1. 紙袋を捨てられない心理とは?
なかなか捨てられずついためてしまいがちな紙袋だが、人はなぜ紙袋を捨てられないのだろうか。それは紙袋のデザインがオシャレだから、ビニール袋よりも見た目がキレイだから、大切な方にもらったプレゼントが入っていたからなど、さまざまな理由が考えられる。「まわりの人に何かを渡すときに使うかもしれない」という心理もはたらき、とりあえず保管しようという発想につながるのだろう。
紙袋はどれくらい必要?
紙袋を使うシーンは、ほかの人にものを渡すとき、衣類をクリーニング店に持参するとき、フリマアプリで売れた商品を梱包するときなどがある。自分がどのようなシーンでどれくらいの紙袋を使うかイメージし、必要な枚数はだいたい何枚か考えてみよう。余計な紙袋を多くためすぎないためには、保管用の紙袋は何枚までか上限を決めるとよい。もしくは紙袋を収納するケースを決めて、入らないものは潔く捨てるのも効果的だ。
2. 紙袋収納のポイント
紙袋を収納する際は取り出しやすさに注意しよう。以下の3つのポイントを押さえておけば、引っかかりなどを避けて楽に取り出しやすくなる。
持ち手は内側にしまっておく
保管している紙袋をスムーズに取り出せるよう、持ち手は内側にしまっておくのがおすすめだ。持ち手を外に出したまま何枚も重ねて収納すると、取り出そうとした紙袋の持ち手がほかの紙袋に引っかかって出しにくい場合がある。
逆さまにして収納する
紙袋を逆さまにして収納することも大切だ。持ち手を上にして収納すると、紙袋の底がほかの紙袋を挟んでしまい、ほしい紙袋を取り出しにくくなる。紙袋の底を上にすることで、すんなりと出せるようになるので試してみてほしい。
サイズ別に分ける
紙袋にもさまざまなサイズがある。ほしいサイズの紙袋をサッと取り出すには、あらかじめサイズ別に分けて収納するのが効果的だ。紙袋のサイズを大・中・小で分け、仕切り付きのケースなどにしまっておくとよい。
3. 紙袋の基本的な収納方法
必要以上の紙袋をためすぎず、キレイにしまえて出し入れしやすい収納方法をピックアップした。基本的な4つの収納方法からご家庭にぴったりの方法をチョイスしよう。
ボックスに入れる
クラフト製などの収納ボックスには、紙袋が比較的多く入る。それでいながら入る枚数にも上限があるため、余計な紙袋をためすぎずに済むだろう。
スタンドに立てる
スタンドに立てて保管する方法なら、紙袋を使いたいときにサッと取り出しやすい。仕切りのあるスタンドを使えばキレイに並べられ、紙袋のサイズも一目瞭然だ。収納棚や本棚の一角にスタンドを置き、紙袋用の収納スペースにしてみよう。
フックで吊り下げ収納
保管する紙袋の数を少なめに抑えたい場合は、フックを使った吊り下げ収納を試してほしい。フックに大きめの紙袋を1つ吊るし、その中にほかの紙袋をまとめて入れる。紙袋に収まる枚数だけを確保することで、量がたまりすぎるのを防げるだろう。
ケースに収納
ジッパーで開閉できる書類ケースを使うと、紙袋をスリムに収納できる。袋の形やお店のジャンルごとに分類し、複数の書類ケースに分けて入れるのもよい。クローゼットや収納棚など、場所を選ばずに保管できるのも便利だ。
4. 紙袋収納のアイデア | 100均
手頃で便利な紙袋収納を用意したいなら、100均を活用しよう。ここではダイソーやセリアなどの100均で手に入るアイテムを使った、紙袋収納のアイデアを紹介する。
100均アイテムを活用した紙袋収納アイデア
スッキリ収納するならファイルボックスがおすすめ
ファイルボックスを使えば紙袋を立てて収納でき、見た目もスッキリする。100均にはさまざまなファイルボックスが売っているので、同じシリーズのファイルボックスを複数そろえ、紙袋をサイズやデザインごとに分類して収納するとよい。
布製ボックスはインテリアにもなじみやすい
100均には布製のボックスも数多くある。ファブリックならではの温かみのあるデザインで、ナチュラルなインテリアにもなじみやすい。大きめサイズの布製ボックスなら200円や500円で売っているので、収納したい紙袋が多い場合はそちらを準備しよう。
結論
紙袋はため込みすぎても場所を取るだけなので、必要な量を厳選して保管したほうがスッキリする。紹介した収納アイデアを参考に、紙袋をキレイに片付けよう。うまく収納するコツも押さえつつ、整理整頓された部屋を目指してほしい。