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電動歯ブラシ

電動歯ブラシの正しい使い方やコツは?動かす順番や磨く時間を解説

投稿者:オリーブオイルをひとまわし編集部

鉛筆アイコン 2022年4月15日

みなさんは電動歯ブラシの正しい使い方をご存じだろうか。電動歯ブラシはプラークを効率的に取り除くことができると言われているが、使い方を誤れば十分にプラークを取り除けない。そこで今回は、電動歯ブラシの正しい使い方と動かす順番や時間、お手入れ方法などについて詳しく解説しよう。

  

1. 電動歯ブラシの種類

電動歯ブラシ
はじめに、電動歯ブラシの使い方を解説する前に種類と特徴を紹介しよう。

振動式

安価で最も基本的なタイプの電動歯ブラシだ。内部モーターによりブラシの毛先を振動させ、プラークを取り除くシステムだ。

回転式

ブラシが円形であり、それを回転させることでプラークを取り除く電動歯ブラシだ。
一般的な歯ブラシでは磨くことが難しい、奥歯や歯の裏側にもブラシの毛先が届きやすいのが特徴である。

音波式

振動式にさらに音波振動を加え、プラークを取り除く電動歯ブラシである。
音波振動で生じる高速の水流により、ブラシの毛先から数ミリ離れたプラークも取り除くことができる。そのため、歯周ポケットや歯間の磨き残しを大きく減らせるのが大きな特徴だ。

超音波式

電動歯ブラシの中で最も高価なタイプだ。音波よりもさらに高い振動数を発生させることでプラークをはがして取り除くことができる。また、プラークの原因となる細菌同士の連鎖を断ち切り、歯に付着しにくくする働きがあるため、歯周病や虫歯対策に有効といわれている。

2. 電動歯ブラシの正しい使い方

電動歯ブラシ
こちらでは、電動歯ブラシの正しい使い方を解説しよう。

歯の表面

歯の表面は、電動歯ブラシを垂直に当て、振動が均等に歯に伝わる使い方が望ましい。このときに、電動歯ブラシを歯に押し付けすぎないように注意しよう。

歯と歯茎の境目

歯周ポケットは、歯垢がたまりやすいにも関わらず、磨き残しが多くなりやすい。磨き残しは、歯周病や虫歯の原因になる可能性がある。そのため、歯と歯茎の境目の歯周ポケット部分は、電動歯ブラシを斜め45度の角度で当て、歯周ポケットの部分の汚れを十分に取り除くように意識した使い方が大切だ。

噛み合わせ部分

歯の表面と同様に電動歯ブラシを垂直に当て、振動が均等に歯に伝わる使い方がよい。振動が均等に伝わるようにすることで磨き残しを防ぐことができる。

動かす順番や時間

電動歯ブラシで効率よく汚れを取り除くためには、口の中をまず上下左右で4分割にし、その部分ごとそれぞれ30秒を目安に動かす使い方がよい。電動歯ブラシで磨くときには、合計2分間必要になる。それぞれが覚えやすい順番を決めて電動歯ブラシを使うことで、磨き残しなく均等に磨くことができるだろう。

3. 各社の電動歯ブラシの使い方のコツ

電動歯ブラシ
こちらでは、各社の電動歯ブラシの使い方のコツを解説しよう。

パナソニックの場合

パナソニックのドルツには、5つのモードが搭載され、ステインオフアタッチメントと歯茎のケア用のシリコンブラシが付属している。適宜モードを使い分けるのがポイントだ。また、歯茎のケア用のブラシで、歯磨き粉を使用せずに歯茎に垂直に軽くあて、ゆっくりと動かす使い方をすると歯茎の健康を推進できる。1箇所約10秒から20秒を目安にし、1日1回約2分間使用するとよい。

フィリップスの場合

フィリップスの電動歯ブラシソニッケアーの替えブラシは、全ての種類に対応できる。そのため、それぞれの用途や状態に応じて最適なブラシを選ぶことが可能だ。最良のブラッシング効果を得るために、3か月を目安に歯ブラシを交換するとよい。

ブラウンの場合

ブラウンの電動歯ブラシジーニアスは、6つモードが搭載され、マルチアクションブラシとやわらか極細毛ブラシとが付属している。また、BluetoothでオーラルBアプリと接続でき、適切なブラッシングをサポートする使い方ができるのも特徴だ。

4. 電動歯ブラシに歯磨き粉は必要?

電動歯ブラシ
電動歯ブラシに歯磨き粉は必要であるかどうか、解説しよう。

電動歯ブラシにおすすめの歯磨き粉

電動歯ブラシは、振動や水流などでプラークを効率的に取り除くことができるため、基本的には歯磨き粉の使用は不要だ。一般的な歯磨き粉には、研磨剤が含まれているため、電動歯ブラシと共用すると知覚過敏や歯を傷つけてしまう危険性もある。そのため、電動歯ブラシを使用するときに歯磨き粉を使用したい場合は、研磨剤や発泡剤の含まれないものを選び、米粒サイズほどのごく少量を目安にした使い方が望ましい。

5. 電動歯ブラシのお手入れ方法

電動歯ブラシ
最後に電動歯ブラシの洗い方や保管方法などのお手入れ方法を紹介しよう。

ブラシは3ヶ月に1度交換する

電動歯ブラシも一般的な歯ブラシと同様に、ブラシの毛先が開いたものでは、プラークを十分に落とすことができない。そのため、ブラシは3ヶ月に1度交換する使い方をするとよい。
また、使用後はブラシ部分と本体を取り外し、両方とも汚れをキレイに洗い流すことが大切だ。ブラシは洗い終えた後に再度、本体に装着して電源を入れて水を飛ばすと乾燥しやすくなる。保管するときは、効率良く乾燥させて雑菌などの繁殖を防ぐために、ブラシと本体を取り外して風通しのよい場所に置いてほしい。

結論

今回は、電動歯ブラシの正しい使い方と動かす順番や時間、各社の電動歯ブラシの特徴や使い方のコツ、お手入れ方法などについて詳しく解説した。ぜひ当記事を参考に電動歯ブラシを正しい方法で使用し、大切な歯と口腔内の健康の維持や増進に役立ててほしい。
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  • 更新日:

    2022年4月15日

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