目次
- 精製水80ml
- 消毒用エタノール20ml
- 100ml以上入るスプレーボトル
- 好きな香りの精油
- 計量カップやビーカー
- 竹串など
- 消毒用エタノールを20ml測り、精油を20滴ほど入れる。精油は複数の種類をブレンドすることも可能だ。好きな香りを混ぜてオリジナルのアロマを作るのもよいだろう。
- 竹串などで液体をよく混ぜ、スプレーボトルに移す。
- 精製水を80ml測り、スプレーボトルに入れる。
- スプレーボトルのフタを閉め、よく振って混ぜたらできあがり。
1. ルームスプレーの効果とは?

ルームスプレーには、よい香りで気持ちをリラックスさせる効果があるとされている。部屋の空気中に数プッシュするだけで香りをつけられ、気分転換にも役立つ。外出前に使って帰宅時によい香りを楽しむ、仕事後に使ってオンオフを切り替えるなど、さまざまなシーンで活躍するだろう。また、中には消臭効果を備えたものもある。消臭もできるルームスプレーなら、部屋にこもった気になるニオイを消してスッキリした空気に変えられるのがうれしい。
香りごとの特徴
フローラル系
華やかな甘い香りで部屋を明るくしたいなら、フローラル系のルームスプレーを使ってみよう。ローズ、ジャスミン、ライラック、ゼラニウムなど花の香りでリラックスできるほか、落ち込んだ気持ちを緩和させる効果が期待できる。
柑橘系
レモンやグレープフルーツ、マンダリン、ベルガモットなど柑橘系の香りは、フレッシュで親しみやすい印象がある。初心者でも取り入れやすい香りで、ルームスプレーを初めて使う方やメンズにも向いている。ハーブの香りとブレンドさせたものなら、よりさわやかになるだろう。
ハーブ系
ローズマリー、レモングラス、セージなどハーブ系の香りは、集中力を高める効果が期待できる。さわやかで鼻に抜けるようなスーッとした香りが特徴的で、リフレッシュしたいときにも適している。中には消臭効果を備えたものもある。
ウッディ系
森林の中にいるような気分でリラックスしたいときには、ヒノキ、ティーツリー、シダーウッドなどウッディ系の香りがおすすめだ。安心感のある香りで心が穏やかになり、新鮮な気持ちになれるだろう。
2. ルームスプレーの正しい使い方

ルームスプレーは基本的にひと吹きすれば手軽に使えるが、部屋の香りを工夫したいときは使い方にコツがいる。ここではルームスプレーを使う場所や量など、正しい使い方や注意点をまとめた。
使うタイミング
ルームスプレーを使うタイミングは人それぞれだが、おすすめなのは仕事や家事のあとに気分転換したいとき、就寝前、来客時などだ。掃除の仕上げに使う、リモートワークなどに集中したいときに使うなどもよいだろう。
使う場所や量
部屋が6畳程度の場合、ルームスプレーを2~3プッシュすれば十分だ。部屋の中を歩きながら吹きかけ、3歩で1プッシュするのを目安に空気をリフレッシュさせてみよう。
香りの持続時間
ルームスプレーの香りは平均して2~3時間ほど持続する。常に香り続けるわけではないからこそ、アロマディフューザーなどと併用しやすく便利だ。長持ちさせたいときは1回に噴射する量を増やすなど調節してみよう。
使用上の注意点
ルームスプレーをカーテンやクッションなどの布製品に使うと、シミになる場合があるので注意しよう。使用前にルームスプレーの注意書きをよく読み、使ってはいけない素材を押さえておきたい。
また消臭効果のあるもの以外は、部屋のニオイ消しには使えない場合が多い。部屋に料理やタバコ、ペットなどのニオイが充満しているときは、きちんと消臭効果のあるルームスプレーを使おう。
3. ルームスプレーのおすすめブランド

最近はさまざまなブランドがルームスプレーを販売している。ルームスプレーのおすすめ人気ブランドを紹介するので、選ぶ際の参考にしてほしい。
イソップ
イソップはスキンケアやボディケア製品を扱う、メルボルン創業のブランドだ。ユニセックスで楽しめる香りも多く、やさしく繊細なアロマが特徴。甘くてワイルドな香りの「イストロス」、温かみのあるウッディな「キティラ」、シトラスがさわやかな「オロウス」などのルームスプレーを展開している。
ラルチザンパフューム
パリ発祥のラルチザンパフュームは、フレグランス製品の専門ブランド。人気の調香師も多く在籍し、本格的な香りが楽しめる。ルームスプレーは環境や人に配慮した「クリーンスペース」シリーズが中心で、みずみずしい香りの「レイン」、洗いたてのコットンリネンを思わせる「フレッシュリネン」、さわやかで柔らかい「ウォームコットン」がある。
クルティ
ミラノのブランドであるクルティは、世界初のウッドスティック式ルームフレグランスを開発したことで知られている。主に天然素材から抽出したアロマ成分を使用し、洗練された香りが魅力。ルームスプレーのラインナップが非常に豊富なので、お気に入りの香りが見つかりやすいだろう。
4. 自作ルームスプレーの作り方

ルームスプレーは自分で作ることもできる。好みのアロマでオリジナルのルームスプレーを作りたい方は、次の作り方でチャレンジしてみよう。なお、手作りのルームスプレーには防腐剤が入っていないため、2~3週間を目安に使いきるとよい。
必要なもの
作り方の手順
結論
ルームスプレーは気分をリフレッシュさせるのに役立ち、部屋を居心地のよい空間に変えてくれる。最近ストレスがたまっている、夜になかなか寝付けないなどの悩みを抱えている方は、ルームスプレーで気分転換してみてはいかがだろうか。自作のルームスプレーで、好きなアロマを楽しむのもおすすめだ。