- 1. ドライフラワーとは?
- 2. ドライフラワーインテリアの種類
- 3. ドライフラワーインテリアの飾り方
- 4. ドライフラワーインテリアと風水の関係
- 5. 部屋別のドライフラワーインテリア例
- 6. ドライフラワーインテリアの注意点
1. ドライフラワーとは?
ドライフラワーは乾燥させた観賞用の草花だ。花だけではなく、葉や茎、果実なども含まれる。生花と違って水換えといった手入れが必要なく、長持ちするのがメリットだ。インテリアに取り入れると、レトロ感やアンティーク感を出すことができる。
2. ドライフラワーインテリアの種類
インテリア用のドライフラワーを選ぶときは、種類に注目しよう。特徴や飾り方をまとめたので参考にしてほしい。
リース
草花を円形になるように編み込んだものがリースだ。その形から終わりがない「永遠」の象徴とされており、クリスマスやウェディングブーケにも取り入れられている。ハートなど変わった形のリースもあるので、チェックしてほしい。
スワッグ
北欧の言葉で「揺れるもの」「垂れ下がるもの」を意味するスワッグ。壁やドアにかけて飾るのが一般的で、裏面が平らになっている。テーブルや棚の上に寝かせて飾ってもおしゃれだろう。
ガーランド
ガーランドは草花をつないで飾る紐状のインテリアだ。「花輪」という意味があるが、長い状態のまま飾るのが一般的。複数のドライフラワーを吊るすことで、華やかなインテリアになる。
ガラス瓶
ドライフラワーがガラス瓶やボトルに入っているタイプだ。好きな場所に置くだけで飾ることができ、花びらや葉が散らかる心配がない。ガラス瓶やボトルにこだわったドライフラワーは、おしゃれでインテリア性が高いアイテムだ。
3. ドライフラワーインテリアの飾り方
ドライフラワーをおしゃれに飾る方法を紹介する。飾り方を工夫して、おしゃれなインテリアにしてほしい。
吊るす
ドライフラワーを画鋲やピンで吊るして飾る方法だ。小さなドライフラワーは紐でつなげてガーランドにしてもいい。壁を傷つけたくないなら、おしゃれなハンギングハンガーを使ったり、梯子の形のラダーラックに紐で吊り下げたりするといいだろう。小さなドライフラワーはマスキングテープで貼るだけでもOKだ。
花瓶に入れる
おしゃれな花瓶に入れてドライフラワーを飾る方法も簡単でおすすめ。大きな花瓶に複数ドライフラワーを入れる、小さな花瓶に1輪だけ刺すなど、飾り方はさまざまだ。花瓶の代わりにガラスの瓶やレトロな缶を使ってもおしゃれ。フタ付きのガラス容器に入れたり、皿に花びらや葉っぱを散りばめたりしても、ユニークなインテリアになるだろう。
4. ドライフラワーインテリアと風水の関係
ドライフラワーと風水の関係は深い。インテリアとして飾る前に、基本的な知識を確認しておくことが重要だ。
風水上のドライフラワーの意味
風水ではドライフラワーは「死んだ花」として扱われる。陰の気が溜まり運気を下げるため、インテリアとしては推奨されていない。しかし、飾り方や場所によっては、気の調整などの効果が期待できる。
ドライフラワーを飾ってもいい場所
廊下や階段下など人通りや風通しがよい場所は、陰の気が溜まりにくい。また西の窓辺に飾れば、西日がドライフラワーの陰の気を打ち消してくれる。厄除けの意味がある赤色の花やリボンも、積極的に取り入れよう。
ドライフラワーを飾ってはいけない場所
玄関やリビング、トイレ、寝室は風水的に飾ってはいけない場所だ。陰の気が溜まって運気が下がるので注意しよう。飾る場合は、窓のそばや赤いものを取り入れるなど、工夫して飾ってほしい。また、場所にかかわらず汚れたドライフラワーはNGだ。ホコリを溜めないよう定期的に掃除しよう。
5. 部屋別のドライフラワーインテリア例
部屋別にドライフラワーのインテリアアイデアをまとめた。どれも簡単な方法なのでご自宅で実践してみよう。
リビングのドライフラワーインテリア
ペグボードを使って、ドライフラワーのインテリアを作成してみよう。フックを取り付けてからドライフラワーを吊るすだけでOK。壁掛けにするのに抵抗があるなら、専用のスタンドを使えば傷がつく心配がない。
好きなバスケットにドライフラワーを飾るアイデアもおすすめだ。ブーケにして入れるだけなので簡単。バスケットのサイズやデザインにこだわれば、リビングにピッタリのおしゃれなインテリアになる。
玄関のドライフラワーインテリア
アイアンバーや壁掛けのフックに、ドライフラワーを吊るしてみよう。既存のものがないなら、新しく取り付けてもいい。季節によって、吊るすドライフラワーを変えるのもおすすめだ。
フレーム入りのドライフラワーを飾ると、玄関がパッと華やかになる。壁掛けタイプや置型タイプがあるので、ぜひチェックしてほしい。好きなドライフラワーをガラスケースに入れて、飾ってもいいだろう。
トイレのドライフラワーインテリア
ギフト用の透明なボックスに、ドライフラワーを詰め込むアイデアだ。ホコリがたまりにくく、清潔に保てるのが魅力。プレゼントのようにリボンをかけると可愛く仕上がる。
ディスプレイ用のアクセサリーボックスを、活用するのもいいだろう。ガラスのフタがついたタイプなら汚れを防げる。仕切りごとに小さなドライフラワーを入れると、繊細で美しいインテリアに仕上がるだろう。
6. ドライフラワーインテリアの注意点
ドライフラワーを、インテリアとして飾るときの注意点を紹介する。美しく保つためのコツをチェックしておこう。
直射日光を避ける
直射日光はドライフラワーが色あせる原因だ。できれば明るい日陰や蛍光灯の灯りも避けたほうがいい。さらに、ドライフラワー用の退色防止スプレーを活用すれば、鮮やかな色を長く楽しめる。
高温多湿の場所に置かない
ドライフラワーを高温多湿の環境に飾ると劣化しやすい。カビが生える可能性もあるので、換気などの湿気対策は十分にしよう。自分で手作りする場合は、しっかりと乾燥させておくことが重要だ。
ほこりを取り除く
ドライフラワーにホコリがついたら、柔らかいブラシやカメラレンズに使うブロワーで取り除こう。崩れやすいので慎重に作業してほしい。キレイな状態を長く保ちたいなら、UV処理をしたガラスケースに入れておこう。
劣化したら交換する
ドライフラワーは日光や水分で劣化する。時間の経過で退色するため、キレイな見た目を維持できるのは早くて半年、長くても3年くらいだ。完全に茶色になるとインテリアとして楽しめなくなるので交換しよう。
結論
ドライフラワーはおしゃれなインテリアになる。レトロ感やアンティーク感があり、花や形の種類で個性が楽しめるのが魅力だ。工夫して飾ればおしゃれな空間が完成するだろう。基本の飾り方やユニークな実例を紹介したので、ぜひ参考にしてほしい。長持ちをさせるための注意点も、あわせてチェックしておくと安心だ。