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引っ越しで食器を梱包する

引っ越しの際の食器の梱包方法 | 割れない包み方や詰め方を解説

投稿者:ライター 吉田梨紗 (よしだりさ)

鉛筆アイコン 2022年5月30日

引っ越しをするときは、食器が割れないように梱包する必要がある。食器の種類によって適した包み方は異なるので、正しい方法を確認しておこう。この記事では、引っ越しでの食器の包み方を種類別にまとめた。必要なものや注意点についても解説するので、ぜひ参考にしてほしい。

  

1. 引っ越しで食器を梱包する際に必要なもの

引っ越しで食器を梱包する
食器の梱包に必要なものをまとめた。引っ越しの前にあらかじめ用意してこう。

ダンボール

梱包した食器を入れるためにはダンボールが必要だ。引っ越しの業者でもらえるほかには、ホームセンターや通販サイトで購入できる。店舗にある無料の使用済みダンボールは強度が弱く、さらに衛生面が心配なので避けたほうがいい。

ガムテープ

食器に巻いた新聞紙を固定したり、ダンボールに封をしたりするためのアイテムだ。紙テープよりも、油性ペンで文字が書ける布テープのほうが使いやすい。割れ物が入っていると一目でわかるよう、赤色のガムテープと使い分けてもいいだろう。

油性ペン

ダンボールの中身を記載するために使用する。水性ペンは水に濡れるとにじむので、油性ペンを用意しておくと安心だ。黒と赤の2色を用意しておくのがポイント。食器などの割れ物には赤を使用するとわかりやすい。

新聞紙

新聞紙は食器が割れないよう包むために必要だ。引っ越しでは一つずつ梱包することになるため、見開きの真ん中からカットしたものを多めに用意しておくといい。新聞紙をとってない場合はネット通販などで購入が可能だ。

新聞紙がない場合は?

新聞紙がない場合は、キッチンペーパーを活用するといい。衛生的に使用できるので、引っ越し先で洗わずそのまま食器棚に収納できるだろう。扱いやすい食器用緩衝シートや、安価で購入できる紙緩衝材を使用するのもおすすめだ。
タオルも新聞紙の代わりに使用できるが、サイズの調整が難しくかさばりやすい。新聞紙や緩衝材と組み合わせて使用するといいだろう。ダンボールの底に敷いたり隙間に詰めたりすれば、食器が割れにくい。

2. 引っ越しの際の食器の詰め方

引っ越しで食器を梱包する
ここでは、引っ越しのときの食器の包み方と詰め方を紹介しよう。お皿とコップ、調味料の瓶、包丁に分けて解説する。

お皿の梱包方法

  • 新聞紙の真ん中にお皿を置く
  • 四隅を真ん中に向かって折りたたむ
  • 開かないようにガムテープで固定する
  • ダンボールに立てて並べる
深皿や小皿、どんぶり、小鉢などの食器も同じ包み方でOKだ。重ねて包むと割れやすいので、半分にした新聞紙で1枚ずつ梱包しよう。お皿は上からの圧力に弱いため、必ず立ててダンボールに入れてほしい。

コップの梱包方法

  • コップ全体に新聞紙を巻きつける
  • 飲み口の中に新聞紙を入れ込む
  • ダンボールにコップを立てて並べる
ワイングラスの場合は、脚(ステム)に細く折りたたんだ新聞紙を巻きつけてから全体をつつむ。中には丸めた新聞紙を入れておくと安心だ。また、マグカップも同様に、持ち手に新聞紙を巻きつけて保護しよう。

調味料入りの瓶の梱包方法

  • 新聞紙の上に瓶を少し斜めに置く
  • 新聞紙を全体にまきつけて底と口の部分を折りたたむ
  • ビニール袋に入れてダンボールに立てて並べる
梱包したあとビニール袋に入れておけば、引っ越しの最中に調味料が漏れても安心だ。なお、プラスチックなど割れる心配がない材質なら、新聞紙やビニール袋で梱包する必要はない。

包丁の梱包方法

  • 新聞紙の半分くらいまで刃の部分に巻きつける
  • 刃先の部分を折りたたむ
  • 包丁を少し斜めにして最後まで巻きつける
  • 新聞紙の端と柄の部分をガムテープで固定する
  • 開けたときすぐ出せるように荷物の上に乗せる
包丁とわかるように柄の部分を出して、刃は破れないよう厚めに梱包するといい。刃物が入っているとわかるように、ダンボールに記載しておくと安心だ。

3. 引っ越しで食器を箱詰めする際の注意点

割れ物注意
次に、食器を梱包するときの注意点を解説する。引っ越しでのトラブルを避けるために、事前にチェックしておこう。

小さいダンボールを用意する

食器は重さがあるため、大きなダンボールに箱詰めすると運ぶのが難しい。さらに食器の重さで底が抜ける可能性があるので注意しよう。未使用の小さなダンボールを複数用意して、分けて箱詰めするのがポイントだ。

緩衝材を詰める

ダンボールの中に隙間があると、引っ越しの最中に食器が動いてしまう。食器の間に緩衝材や新聞紙、タオルなどをしっかりと詰め込んでおこう。ダンボールをゆらしたとき、カタカタという音がしなくなるくらいを目安にしてほしい。

ダンボールに「割れ物注意」を書く

ダンボールに「割れ物注意」と書いておけば、引っ越し業者やお手伝いの方が丁寧に扱ってくれる。食器が入っていると一目でわかるように、フタの部分に大きく記入しよう。貼るだけでいい「割れ物シール」を使用してもいい。

4. 引っ越し業者の梱包材がおすすめ

食器
ダンボールや新聞紙で一つずつ食器を梱包するのは面倒だ。引っ越し業者では、それぞれ専用の梱包資材が用意されている。荷造りや荷解きが簡単にでき、さらに割れる心配が少ないのが魅力だ。ただし、かかる料金やレンタルできる数は引っ越し業者によって異なるので、早めに相談しておこう。

結論

食器は割れやすいので、引っ越しのときは正しい方法で梱包したい。まずはダンボールや新聞紙など必要なものを用意しよう。お皿とコップ、調味料の瓶、包丁など、種類別に正しい包み方をチェックしてほしい。小さいダンボールを使う、緩衝材を詰めるなど、注意点をあわせて確認しておくと安心だ。より手軽に梱包したいなら、引っ越し業者の梱包材のレンタルを検討しよう。
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  • 更新日:

    2022年5月30日

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