目次
- 1. シーグラス(Sea Glass)とは?
- 2. シーグラスを拾える場所と探し方
- 3. シーグラスを使ったアート作品とは?
- 4. シーグラスを使った簡単な工作
- 5. 海からの贈り物「シーグラス」をぜひ探してみよう
- 空のペットボトルの底から約8cmくらいのところで切る。
- ペットボトルの底をクッキングシートで包む。
- 側面もクッキングシートで包む。
- 側面のつなぎ目は、セロテープで留める。このときセロテープが表面にはみ出さないように注意しよう。後で使うグルーガンの熱でくってしまうのを防ぐためだ。
- ペットボトルの底面を上にして、下からシーグラスをグルーガンで貼っていく。シーグラスとシーグラスのスキマにもグルーガンをつけて埋めていこう。
- 側面すてにシーグラスを貼ったら、最後に底の方にもシーブラスを貼る。
- グルーガンが固るまで放置し、完全に固まったら、クッキングシートを巻いたペットボトルの型をゆっくりと引き抜く。
- LEDライトにかぶせたら完成だ。
1. シーグラス(Sea Glass)とは?

シーグラスとは、割れたガラスの破片などが、海の波にもまれて角が丸くなったものだ。同じ発音でシーグラス(Sea Grass)があるが、こちらは天然水草のことなので区別して覚えておこう。
別名「ビーチグラス」とも呼ばれるガラス片
シーグラスは「海の宝石」「海からの贈り物」「ビーチグラス」などと呼ばれているガラス片だ。ガラス瓶などが砕け、長い年月をかけて海底で波にもまれて漂着しているため、角が丸くなって、表面は曇りガラスのようになっている。
長い年月をかけて自然が作り出した造形美は、まるで宝石のように悠久の時を語りかけてくるような魅力があるといえるだろう。
さまざまな色のシーグラスがある
もともとガラス瓶などが原料となっているシーグラスだ。その色は、ガラス瓶によってさまざまな色になって漂着する。一般的に多いのが、飲み物の瓶に使われているグリーン、茶、白などで、比較的見つけやすい色だ。
赤や黄色や紫といったシーグラスはレアなカラーに属する。そのなかでもとくに希少価値が高いのが黒で、収集家たちにとっては喉から手が出るほどのものであるとされている。
シーグラスには「天然」と「人工」がある
人気のあるシーグラスは、人工的にガラスを削って作るものもある。お土産として売られているものは、ほとんどが人工シーグラスといっていいだろう。また、アクセサリーやインテリアで使用されているシーグラスも人工のものが多い。
見た目にはその違いは判らないが、顕微鏡などで見るとその違いは歴然としている。表面がキレイに削られているのが人工のシーグラスだ。
2. シーグラスを拾える場所と探し方

天然のシーグラスは、場所のポイントを知らないとなかなか探すのは難しい。シーグラスを見つけやすいポイントをいくつか紹介しよう。
小石や砂利が多い浜
キレイな砂浜よりも、小石や砂利が多い浜の方が、シーグラスが漂着している可能性が高くなる。小石が多く転がっている場所では、漂流物も多いため、シーグラスも一緒に浜に打ち上げられている可能性が高いのだ。
漂流物や海藻がある浜
波打ち際に打ち上げられた漂流物や海藻の中にシーグラスが紛れていることも多い。くぼんだ地形の海岸や川が流れ込んでいる海岸付近には漂流物が多いので、絶好のポジションといえる。
干潮の少し前に行くと見つかりやすい
波に漂いながら浜辺に漂着するシーグラスは、満潮時には見つけにくい。できるだけ干潮時よりやや前を狙って探してみよう。だいたい干潮時の1~2時間前に探すのがおすすめだ。
3. シーグラスを使ったアート作品とは?

シーグラスには、色とりどりのカラーがあり、形もどれひとつとして同じものはない。シーグラスを使ったアート作品を楽しもう。
アクセサリーやインテリア雑貨など
シーグラスを使ったアート作品の中で人気なのがアクセサリーだ。天然のシーグラスで作ったアクセサリーは、それだけで1点もの。世界でたったひとつしかないものだから、愛着もひとしおだ。アクセサリーの中でも、チョーカーやネックレス、またピアスも人気がある。
シーグラスを使った雑貨もステキだ。写真立てに拾ってきたシーグラスを付けて、オリジナルの写真立てにしてもいい。ぜひ、思い出の写真を飾ろう。ほかにも、いろいろなアイテムにシーグラスをデコレーションして、大海原を旅してきた時間に思いをはせてみてほしい。
4. シーグラスを使った簡単な工作

海岸でシーグラスが拾えたら、さっそくシーグラスを使った工作をやってみてほしい。思い出に残るアイテムとなるだろう。
ランプシェードの作り方
<用意するもの>
350mlの空のペットボトル1本
クッキングシート
LEDライト
シーグラス
カッター
ハサミ
グルーガン
セロテープ
セロテープ
<作り方>
5. 海からの贈り物「シーグラス」をぜひ探してみよう

海はさまざまな恵みを私たちにもたらしてくれる。シーグラスもそのひとつで、自然が作り出した造形美といえる。家族で海に出かけたら、子どもと一緒にシーグラス探しをしてみたらどうだろう。子どもの目線の方がシーグラスは見つかりやすいかもしれない。夏休みの思い出を残すためにも、子どもと一緒にシーグラスで工作してみてほしい。
結論
シーグラスは、ガラス瓶などの破片が海で長い時間漂ってできた造形物だ。さまざまな色があり、とくに黒は希少価値が高い。シーグラスを見つけるには、砂浜よりも小石や砂利、漂着物が多い浜辺で探すといいだろう。アクセサリーや雑貨にアレンジすると楽しみ方も広がるので、ぜひチャレンジしてほしい。