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引っ越しに使うトラック

引っ越しに使うトラックの大きさの目安は?レンタルのほうが安い?

投稿者:ライター 吉田梨紗 (よしだりさ)

鉛筆アイコン 2022年5月23日

引っ越しに使うトラックの大きさは、荷物の量によって異なる。小さすぎると荷物が詰めず、大きすぎると無駄な費用がかかるので、目安をチェックしておこう。この記事では、引っ越しの荷物量別に適したトラックの大きさを紹介する。引っ越し業者やレンタルの料金や注意点とあわせて解説しよう。

  

1. 引っ越しに使うトラックの大きさ

引っ越し
まずはトラックの大きさ別に、詰める荷物量の目安をまとめた。引っ越しするときの基礎知識としてチェックしておこう。

軽トラック

軽トラックは、一人暮らしで荷物が少ない方の引っ越しに適している。荷台は約1畳半くらいあり、対応する部屋の広さは狭いワンルームや1Kだ。2ドア冷蔵庫や洗濯機、32型テレビ、テーブル、テレビ台といった家具が積める。ダンボールの数は10個くらいだが、そのほかに積み込める家具や家電の数は1~3つほどだ。

2トントラック

2トントラックはショートとロングの2種類ある。約3.5畳分のショートは、荷物が多い一人暮らしや二人暮らしに向いている。部屋の広さは6~8畳のワンルームや1R、1Kが目安だ。ダンボールなら20~30個ほどで、ほかに2ドア冷蔵庫や40型テレビ、全自動洗濯機、タンス、食器棚、テーブルなど、基本的な家電や家具が積み込める。
また、ロングの2トントラックは二人暮らしの引っ越しにおすすめだ。約5畳の広さがあり、8畳以上の1Kや1LDK、2DKの荷物を積み込める。ダンボールの数は20~30個くらいが目安。Wベッドや42型テレビ、3人掛けソファ、本棚など、やや大きめの家具に対応できるのが魅力だ。

3トントラック

荷物が多い二人暮らしや、夫婦と小さなお子さん1~2人のご家庭に向いている。広さは約6.5畳ほどあり、対応する部屋は1LDKや2DK、2LDK、3DKだ。ダンボールの数は35~45個で、ほかに5ドア冷蔵庫や50型テレビ、Wベッドや4段チェストなど、大型の家電や家具が多い引っ越しにも対応できる。

4トントラック

3~4人暮らしの引っ越しに適したサイズだ。約8畳の広さがあり、2LDKや3K、4LDKの荷物を積み込める。ダンボールの数は40~50個で、大きめの家具や家電一式に対応。5ドア冷蔵庫や全自動ドラム洗濯機、60型テレビや4人掛けダイニングテーブル、コーナーソファ一、大型食器棚などもOKだ。

2. 引っ越しのトラックにかかる料金

引っ越しのトラックにかかる料金
次に、トラックのサイズ別に料金を紹介する。引っ越しにかかる費用を計算するときの参考にしてほしい。

引っ越し業者の場合

  • 軽トラック:15,000円~(作業員1名)
  • 2トンショートトラック:20,000円~(作業員1~2名)
  • 2トンロングトラック:35,000円~(作業員2人~3人)
  • 3トントラック:45,000円~(作業員2~3人)
  • 4トントラック:54,000円~(作業員3~4人)
上記の料金はあくまで目安だ。作業員の人数や旧居から新居までの距離、作業時間、階数、荷物のサイズによって左右される。詳しい料金は見積もりで確認してほしい。

レンタルの場合

  • 軽トラック:5,000~9,000円
  • 1tバン:5,000~15,000円
  • 2トンショートトラック:7,000~15,000円(5トン限定準中型免許以上)
  • 2トンロングトラック:15,000~25,000円(準中型免許以上)
免許の取得時期によっても異なるが、2トントラック以上だと普通自動車免許では運転できない。また、レンタル時間が長いと料金が高くなるので、引っ越しにかかる時間を想定しておくことが大事だ。

3. 引っ越しでトラックを使う際の注意点

引っ越し
トラックをレンタルして引っ越しをする場合の、注意点を確認しておこう。あらかじめ確認しておけば、トラブルを防ぐことにつながる。

サイズ以外にも重量も気にする

トラックで積める重量には限りがある。たとえば2トントラックは2トンまでが限度だ。荷物の量が少なくても、重さがオーバーすることがある。本は見た目よりも重量があるので注意が必要だ。事前に引っ越しの荷物の重量と、トラックの最大積載量を確認しておこう。

トラックが通れるかを確認しておく

大きなトラックだと幅が狭い道は通れない。小さなトラックを複数台用意する必要があるので、道幅をチェックしておこう。十分な駐車スペースがあるかも事前に調べておくといい。その他に進入禁止や一方通行、通学路などの標識がないか、引っ越しの前にチェックしておくと安心だ。

普通車との運転の違いに注意

トラックは普通車と比較して内輪差が3~4倍あるため、同じ感覚で運転すると曲がりきれない。ほかにも、重量があるのでブレーキが効きにくい、スピードが遅く感じるなどの違いがある。車間距離を十分にとる、スピードメーターを定期的に確認するといった対策をしよう。

結論

引っ越しをする場合は、適したサイズのトラックを用意する必要がある。業者に依頼する場合は自分で選ぶ必要はないが、レンタルするなら積める荷物の目安をチェックしておこう。サイズ別に積める荷物量と料金の目安をまとめたので、ぜひ参考にしてほしい。引っ越しのトラブルを防ぐための注意点も、あわせて確認しておくと安心だ。
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  • 更新日:

    2022年5月23日

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