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DIY

DIY初心者は何から?工具と材料や簡単なDIYアイデアを紹介!

投稿者:ライター 西村七海 (にしむらななみ)

鉛筆アイコン 2022年5月15日

家具やインテリア小物などを自分で作るDIY。100均グッズを使った手軽なものから、木材や工具を活用した本格的なものまで、幅広い世代に人気を得ている。しかしDIY初心者は、何から始めてよいのかわからずに悩むこともあるだろう。そこで今回は、DIY初心者におすすめの工具やアイデアなどを紹介する。これからDIYに挑戦したい方は、ぜひ参考にしてほしい。

  

1. DIY初心者は何から始めればよい?

工具
DIY初心者は、まず何から始めればよいのかを解説しよう。

そもそもDIYとは

DIYは「Do it yourself」の略であり、日本語に直訳すれば「自分自身でやる」「自分でやってみよう」という意味である。ほしい家具やインテリア小物などを自分で作ったり、修理したり、装飾したりすることだ。市販にはないオリジナルのアイテムを作れることや、購入すると高価なものを安価に作れるといったメリットがある。自分のイメージしたものが出来上がっていく過程を楽しめる点も、DIYならではの醍醐味だ。

大まかな流れを把握しよう

  • 作りたいものをイメージする
  • 設計図を描く
  • 必要な材料や工具、道具を集める
  • 養生シートを貼るなどして作業スペースを確保、保護する
  • 材料をカットする
  • ヤスリをかける
  • 塗装や組み立てを行う
作るものによっても異なるが、上記がDIYの大まかな流れである。

2. DIY初心者におすすめの工具や材料

工具
ひとくちに工具や道具といっても種類が多く、DIY初心者にとっては選ぶのも難しい。ここでは、DIY初心者におすすめの工具や材料を紹介する。何からそろえるべきかわからないときに参考にしてほしい。

糸ノコや電動ドライバー

糸ノコは木材を切るときに使う道具だ。木材のカットというと大きなノコギリのイメージが強いかもしれない。しかしDIY初心者には、刃が細かく小回りのきく糸ノコがおすすめだ。電動ドライバーはネジを閉めたり、穴を開けたりする際に使用する道具。材料の組み立てや取り付けなどをスムーズにしてくれる。

カッターと定規

一般的なカッターではなく、大型カッターがおすすめだ。分厚い紙や薄くやわらかい木材など、素材のカットに活躍してくれる。また、カッターを使用するときに必要になるのが、スチール製の定規。日常的に使うプラスチック製や木製の定規は、カッターと一緒に使用すると削れてしまう。DIYではスチール製を選ぼう。

接着剤やマスキングテープ

木工用ボンドのような接着剤もあるとよい。木材の仮接着などの際に重宝する。マスキングテープは塗装の養生や、素材をカットするラインの目安として使う。

サンドペーパーやクランプ

DIY時には、ヤスリとしてサンドペーパーを使用する機会が多い。サンドペーパーの粗さは番手と呼ばれる数字で表される。#?40?#2000まであり、数字が大きくなるほど細かくなっていく。クランプは、作業台に材料を固定するための道具。作業時に両手があくため、DIYで重宝する。初心者には扱いやすいF型クランプがおすすめだ。

木材

DIYの材料といえば、やはり木材だろう。木材とひとくちにいっても、杉材やヒノキ材、SPF材といった種類がある。杉材は木目が粗い一方で、やわらかく加工しやすいため初心者におすすめの木材だ。ヒノキ材は木目が美しく、シンプルな仕上がりになる。強度が高く、水に強い点も特徴だ。SPF材は、えぞ松(Spruce)松(Pine)もみ(Fir)の3種の木のタイプの総称。やわらかく軽量なうえ、価格も手頃なため、DIY初心者におすすめの木材だ。

水性塗料と油性塗料

塗料には水性と油性がある。水性塗料は溶剤に水を使用している。においが少なく、安全性が高いのがメリット。デメリットは、密着性がよくない点だ。油性塗料は溶剤にシンナーを使用している。耐久性が高いため、屋外の塗装にも適しているが、においが強いのがデメリットだ。

工作棒やモールディング材も便利

立体的なもののDIYや、装飾に便利なのが工作棒やモールディング材。三角形や半円など、断面の形状も多種多様であり、薄いものであればカッターでも切れる手軽さが魅力だ。価格もリーズナブルなため、気軽にDIYに取り入れられる。

3. 初心者にも簡単!おすすめのDIYアイデア3選

DIY
DIYのおおまかな流れや工具などの道具、材料について把握したところで、おすすめのアイデアを見ていこう。DIY初心者にも簡単にできる3つのアイデアを紹介する。

トイレの壁紙のDIYアイデア

自宅のトイレが殺風景だと感じるときに便利なのが、100均やホームセンターで購入できるリメイクシート。豊富なデザインのバリエーションがあり、壁に貼るだけで簡単にトイレの雰囲気を変えられる。貼るだけのDIYのため、初心者でも気軽にトライできるだろう。ただし、賃貸でもとの壁紙に傷がついたり剥がれたりすると困る場合は、より粘着力の弱いマスキングテープを使うのがおすすめだ。

収納棚のDIYアイデア

スパイスラックなどの収納棚をDIYするときに重宝するのが、木製すのこ。スペースに合ったサイズのすのこを組み合わせれば、ナチュラルな収納棚を簡単に作れる。すのこは、ホームセンターはもちろん100均でも購入可能だ。100均のすのこは軽量なため、グルーガンや接着剤でも組み立てられる。好みの色にペイントするのもよいだろう。

賃貸ならディアウォールやラブリコを使ったDIYもおすすめ

原状回復が必要になる賃貸には、ディアウォールやラブリコを使ったDIYもおすすめだ。どちらも床と天井に2×4材を突っ張ることで、壁面収納などを手軽に作れる便利なグッズである。アイデア次第で簡単なデスクやテレビ台など、さまざまなDIYに活用できるのが魅力だ。

4. DIY初心者がやってしまいがちなミスと対策

工具
続いて、DIY初心者がやりがちなミスと対策を解説する。あらかじめ把握し、スムーズにDIYを楽しもう。

木材をまっすぐカットできない

木材をまっすぐにカットするのは、意外に難しい作業である。フリーハンドでカットするとゆがむ可能性があるため、ソーガイドという定規を使用するのがおすすめだ。ズレやゆがみのない、直線にカットができる。

ネジ頭の駆動部をつぶしてしまう

DIYでは、ドライバーでネジを締める際に駆動部をつぶしてしまうケースが多い。締め付け過ぎに注意しよう。つぶれてしまった場合は、幅の広い輪ゴムをネジ頭にかぶせた上から、ドライバーで締めるとよい。輪ゴムが間に挟まると、ドライバーの回転がネジに伝わりやすくなるためである。

釘が曲がってしまう

釘をななめに打ち込んでしまい、曲げてしまうミスもある。あらかじめ、釘を打つ位置にキリなどを使って下穴を開けておこう。下穴に釘を差し込み、垂直に打てばまっすぐ打ち込める。そのほかにも、手ではなくペンチで釘を押さえるのもおすすめだ。

結論

DIYは自分らしいオリジナルの作品を作れる点や、購入するよりもリーズナブルにほしいものを手に入れられるのが魅力だ。イメージしたものを作り上げていく過程も楽しめる。初心者にとってはハードルが高いと感じるかもしれないが、まずは簡単なものから挑戦してみよう。DIY初心者の方は、ぜひ当記事を参考に道具や材料をそろえ、自分だけの作品作りを楽しんでほしい。
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  • 更新日:

    2022年5月15日

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