目次
- ソイワックス(フレーク)
- 空き瓶や缶などの容器
- キャンドルの芯
- エッセンシャルオイル(お好みのもの)
- 割り箸または洗濯バサミ
- 耐熱ガラスのカップまたはボウル
- 耐熱ガラスのカップまたはボウルにソイワックスを入れる
- 電子レンジで加熱して完全に溶かす
- エッセンシャルオイルで香りをつける
- キャンドルの芯を容器の中心に置いて、溶かしたソイワックスをゆっくり注ぐ
- 割り箸や洗濯バサミでキャンドルの芯を中心に固定する
- 数時間~1日ほど置いて固める
- キャンドルの芯の長さをハサミで切るなどして調節する
1. ソイキャンドルとは?

ソイキャンドルとは、その名のとおり大豆からできたワックス(植物油脂)を原料として作られるキャンドルである。一般的なキャンドルに使用される、石油由来のパラフィンと比較すると、ソイキャンドルは融点が低い。火を灯すとキャンドル全体が溶け、燃えている時間も長いのが特徴だ。また、植物性のソイキャンドルは煙やススが出にくいという魅力がある。
2. ソイキャンドルの効果

ソイキャンドルには、パラフィンワックスを使用した一般的なキャンドルとは異なった、植物性ならではの魅力ともいえる効果がある。
空気の浄化
ソイキャンドルには、空気を浄化する効果が期待できる。香りを楽しみながら、ソイキャンドルを灯した後には空気がキレイになっているのを実感できるだろう。
リラックス効果
空気を浄化する作用があるソイキャンドルには、リラックス効果が期待できる。融点が45度と低く、炎の温度も上がりすぎないため灯がやさしい。さらにゆっくりと燃焼するため、長く楽しめるのである。
保湿効果
ソイキャンドルは、別名マッサージキャンドルと呼ばれることもある。マッサージなどの目的で肌に塗ることができ、お気に入りの香りを楽しめるうえ、保湿効果も感じられるのだ。
3. ソイキャンドルの作り方

ソイキャンドルは市販のものを購入する以外に、自分で作ることも可能である。ここでは、ソイキャンドルの作り方や必要な材料を紹介しよう。
必要な材料
ソイキャンドルを作りたいときは、上記の材料をそろえよう。
作り方の手順
4. ソイキャンドルの使い方

最後にソイキャンドルの使い方や、使用上の注意点を解説する。とくに注意点は、使用前に確認しておくのが望ましい。
火の付け方や消し方
先端だけに点火すると芯が焦げるおそれがあるため、芯の根本に点火しよう。消すときは、ピンセットまたは竹串などを使用し、芯を溶けたソイキャンドルのロウに倒して消火するとよい。その後、芯はもとの真っ直ぐな状態に戻しておこう。
使い方の注意点
ソイキャンドルは点火後、キャンドルの芯がソイワックスを吸い上げることで火が灯る仕組みだ。そのため短時間の使用を繰り返すと、芯のみが燃えてロウだけが残ってしまう。また、炎の大きさは芯の長さが関係している。炎が大きすぎるときは、芯を3~5mm程度にカットするとよい。
結論
ソイキャンドルは、大豆からできているワックスを使用して作られるキャンドルだ。パラフィンワックスを使用した一般的なキャンドルとは異なり、煙やススが出にくい。さらに空気を浄化する効果やリラックス効果、肌に塗って保湿する効果も期待できる。インテリアとしてはもちろん、リラックスアイテムとしても活躍してくれるだろう。作り方も簡単なため、ぜひこの機会に挑戦してほしい。