目次
1. 服の数は平均どれくらい?

服は、知らず知らずのうちに増えてしまうもの。季節ごとに買い足していく一方で、サイズが合わなくなったものも「ダイエットをがんばって着られるかもしれない」と手放せず、自分の服の数を把握していない方も多いだろう。一般的にはどれくらいの数の服を持っているのだろう。
女性の平均は200着だといわれている。男性の場合は、スーツや作業服といったように仕事で服が決まっていることもあるため、それよりもかなり少ない傾向にある。
服の数は一概に何枚が適量とはいえず、生活スタイルによって人それぞれ違ってくる。
2. 服の数の理想的な適正量の決め方

服の数の適正量は、どのように決めたらいいのだろう。適正量を知ればクローゼットが服であふれるということもなくなるだろう。また、服を買いすぎるのを防げる。
現在の服の数を把握する
まずは、今現在の服の数を把握することから始めよう。意外と自分が所有している服の数を把握しているという方は少ないものだ。すべての服を出し、ひとつひとつ手に取って、服と向き合うことが大切だ。
種類ごとの数を把握する
次にやることは、種類ごとの数を把握することだ。「トップス」「パンツ」「スカート」「ジャケット」「コート」などに分類して、どの種類を何枚もっているのかをリスト化しておくことをおすすめする。客観的に捉えることにより、服の適正量を把握しやすくなる。
必要な服の数を考える
自分で作ったリストをみれば、普段よく着ている服の数とほとんど着ていない服の数が一目瞭然となる。どの種類の服を何着持っていれば足りるのかを考えてみよう。適正量を頭に入れておくと買いすぎを防ぐことができる。
3. 服の数を減らす方法

服の適正量がわかったら、今度はそれに合わせて実際の服の数を減らしていこう。つまり断捨離だ。しかし、この断捨離が結構むずかしい。断捨離がスムーズにできる方法を紹介しよう。
アプリを活用する
手持ちの服の数を把握するためにスマホのアプリを使う方法だ。クローゼット管理アプリは「XZ」や「JUSCLO(ジャスクロ)」などが人気だ。
手持ちの服をすべて写真撮影し、データ化することで、服の枚数、色別のデータをチェックすることができる。「トップスに比べてボトムが少ないかも」「黒系が多過ぎるようだ」など、客観的に自分の服の傾向などを把握しやすい。季節を入力すれば、そのときに最も合っている服のデータもセレクトしてくれる。
ハンガーの数を減らす
クローゼットに、かけた服がギュウギュウに詰め込まれているという方も多いのではないだろうか。クローゼットに収まる適正な服の数というのは、どのように把握すればいいのだろう。
まずクローゼットのポールの長さを確認しよう。ポールの長さに見合った数のハンガーをかけると、適正な服の数となる。
ではポールの長さに見合ったハンガーの数とは、どのように算出すればよいのだろうのか。
ハンガー同士は、最低でも3㎝以上の間隔があることが好ましいとされている。さらに収納量は、ゆとりがあると服同士が擦れ合わないので、8割程度にするのが望ましい。
つまり「ポールの長さ÷3×0.8」が、使用するのに無理のないハンガーの数ということになる。たとえば、1mのポールの長さにかけられる最大のハンガーの量は「100÷3×0.8=26本」と考えられる。
ハンガーの数を適切な量まで減らすことで、服と服の間隔にゆとりが生まれ、見栄えもよくなり、出し入れもしやすくなる。
4. 不要になった洋服の処分方法

服の数を適正量に収めようとすると、どうしても処分する服の数も増えてくる。なかには、ほとんど着ていなかった服やブランド物の服もあるだろう。このように捨ててしまうのにはもったいないという服の処分には、リサイクルショップやフリマを利用してはいかがだろう。
フリマのアプリを使えば、家にいながら出品することができる。要らない服を処分してクローゼットがスッキリするだけでなく、必要な誰かに再び着てもらえ、さらに臨時収入になるなど、いいことづくめだ。
結論
服の数は女性で平均200着程度、男性はそれより少なめだが、収納に悩んでいる方も多いだろう。服の適正数を知るためには、まず現在の数を正確に把握し、種類別にリストアップするとよい。その上で必要な服の数を考えよう。クローゼットアプリなどを使うと管理しやすい。不要になった服は、状態が良ければゴミとして捨ててしまうのではなく、フリマやリサイクルショップに出品しよう。