1. ノート術を活用するコツ
ここでは、ノート術を活用し続けるためのコツをまとめた。無理なく継続するためにも確認しておこう。
見た目にこだわらない
ノートをキレイに書こうとすると時間と手間がかかる。ストレスを感じてしまい、続かなくなるので注意が必要だ。字が汚くても自分が読み返すことができればOK。誤字脱字があってもあまり気にせず、気楽に取り組んでほしい。
適切なノートを選ぶ
用途にあった使いやすいノートを選ぶのが、ノート術のポイントだ。たとえば、方眼ノートは文字のサイズや行間が揃えやすく、簡単な図も書きやすい。自由に使いたいのであれば無地タイプがいいだろう。持ち運んでサッと書き込みたいなら、小さなノートや手帳がおすすめだ。
ぎっしり書きすぎない
ノートに文字をぎっしりと書き込むと読みにくい。適度に余白を開けておけば見やすくなり、あとから気づいたことを書き足せる。方眼や罫線ノートは一行ずつ開けて書き込む、メモ用のスペースを確保しておくなど、余白を意識してノート術を実践してほしい。
2. おすすめノート術 | 仕事編
ノート術を仕事に活用しよう。簡単に試せるアイデアを紹介する。
仕事に活かすノート活用アイデア
目標と反省を書き出すアイデア
その日の簡易的なスケジュールと目標を書き出すノート術。タスクの達成率やその日の反省を記載することで、今後の仕事に活かすことができる。目標は箇条書きにして、チェックリストのように使ってもいいだろう。
気になったことをすべてメモする
仕事や日常生活での良かったことや悪かったこと、気になったことをすべてメモしていくノート術だ。あとで見直して思ったことや気づいたことを付け足そう。さらにアイデアや改善点を書くことで、成長につなげられる。
3. おすすめノート術 | 勉強編
ノート術を勉強に取り入れれば効率アップが期待できる。専用のノートを用意してぜひ試してみてほしい。
勉強に活かすノート活用アイデア
コーネルメソッドを授業用ノートに取り入れる
専用のノートもある「コーネルメソッド」を使ったノート術だ。ページを左右と下部で三分割して使用する。左の狭いスペースは重要なポイント、右の広いスペースには本文(学習内容)、下部の狭いスペースにはまとめ(要約)を書こう。
間違いを集めたノートで苦手を克服する
間違えた問題や苦手な部分を集めたノートを作成するアイデアだ。問題集や教科書のページ数、間違った答え、正しい答えを記載しておくとわかりやすい。テスト前に見直して対策に活用すれば、効率よく勉強を進められる。
4. おすすめノート術 | 家事編
ノート術は、毎日の家事にも役立てることが可能だ。主婦(主夫)におすすめのアイデアを紹介するので、上手に取り入れよう。
家事に活かすノート活用アイデア
バレットジャーナルでタスクを管理
箇条書きでタスクや予定を書き出す「バレットジャーナル」を実践してみてほしい。記号(KEY)で分類するのが特徴だ。「・」はタスク、「-」メモ書き、「※」が重要など、事前に決めた記号を箇条書きの頭につけよう。
料理専用のノートで食生活を充実させる
献立や作ってみたいレシピをまとめるノート術だ。1週間の献立と必要な食材を書き出しておけば考える手間を軽減でき、無駄な買い物をする心配もない。ストックしてある食材や、栄養に関する知識を書いておくのもおすすめだ。
結論
ノート術を実践すれば、作業の効率化やスキルアップにつながる。仕事や勉強、家事などさまざまな用途で役立つだろう。見た目にこだわらない、ぎっしり書きすぎないなど、まずはコツをチェックしてほしい。ノート術にはいろいろな方法があるので、目的や自分に適した方法を見つけよう。