目次
1. 炊飯器の種類ごとの特徴や違いを比較

炊飯器の種類は、その加熱方式によって4種類に分けられている。それぞれメリット・デメリットや特徴があるのでチェックしておこう。
マイコン炊飯器
内釜の底を発熱させて、炊飯する方式の炊飯器だ。底から徐々に熱していくため、熱伝導率のよいアルミ釜を採用している炊飯器が多い。シンプルな作りであるため、故障も少なくお手入れも楽な点がメリットだ。価格帯もリーズナブルで、多くのメーカーからいろいろな種類が販売されている。ただIH炊飯器に比べると熱が伝わりにくいため、炊き上がりにムラができるという点がデメリットだ。価格を抑えたリーズナブルな炊飯器を求めている方におススメだ。
IH炊飯器
現在主流となっている加熱方式を使った炊飯器の種類だ。外釜と内釜にあるIHコイルに電気を通すことで、内釜そのものが発熱する。釜全体に熱が届きやすいためムラなく炊けるのが特徴で、5合以上の容量の大きな炊飯器に採用されている。安いモデルからハイスペックモデルまでラインナップが揃っており、予算に合わせて選べる。デメリットとしては、消費電力の多さだ。
現在主流となっている加熱方式を使った炊飯器の種類だ。外釜と内釜にあるIHコイルに電気を通すことで、内釜そのものが発熱する。釜全体に熱が届きやすいためムラなく炊けるのが特徴で、5合以上の容量の大きな炊飯器に採用されている。安いモデルからハイスペックモデルまでラインナップが揃っており、予算に合わせて選べる。デメリットとしては、消費電力の多さだ。
圧力IH炊飯器
IH炊飯器に使われている加熱方式に圧力機能を加えた炊飯器の種類だ。圧力が加わることで、100℃以上の高温で一気に炊き上げるのが特徴だ。お米の一粒一粒からうまみを引き出し、もっちりとした食感に仕上がる。デメリットは、パーツが多くお手入れがしにくい点と、高価な商品が多いということ。また、商品の種類数も少ないため選択肢があまりない。
2. 炊飯器の機能にはどんな種類がある?

炊飯器も日々進化しており、さまざまな便利機能が搭載されている。ライフスタイルに合った機能を選ぶことで、使いやすさや料理のレパートリーも広がる。
炊き分け機能
玄米や雑穀米など、お米の種類によって炊き分けてくれる機能だ。お米の種類だけでなく、カレーライス、酢飯といった料理によってお米の固さを調節してくれる炊飯器の種類もある。
保温機能
家族の食事がバラバラの時間帯になる場合、保温機能が充実した炊飯器が便利だ。炊飯器の種類によって美味しく食べることができる保温時間が違ってくる。保温機能だけでなく、保温時間もチェックしよう。
蒸気カット機能
通常の炊飯器は、炊飯器の上部から水蒸気が出る。そのため炊飯器を設置する場所は限られてくる。しかし、蒸気カット機能の付いた種類の炊飯器であれば、ワゴンの中段にも置けるなど省スペースですむ。上からの高温の蒸気で火傷をする心配もない。
無洗米対応
無洗米は、研ぐ必要がなく、水道代の節約にもなるため最近人気のお米だ。お米を研ぐ必要がないぶん、やや給水時間が少なくなる傾向がある。無洗米を使いたい場合は、お米の吸収を早めて、通常のお米よりも時間をかけて炊き上げる無洗米対応機能を搭載した炊飯器を選ぼう。
調理機能
お米を炊くだけでなく、調理器具として使える機能を持った種類の炊飯器も注目だ。炊飯器で「蒸す」「煮る」などさまざまな種類の調理ができるものがある。炊飯器調理は、下ごしらえさえしてしまえば、あとはスイッチを押すだけなので時短にもなる。
3. 炊飯器の主なメーカーの種類

炊飯器の主なメーカーでは、それぞれ特徴のある炊飯器を開発している。メーカーから炊飯器を選んでみてもいいだろう。
象印
象印は炊飯器を主力商品としており、商品の種類は多岐にわたる。幅広いニーズに対応しているので、ライフスタイルに合った炊飯器を探しやすい。かまどで炊いたようなふっくらご飯が炊きあがる「炎舞炊き」や、それを実現させる「豪炎かまど釜」が特徴だ。
タイガー
タイガーの炊飯器の特徴は、内釜に土鍋を採用しているところだ。遠赤外線効果や蓄熱効果で保温効果が高い。タイガーの炊飯器は、比較的リーズナブルな価格帯が多いので、ひとり暮らしを始める方にはおすすめだ。
パナソニック
パナソニックの炊飯器の特徴は、お米が炊きあがるまでに5段階の工程に分けて、それぞれに独自の技術が採用されているという点だ。「おどり炊き技術」によって、ムラなく美味しいご飯を炊き上げる。
日立
シンプルな設計に定評のある日立の炊飯器は、ちょっとした工夫で使いやすさを追求する。たとえば、蒸気カット機能で置き場所を選ばない種類や、お米を洗うときに楽な軽量内釜などがある。圧力蒸らしで炊き上げる「極上ひと粒炊き」が特徴だ。
三菱
高級炊飯器の先駆けとなった「本炭釜」は職人がひとつひとつ手作りしたもので、細部にまでこだわった作りとなっている。ご飯全体をムラなく仕上げ、さらにお米本来の甘さを引き出している。もっと美味しいご飯が食べたいというご飯好きにおすすめのメーカーだ。
アイリスオーヤマ
コスパでは定評のあるアイリスオーヤマ。炊飯器も1万円を切る低価格を実現している。代表的な炊飯器の種類は、お米の銘柄に合わせて火力や加熱時間を調節する「銘柄炊き」だ。一粒一粒をふっくらと炊き上げる。
東芝
東芝の炊飯器の特徴は、お米の旨味を最大限に引き出す真空技術だ。そのほかにも釜の種類が豊富で、さまざまな選択肢の中から選ぶことができる。
結論
炊飯器の種類は大きく分けて4種類。マイコン、IH、圧力IH、ガスがある。それぞれの特徴やメリット・デメリットを理解したうえで選ぼう。また、便利な機能も注目だ。ライフスタイルに合わせた機能を選ぶといい。炊飯器を変えるだけで、毎日の食事が楽しみになりそうだ。