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タオル

タオルの種類と名前を解説!生地やサイズの特徴と選ぶ際のポイントも

投稿者:ライター 吉田梨紗 (よしだりさ)

鉛筆アイコン 2022年4月18日

タオルにはいろいろな種類があり、さわり心地や大きさなどが異なる。用途にあったタオルを選ぶために、それぞれの特徴を確認しておこう。この記事では、タオルの種類を生地とサイズに分けてまとめた。タオルを選ぶときのポイントとあわせて紹介するので、ぜひ参考にしてほしい。

  

1. タオルの生地の種類

タオル
タオルは、生地の種類によってさわり心地や吸水性が異なる。それぞれの特徴を種類別に紹介しよう。

パイル地

タオルの王道といえばパイル地だ。表面の糸(パイル)がループ状になっており、適度な厚みと柔らかさがある。肌触りのよさと吸水性が魅力で、パイルが短いものがショートパイルで、長いものがロングパイルだ。両面とも同じパイルの並パイル、デコボコをつけたレリーフパイルの2種類に分かれる。

シャーリング地

パイル地のループをカットしたものがシャーリング地。表面の毛足が短く、ビロードのような肌触りになる。パイル地より吸水力が劣るが、プリントに向いているためデザインの自由度が高い。バスローブやインテリア製品など、デザイン製を重視するアイテムに使用されることが多い生地だ。

ガーゼ地

コットンを使用して、縦糸と横糸を粗く交互に重ねる織り方で仕上げる。ガーゼ地のタオルは軽くて肌触りがよいのが魅力だ。丈夫で破れにくいため長く愛用できるだろう。洗濯してもすぐに乾くので、汚れやすいお子さん用のタオルにおすすめだ。

ワッフル織り地

お菓子のワッフルのような模様ができる織り方で、見た目が可愛らしく機能性が高い。デコボコとした独特の立体感と厚みがあり、肌触りがよく糸抜けしにくいのが特徴だ。吸水性がよく乾きやすいため、汗をかいたときも快適に使用できる。

無撚糸地

撚り(より)が少ない糸で折ったタオルだ。糸の間に隙間が空いているため、フワフワとした柔らかい肌触りになる。吸水性がよく保湿性に優れていて乾きやすい。なお、ほかの種類のタオルと比較して耐久性が低く毛羽落ちしやすいので、洗濯の方法には注意が必要だ。

2. タオルのサイズの種類と名前

タオル
タオルの大きさは種類によって異なるので、あらかじめ確認しておこう。サイズ別に名前と適した用途を解説する。

ベンチタオル

パイプ椅子4脚を覆えるサイズの大きなタオルだ。100×180cmくらいのサイズが一般的で、スポーツのときベンチに敷いて使用する。夏は座ったときの汗を吸い取り、冬はクッションや防寒用のアイテムとして活躍するタオルだ。

バスタオル

バスタオルは入浴のあとに体を拭くために使用する。体をすっぽりと包める、60cm×120cmくらいのサイズが多い。お子さんの掛け布団にしたり屋外で暖をとったり、さまざまな用途に使用できるだろう。

スポーツタオル

スポーツをするとき、汗を拭くために使用するタオルだ。40cm×110cmくらいの肩にかけるのに適したサイズ。フェイスタオルと比較して長く、動いてもずり落ちにくいのが特徴だ。

マフラータオル

サイズは20cm×110cmほどで、スポーツタオルと比較して幅が狭い。マフラーのように、クルクルと首に巻いて使用するのが一般的だ。より長いロングマフラータオル、小さなジュニアマフラータオルなどの種類がある。

フェイスタオル

手や顔を拭くためのタオルだ。35×80cmくらいが多く、タオルハンガーにかけて使用するのに適している。幅広い用途に使用されるのはもちろん、ギフトとしても定番だ。

ハンドタオル

ハンカチとして使用する小さなタオル。サイズは25×25cmほどで、フェイスタオルの半分ほどの大きさだ。コンパクトで持ち運びがしやすく、バッグに入れておけばサッと取り出して使用できる。

3. タオルの選び方

タオル
タオルを選ぶときのポイントを3つにまとめた。上記で紹介した種類を踏まえたうえで、チェックしよう。

吸水性や速乾性、肌触りなどをチェック

吸水性が高いタオルなら水気を残さずサッと拭き取れる。速乾性が高ければ、水分を拭き取ったあとや洗濯のあともすぐに乾くだろう。体を拭くなら肌触りも重要だ。吸水性や速乾性、肌触りは生地の種類によって異なるので、それぞれの特徴を比較して選んでほしい。

ウェットユースの場合は選ぶポイントが異なる

上記で紹介したのは、タオルを乾いた状態で使用するドライユースの選び方だ。ウェットユースはタオルを濡らす使い方。おしぼりやキッチン用タオル、浴用タオルなどがウェットユースだ。絞りやすい小さいサイズで、速乾性がある種類のタオルを選ぶ。厚みがあるタオルは絞りにくいため、薄手の種類を選ぶのがポイントだ。

「匁(もんめ)」についても知っておこう

タオルの重さを表す単位が匁(もんめ)。1匁は3.75gとなっており、現在の5円玉と同じ重さだ。匁の数字が小さいほど薄くて軽く、大きくなれば厚みがあって重くなる。ギフト用のタオルを選ぶなら匁にも注目しよう。数字が大きいほど使用する素材が多く厚みがあるので、より高級感がでる。一方でウェットユースで使用するなら匁は小さいほうがいい。

4. タオルの種類と名前を覚えておくと選ぶときに役立つ

タオル
タオルを選ぶときはまず種類をチェックしよう。生地やサイズの種類と名前がわかれば、用途にあったタオルが選べる。それぞれの特徴を十分に比較したうえで、使いやすいタオルを購入しよう。

結論

使いやすいタオルを選ぶためには、種類を確認することが大事だ。まずはパイル地やガーゼ地など、生地の種類別に肌触りや機能性をチェックする。サイズの種類によっても適した用途が異なるため、それぞれの特徴を調べておこう。タオルを選ぶときのポイントとあわせて、ぜひ参考にしてほしい。
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  • 更新日:

    2022年4月18日

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