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ミニ盆栽

ミニ盆栽の作り方や育て方は?知っておきたい種類や始め方を解説

投稿者:ライター 西村七海 (にしむらななみ)

鉛筆アイコン 2022年4月19日

日本の伝統文化である盆栽。堅苦しさや敷居が高いイメージを持っている方は少なくないだろう。だが近年では、日本国内だけでなく海外でも注目されている。盆栽に興味はあるが、敷居が高いと感じている方におすすめしたいのがミニ盆栽だ。当記事では、ミニ盆栽の作り方や育て方に加え、種類や始め方を解説する。

  

1. ミニ盆栽とは?

ミニ盆栽
盆栽とは、鉢に自然の風景をおさめ、手入れをしながらその美しさを楽しむものである。鉢植えにした植物の枝や葉の状態を整えながら、年月をかけて自分だけのオリジナルの景色を作っていくのが特徴。盆栽のなかでも、樹高10cm以下のものをミニ盆栽という。ミニ盆栽という名の通り、小さなサイズの盆栽だ。ミニ盆栽は置き場所を取らないため、庭のないマンションなどで暮らすことが増えた現代社会に適した楽しみ方といえる。

2. ミニ盆栽のメリット

ミニ盆栽
ミニ盆栽には、本格的な盆栽にはないメリットがある。ここではミニ盆栽の3つのメリットを紹介しよう。

通常の盆栽より簡単

本格的な盆栽は高額なものも多く、失敗しないために知識や道具をそろえるなど、始めるまでのハードルが高い傾向にある。一方ミニ盆栽は手頃な価格で購入でき、スタートしやすい点が魅力だ。植物である以上手入れが必要なことに変わりはないが、通常の盆栽よりも気軽に始められる。

コンパクト

ミニ盆栽は通常の盆栽よりもコンパクトなため、置き場所を取らず省スペース。わざわざ栽培スペースを確保する必要がなく、庭のないマンションなどでも楽しめるのだ。

癒やし効果がある

ミニ盆栽は、世話をしなければ当然枯れてしまう。手入れをすることで成長し、変化していく姿を楽しめる。小さいながらも成長していくミニ盆栽は、日々に癒やしを与えてくれるだろう。

3. ミニ盆栽の種類

ミニ盆栽
盆栽と聞くと松のイメージが強いかもしれないが、実はさまざまな種類がある。ミニ盆栽にも種類があるため、好みやインテリアに合わせて選ぼう。

松柏盆栽

松柏盆栽は、松やスギ、シンパクなどの常緑の針葉樹を使った盆栽。年間を通して大きな見た目の変化がないため、インテリアとして安定して楽しめる。松柏盆栽は本格的な見た目をしているが、丈夫で育てやすい。ミニ盆栽初心者にもおすすめの種類だ。

葉物盆栽

葉物盆栽とは、花や実をつけない種類の植物を使った盆栽。もみじやぶな、けやきなど種類も豊富である。葉物盆栽のなかでも定番なのが、新緑のグリーンや紅葉など、季節の移ろいを感じさせるもみじ。丈夫で育てやすいことからミニ盆栽初心者におすすめだが、見た目を美しく整えるために葉刈りや剪定などのこまめな手入れが必要になる。

花物盆栽

花物盆栽は、桜や梅などの花を咲かせる盆栽。ほかにも藤や椿、百日紅(さるすべり)、ツツジなどさまざまな種類がある。キレイな花を楽しむために、正しい手入れが必要だ。

実物盆栽

実物盆栽は、姫りんごやかりん、くわ、くちなしなど、花を咲かせた後に実をつける盆栽。新緑の季節から、花を咲かせ実をつけるまで、季節の移ろいを感じさせ、さまざまな姿が楽しめる。

4. ミニ盆栽の作り方

剪定バサミ
ミニ盆栽の種類がわかったところで、作り方を解説する。必要な道具や作り方の手順を見ていこう。

必要な道具

  • 鉢底ネット
  • 針金
  • 苗木
  • ハサミ

作り方の手順

  • 鉢の底に鉢底ネットを敷く
  • 針金を使って鉢底ネットを固定する
  • ミニ盆栽の苗木をビニールポットから取り出す
  • 鉢底が隠れる程度に土を敷く
  • ミニ盆栽の苗を植え込む

5. ミニ盆栽の育て方

ミニ盆栽
続いて、ミニ盆栽の育て方を解説する。置き場所や水、肥料の与え方など、ポイントを押さえてミニ盆栽を育てよう。

置き場所

ミニ盆栽は、室内に飾るとき以外は屋外で育てるのが基本だ。年間を通して日当たりのよい場所に置く。ただし葉や幹が焼けやすいもみじなどは、気温が30度を超える夏には半日陰で管理しよう。秋以降も屋外での管理が基本だが、冬の乾燥した冷たい風が当たると木が傷みやすいため、軒下の陽だまりに置くのがおすすめだ。関東以北や甲信越地方のように寒さが厳しい土地では、冬場は室内に取り込むなどの防寒対策が必要になる。

水や肥料の与え方

土の表面が乾いたら、鉢底から流れ出るくらいにたっぷりと水やりをするのが基本。ミニ盆栽は土が少ないため乾きやすく、水やりの回数がさらに多くなる。春と秋は1日に1~2回、夏は2~3回、冬は2~3日に1回を目安に水やりをしよう。

剪定のやり方

盆栽は、本来大きく生長する植物をコンパクトに仕立てている。剪定の際は、バランスが崩れないよう伸び過ぎた枝や重なり合った枝、真上や真下に伸びた枝を切っていく。ポイントは、枝同士が交差しないように考えて切ることである。

植え替えの仕方

ミニ盆栽の植え替えは、春頃におこなう。生長の早いものなら2~3年に1度、遅いものなら3~4年に1度が目安だ。ミニ盆栽は鉢が小さいため、根詰まりを起こしやすい。根詰まりを起こすと徒長枝などが出やすくなり、樹形が崩れ、木の元気がなくなってしまう。植え替えの際は根をほぐし、太くよく伸びた根っこを根本から切る。鉢に根が収まる程度まで切りそろえて植え替えよう。

結論

盆栽は、海外からも注目を集めている日本の伝統文化のひとつ。始めるまでの敷居が高く感じる方には、ぜひミニ盆栽をおすすめしたい。手頃な価格で手に入り、省スペースで置き場所もあまり取らない。手入れは必要だが、丈夫で育てやすい種類を選べば初心者でも楽しめるはずだ。ミニ盆栽の種類や始め方を知りたいときは、ぜひ当記事を役立ててほしい。
  • 更新日:

    2022年4月19日

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