に倒す
箱の手前の側面を手で持ち上げて箱を立てる。たたんだラッピングペーパーの左のラインと、箱のラインが垂直になるように整えておこう。そのまま手順5までの裏側が表になるように箱を倒す。最後に右上の角を内側に押し込んでおくと、ラッピングペーパーがゆるみにくい。
7.右下の角からラッピングペーパーを内側に折り込む
手順3と同じように、右下の角から側面にそわせるように折り込もう。
8.ラッピングペーパーの右側を持って箱にかぶせるように折りたたむ
手順4と同じように、右側のラッピングペーパーを持って箱にかぶせるように折りたたむ。
9.右上の角からラッピングペーパーを内側に折り込む
箱の右上の角を押さえたら、ラッピングペーパーを上の側面にあわせて折り込む。基本的な方法は手順5と同じだ。
10.ラッピングペーパーの上部を箱にかぶせる
ラッピングペーパーの上部を箱にかぶせる。
11.余分なラッピングペーパーを折りたたむ
左上と右下の角を結ぶ対角線から、飛び出ている部分を内側に折りたたむ。折ったラインが、対角線にそって一直線につながるようにするのがポイントだ。
それから同じように、右上の角と作った対角線が90度で交わるラインにそって、飛び出ている部分を内側に折りたたもう。あとは作った2つのラインが交わる位置を、シールで留めれば完成だ。
祝儀用と不祝儀用の包み方の違い
斜め包みは、祝儀用と不祝儀用で包み方が異なる。包み始めるときの箱の向きは、ご祝儀用は底部が右側、不祝儀用だと底部が左側だ。包み終わったあとにポケット(隙間)が、ご祝儀用は上に、不祝儀用が下にくればいい。また、合わせ目はご祝儀用が右上、不祝儀用が左上だ。着物の着合わせと、同じと考えればわかりやすいだろう。
合わせ包みのやり方
1.箱を裏返したらラッピングペーパーの真ん中に置く
箱の裏側を上にしてラッピングペーパーの真ん中に置く。手順2で重ねたときに上にする方の端を、少しだけ折っておくと仕上がりがキレイだ。
2.ラッピングペーパーの両端を重ねてテープで留める
ラッピングペーパーの両端を持って包み、重ねてからテープで留める。合わせ目が真ん中になるように調節してほしい。
3.箱の両端を内側に折り込む
まずは箱がラッピングペーパーの中心にくるように調整しよう。つぎに側面のラッピングペーパーを、上と下から内側に折り込む。表側と裏側にそれぞれキレイな三角形ができればOKだ。反対側も同じように折りたたんでほしい。
4.側面の三角形を上から下の順で折りたたむ
手順3で作った三角形を、裏側から表側の順番で折りたたむ。上にかぶせた三角形の角を側面の真ん中で折りたたみ、テープで留めれば完成だ。
キレイに仕上げるコツ
手順2でテープで留めるまえに、合わせ目がズレていないかしっかり確認する。箱と平行になるよう調節するのがポイントだ。テープは合わせ目のラインにあわせて、平行になるように貼ってほしい。
風呂敷包みのやり方
2. ラッピングリボンのオシャレな結び方

ラッピングペーパーで包んだら、オシャレなリボンを結ぶといい。簡単に実践できる結び方を4つ紹介する。
蝶結び
十字掛け
斜め掛け
カールリボン
3. ラッピングのアイデア実例集

簡単なラッピングのアイデアをまとめた。3つの方法を紹介したので、ぜひチェックしてほしい。
紙袋を活用する
紙袋にプレゼントを入れるだけなので、簡単にラッピングできる。無地の紙袋を用意して、ステンシルやスタンプでアレンジしてもOKだ。上部をたたんだあと、クリップで留めるとオシャレに仕上がる。
100均の巾着を代用する
100均の巾着にプレゼントを入れるアイデアだ。100均の巾着はデザインやサイズが豊富なので、入れるものに適したアイテムが見つかるだろう。小物入れとして後から使ってもらえるのもメリットだ。
マスキングテープでリボンを自作
マスキングテープを十字掛けのように貼り付けて、リボンのように使用する。2本のマスキングテープを重ねて貼り合わせ、飾りを作ってもいい。十字掛けの真ん中に完成した飾りを貼り付ければオシャレに仕上がる。
結論
ラッピングのテクニックはさまざまなシーンで役に立つ。基本の包み方やリボンの結び方をマスターして、オシャレにラッピングしよう。包む箱のサイズや形にあわせて上手に使い分けるといい。紙袋を使う、マスキングテープでリボンを自作するなど、簡単なアイデアも紹介したのであわせてチェックしよう。