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体温計

体温計の種類とは?それぞれの特徴や精度の違いを徹底解説

投稿者:オリーブオイルをひとまわし編集部

鉛筆アイコン 2022年4月19日

体温計には実測式や予測式をはじめ、電子体温計・水銀体温計などの種類がある。また測定部位も、ワキ・おでこ・耳・舌などさまざまだ。そこで今回は、体温計の種類とそれぞれの特徴を解説する。精度の違いについても紹介するので、ご家庭にぴったりの体温計を選ぶ参考にしてほしい。

  

1. 体温計の種類 | 測定方法編

体温計
体温計の種類を測定方法によって分けると、電子体温計・水銀体温計の2種類がある。昔は水銀体温計が主流だったが、現在は電子体温計が広く使われている。ここではそれぞれの特徴やメリットを見ていこう。

電子体温計

電子部品が温度の変化を感知することで、体温を測定する。温度が変化すると電気の抵抗値(流れにくさ)が変わる「サーミスタ」というセンサーを使用しており、このサーミスタが温度の高低を計算することで体温を測定する仕組みだ。扱いやすく計測時間も比較的早いため、現在の日本で幅広く使われている。

水銀体温計

水銀体温計は、ガラス管の中の水銀が熱によって膨張する性質を利用している。膨張した幅を目盛りで読み取ることで、体温が計測できる仕組みだ。精度が高いことがメリットだが、水銀は環境汚染にもつながるうえ、ガラス管が割れて中の水銀がこぼれると健康に悪影響を及ぼすおそれもある。そのため現在は、水銀体温計の製造や販売は多くの国で禁止されている。

2. 体温計の種類 | 測定時間編

体温計
電子体温計は、測定時間によって実測式と予測式の2種類に分けられる。現在主流なのは予測式だが、精度の高いものがほしい方は実測式もチェックしてみてほしい。

実測式体温計

ワキや耳など測定部位の温度を測り、そのまま表示する種類。正確さに優れている一方、「これ以上、上がらない」という温度になるまで計測するため、予測式よりも測定時間がかかる。たとえばワキでは10分以上、口では5分以上の測定時間が目安だ。

予測式体温計

温度センサーで温度を測定し、その上昇比率から内蔵したデータを演算することで、10分後の体温を予測する種類。測定時間が1分もかからないほど短いのがメリットだが、表示するのはおよその予測数値のため、正確性では実測式より劣る。日本では現在、市販されている体温計の多くがこの予測式だ。

3. 体温計の種類 | 測定部位編

体温計
体温計の種類は測定部位によっても分けられる。体温は測る部位によって少しずつ異なり、体の内部は高く表面は低いのが特徴だ。そのため部位ごとに特徴や測定方法にも違いが見られる。ここではワキ・舌・おでこ・耳の4種類を見ていこう。

ワキ

細いスティック状の形をした体温計でワキに挟んで使う。ワキをしめることで外気の影響を受けにくいのがメリットだ。十分に温まったときの「平衡温」と呼ばれる温度を測るため、ワキに体内の温度を反映させて測定する。現在、日本で主流となっている種類である。

ワキ用の体温計と似た見た目で、先端のセンサーを舌下に当て、口を閉じて測定する。ワキよりも高い体温が表示されやすく、基礎体温専用の体温計に多い。しかし口の中に入れるため衛生面が懸念され、ワキやおでこ用の体温計よりも普及していない。

おでこ

おでこから放出される赤外線をキャッチし、体温に換算して表示する。測定時間が約1秒と非常に短いこと、非接触でも測れることから感染症対策に多く使われている。ただし外気にさらされる部位のため、気温や日光の影響を受けやすい。

先端を耳に入れて使い、耳の中の赤外線をキャッチして体温に換算する。乳幼児の体温測定に使われるケースが多い。しかし耳の形には個人差が大きいため、入れる方向や測定位置などが難しいというデメリットもある。

4. 体温計の正しい使い方

体温計
体温計の正しい使い方は種類によって異なる。たとえばワキで測る種類の場合、体温計の角度が30度程度になるように注意したい。ワキのくぼみに体温計の先端を当て、斜め下から差し込んで測るのがポイントだ。あとはワキをしっかり閉じ、計測が終了するまでじっとしておくこと。ワキに汗をかいている場合は、計測前に拭き取っておこう。
飲食後・入浴後・運動後は通常時よりも体温が高くなりやすいため、体温測定を避けたい。また体温計を連続して使う場合は、1分以上の間隔を空けて使用するようにしよう。

結論

体温計には測定方法、測定時間、部位によってさまざまな種類がある。現在は電子体温計の予測式が主流で、市販のものはこのタイプが多い。測定部位はワキがもっともメジャーだが、非接触かつ短時間で測れるおでこ用も需要が高まっている。いずれにせよできるだけ正確に体温を測れるように、正しい使い方を心がけよう。
  • 更新日:

    2022年4月19日

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