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玄関アプローチ

玄関アプローチをDIY!素材の選び方や失敗しないコツを解説

投稿者:オリーブオイルをひとまわし編集部

鉛筆アイコン 2022年5月 1日

玄関アプローチは家の第一印象を決定づけるスペースだ。そのためオシャレな家を作るには玄関アプローチまでしっかりこだわりたい。この記事では玄関アプローチをDIYする際のコツを紹介する。敷石や枕木などの素材の選び方や特徴をはじめ、DIYの注意点やかかる費用の相場などを解説しよう。

  

1. 玄関アプローチのDIYは素材選びが重要

玄関アプローチ
家の門扉から玄関までの玄関アプローチにこだわれば、家の佇まいをオシャレに演出できる。費用を抑えながら自分好みのデザインにするには、玄関アプローチをDIYするのがおすすめだ。
素材によって雰囲気がガラッと変わるため、DIYでは敷石・枕木・タイルなどの素材選びが重要となる。玄関アプローチをナチュラルな雰囲気にしたいなら枕木、オシャレなヨーロッパ風にするならレンガ、モダンなデザインにするならコンクリート製のインターロッキングブロックを選ぶのがおすすめだ。また、ひとくちにレンガといっても、焼き物の温かみを感じるものやコンクリート製のスタイリッシュなものなど、デザインも非常に幅広い。次からは素材の選び方を紹介するので、ご自身が目指す雰囲気に合うものを選んでみよう。

2. 玄関アプローチをDIYする際の素材の選び方

玄関アプローチ
ここからは玄関アプローチのDIYで使える素材と、その選び方のポイントを解説する。素材の特徴や、DIYするときの注意点も紹介するので参考にしてほしい。

敷石の選び方

石英岩や石灰岩などの自然石(天然石)を使うと、ナチュラルながらも高級感のある玄関アプローチになるだろう。1つ1つが大きいためダイナミックで、雨に濡れたときなどにまた違った表情を楽しめるのが魅力だ。不規則に並べたいなら乱形タイプを、正方形や長方形にカットした石を並べたいなら方形タイプを選ぼう。敷石は玄関アプローチのDIYの中でもとくに難易度が高いため、しっかり準備してからチャレンジしたい。

枕木の選び方

庭のようなナチュラルで素朴な玄関アプローチには、木製の枕木が合う。天然木の枕木は本物ならではの風合いが魅力だが、時間がたつと腐食するおそれもある。耐久性も重視するならコンクリート製の枕木を選ぶとよい。

レンガの選び方

温かみのある洋風デザインにするならレンガが適している。レンガといえば赤みがかった色で焼き物らしいものが多いが、中にはコンクリート製のスタイリッシュなものもある。デザインにもこだわりたい場合は、色ムラがオシャレなオーストラリアのレンガ、アンティーク感のあるイギリスのレンガなども検討してみよう。

木製タイルの選び方

ナチュラルな玄関アプローチには木製タイルも合うだろう。天然木ならではのぬくもりはさまざまなデザインになじみやすい。木製タイルは腐食のリスクも高いので、選ぶ際は中までしっかりと防腐剤を浸透させたものがおすすめだ。

洗い出しの選び方

洗い出しとは、コンクリートやモルタルが固まる前に表面を洗い流し、中の砂利や石を見せる技法を指す。和風テイストの玄関アプローチをはじめ、白いモルタルを使えば北欧風テイストにも合う。素人がDIYで扱うのはなかなか難しいが、DIYする場合は透水性コンクリートを選ぶとよい。

インターロッキングの選び方

スタイリッシュな雰囲気を目指すならインターロッキングはいかがだろうか。インターロッキングはコンクリートブロックの一種で公園や遊歩道などに使われることが多いが、最近では玄関アプローチにも取り入れられるようになってきた。形状は長方形や正方形以外に、六角形や波型まで豊富にある。色の種類も多種多様なので、玄関アプローチの雰囲気に合うものを選ぼう。

砂利の選び方

DIYの中でも簡単なのが、玄関アプローチに砂利を敷きつめる方法だ。砂利を使うと雑草が生えにくく、踏むと足音が鳴るため防犯面でも優れている。形や色がキレイなものを使うには、化粧砂利と呼ばれる種類を選ぼう。

人工芝の選び方

自然の中にいるようなさわやかな玄関アプローチにしたい場合は、人工芝を使いたい。天然芝と違って管理が必要なく、カットしやすいなどの利点もある。芝丈の短いものがよいならショートパイルを、ボリューム感がほしいならロングパイルのものを選ぼう。キレイな形を長持ちさせるには、潰れにくい形状記憶タイプを選ぶのも手だ。

3. 玄関アプローチをDIYする際の注意点

玄関アプローチ
玄関アプローチをDIYする際は、見た目だけでなく機能性も意識したい。ここでは使いやすい玄関アプローチを作る際の注意点を紹介する。

玄関へ着くまでの動線を考慮する

実際に家へ入るときをイメージし、門扉から玄関までの動線を考えることが大切だ。移動を楽にするには距離を短くしたいところだが、不審者に侵入しやすいと思わせないように適度な距離を設けたい。

門から玄関までに奥行きを持たせる

門扉から玄関までの最短距離を結ぶよりも、カーブなどで奥行きを持たせた通路にするのがおすすめだ。そのほうが玄関アプローチが広く開放的な印象になり、距離を長く見せることで防犯面でもよい。また、通路に沿って植物を植えるとメリハリが出やすく、奥行きが増して見える。

安全性を高める

玄関アプローチをDIYする際は玄関からの見通しに配慮し、安全性を高められるように注意したい。人が隠れられるような死角ができると防犯面でもよくないためだ。ドアを開けたときに室内が丸見えにならないよう、門扉や塀の位置にも気をつけよう。

4. 玄関アプローチのDIYは簡単?

玄関アプローチのDIY
玄関アプローチのDIYは決して簡単ではない。とくに下地作りが難しく、地面を平らにならす、雑草対策の防草シートを敷く、上から砂をかけるなどの手間がかかる。レンガや敷石などを使う場合は、コンクリートやモルタルで固める作業も必要だ。DIY初心者が気軽な気持ちで始めると失敗することも多いので、DIYの際は事前にしっかりと下調べを行い、素材選びや下地作りなどの手順をよく検討してから挑戦しよう。

玄関アプローチの施工にかかる費用相場

うまくDIYできるか不安な方は、無理せず業者に依頼するとよいだろう。玄関アプローチの施工にかかる費用の相場は10~30万円程度だ。もちろんスペースの広さや撤去工事の有無によっても大きく異なるので、詳しくは複数の業者に見積もりを取ってみるとよい。

結論

オシャレな玄関アプローチをDIYするには、素材選びを成功させることが肝心だ。お住まいの地域の気候などにも合わせ、素材ごとの特徴をよく理解しておこう。天然木の枕木やタイルを使う場合は防腐性もチェックするなど、素材のデメリットを補う方法も見つけておきたい。
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  • 更新日:

    2022年5月 1日

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